本: 2008年2月アーカイブ

さて、2日遅れでyomyomを手に入れ、無事十二国記の最新作を読みました。

・・・期待し過ぎました。短編なんだからもうちょっと落ち着いて内容を判断しようよ。と、別視点の私が言っております。

そもそも彼の小説で、短編においてメインストーリーが進行したことはかつて一度もありませんでした。
そして、今回の新作は短編です。よって、普通に考えればメインストーリーが進行する可能性はほぼ皆無でありながら、勝手に盛り上がって過剰なまでに期待していた私は見事に自爆となった次第であります。救いがあるのは、いつもと勝手が違うものの短編そのものがつまらないわけではなかったこと。それに尽きることでしょう。

というわけで、私は十二国記の「長編」を首を長くして待っております。もっとも、短編だからといってスルーする気は微塵もありませんが。

さて、こうなると怒りの矛先は森岡浩之あたりに注がれる予感がします。ラクファカール急襲の報からはや4年。そろそろ続きがでても良い頃です。

今日は待ちに待ったYomYomの発売日!
書店の開く10時ちょっと前に外出をでっちあげて開店ダッシュで買いに行ったのですが・・・
書店にならんでいたのはvol.6 07/12月号。怪訝な視線でこちらを伺っていた店員さんに今日発売のyomyomはどこにあるか尋ねたところ、2/29に入ってきますよ~、と笑顔で返されてしまいました。立て続けに書店を4件ハシゴしたものの、どこも同じ答えが返ってきたので偽りではなさそうです。

月刊マガジンやジャンプスクウェアはちゃんと毎月5日に発売されるのに何故なんだ!
地理上の問題であると解ってはいるものの、私は深く絶望しました。

そしてそこに都内のエーシェント(笑)から届いた一通のメール

件名:らんらんるー
080227.jpg
おのれ東京都民!熊本を愚弄する気か!(してません。むしろしているのは自分です)

というわけで、楽しみにしていた十二国記の書き下ろしはいまだ読めておりません。あと2日間、既に読まれた方におかれましては絶対にネタバレの無きようご配慮をお願いします。

2月末発売のyomyomにて、ついに小野不由美先生の世界で一番おもしろい小説(私的ランキングですが)である十二国記の新作である「丕緒の鳥」が発表されるようです。・・・すでに感無量です。

彼のアナベル・ガトーは「我々は三年待ったのだ!」と言い放ちましたが、十二国記ファンは3年どころか軽く5-6年は待っていたはずです。期待はしていたものの続編が出ることに対してはほとんど期待をしていなかっただけに心の底から喜んでおります。
タイトルと以前からの続きということを鑑みると・・・鳥というのは白雉で、柳の崩壊の話かなぁなどと予想をしてみたりもするのですが、何はともあれ今はただyomyomの発売を待つばかりです。あぁ、でも泰麒のその後も気になり過ぎる・・・ 果たして驍宗はどうしているのでしょう。慶の改革路線の行く末もまだまだ興味が尽きません。

その昔、酒を飲みながら友人と「景麒はダメキリンでファイナルアンサー!」とか「剣士は延王でも、何でもアリなら桓魋の方が強いのではないか?」という仮説について議論するなど、とても思いいれの深い作品です。そして、まだ新作を読んでもいないの次の続編発表はいつになるのかなぁなどと考えてしまう、ファンとはつくづく業の深きものです。

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