2006年10月アーカイブ

自賠責保険切れ

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久々に原付通勤をしていたところ、途中で自賠責保険が切れているのを思い出し急遽手続きに行ってきました。なんでも自賠責切れでつかまった場合、6ポイント確定なので手持ち3ポイントの私は最低でも2ヶ月免停確定コースです。こんなつまらないことで会社をクビになったらさすがに情けないところでした。
会社の近くのバイク屋で手続きをしたのですが、年季の入った愛車Vinoとくらべて最近の原付の多様なこと、おもわずいろいろ見て回ってしまいました。
一番気になったのはYAMAHAのVOXで、原付でありながら驚異的な積載力と4ストロークエンジンによる燃費のよさを兼ねそろえたバイクで、正直なところ買い換えるのも悪くないかもと思ったり思わなかったりです。今のVinoでも積載量や燃費に不満があるわけではないのですが・・・

リトルダンサー

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今週はリトルダンサーを見ました。監督のスティーブン・ダルドリーは舞台監督出身で、この作品が映画初監督だそうです。
内容的には、ごく普通のサクセス+ヒューマンドラマなのですが、主人公のビリーを普通の小僧として描きつつも、バレエに魅せられてゆく様が印象的でした。
舞台は80年代の炭鉱の街でサッチャー政権下でストを敢行している主人公の父親が、みたまんまのイングランド労働者階級、当然男の子がバレエをやるなどもってのほかという考えから徐々に変化してゆく点と、ビリーの兄と父親の関係の変化もこのストーリーの見所でしょう。

特に良かった点として、ビリーがバレエに魅せられてゆく過程で、ガチガチのクラシックバレエをみて感動するのではなく、あくまで現代的なスタンスからダンスの延長としてバレエを志すというところで、このおかげでビリーは天才的な人物というわけではなく、普通の小僧なんだけれども踊りの才能が豊かであるという描き方に合致していることです。そのことで感情の押さえが効かない、緊張してぶっきらぼうになったり、表現が拙かったり覚悟ができなかったりといった幼い部分とマッチして、踊り以外は普通の子供であるという表現をよりリアルにしたのだと思います。

スティーブン・ダルドリー監督の他の作品を検索したら、「めぐりあう時間たち」がありました。二コール・キッドマンがアカデミーを取った作品だそうで前からみてみたいと思っていたのですが、この作品をみてますます観るのが楽しみです。問題は近所のツタヤで見かけた覚えがないことなんですけれども・・・

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九州エリアでは絶望的にサポートが無いTu-kaに見切りをつけて、本日ついにauへ引っ越しました。
tu-kaとauは同じKDDIなので特別に申請しなくても電話番号とメルアドは引き継げるので、さっさと変えてしまえばよかったのですが、今まで待って大正解でした。

MNPのおかげでどこのメーカーも気合の入った新機種を投入している中、私はW42SAを選んだのですが、飾りの少ない実用志向が見て取れるこの機種はまさに私にうってつけです。今までもっていたTK22は小ささだけがウリの機種だったわけですが、W42SAは大きさでほぼ遜色が無く、それでいて基本的な通話やメールのインターフェイスやユーティリティが高性能なところがたまりません。
さっそくMicroSDカードを装着して着メロやらtxtやらをガツガツ投入しているのですが、Lismoでも使わない限りは容量が足りなくなることはなさそうです。私はi-pod派なのでLismoを使う予定はありませので、いざというときはストレージとして使ってしまっても大丈夫でしょう。
不安な点は小さいボディーの割にずっしりと重みがあるので、衝撃、とくに落下にはかなり弱そうな印象を受けました。また、オートフォーカスがついているとはいえ、やっぱりカメラ機能は本格的に使うには辛いレベルです。
とはいえ、本格的に写真を撮るわけでもなし、請求書が2枚になるのが面倒なので11月の1日からauに切り替える予定だったのですが、実機を手にして5分後には早く使いたくて切り替え申請をしてしまったほど気に入りました。少なくとも3年くらいは使う予定ですので、これからマニュアルを読破する勢いで機能をいじり倒してみようと思います。

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だいぶ前の貰い物なのですが、今週末に掃除していたらソファーの下から出てきたので聞いてみました。
松任谷由実のアルバムをまともに聞くのは数年ぶりなのですが・・・なんだか声量というかパワーが落ちたなぁと思ってしまいました。わりとおとなしい曲が多かったのでそういう印象が特に強かったのかもしれませんが、時の流れを感じずにはいられません。
アルバム自体はそんなに悪い印象はありません。しかしながら、解説サイトに夏の海、波をイメージしたとありましたが、どちらかというと感じるのは自分も含めた寄る年波ですw。

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近所の家電屋でマウスを探しに行ったらG7もMX-1000もほとんど値引きされていなかったので、ヤケになって たたかう>アマゾン召還>MX-R とRPGのコマンド入力のようにさっくり注文をしてしまいました。
で・・・それが本日届いたのですが、結論からいうとまぁまぁ使いやすいけど、MX-Rじゃなくてもよかったよね!といった感じです。
MX-Rの予備知識はスタパ斉藤さんのレビューを読んでください

私もスタパさんと同じいわゆる「つまみ持ち」派なので、MX-Rのウリの一つであるドキュメントフリップには親指が届かず、かなりへこみました。今までつかっていたMSのマウスはマウスの両側面にボタンがついていてそれぞれブラウザの「進む」「戻る」を担当していたのですが、MX-Rの右側面にはボタンが無いというのもマイナスポイントです。
マウスそのものはホールド感も高く、追従性も悪くありません。新型のホイールはまぁまぁ使い勝手が良いのですが、従来品でもさほど困っていなかったのでありがたみをほとんど感じません。
じゃぁ何の為に買ったのか・・・ようするにコードレスマウスだったら何でもよかったぽいです。なんだか脱力してしまいました。
ドキュメントフリップのボタン位置が使いやすい場所にあり、かつボタンの機能をいじり倒すことができるのならばそう悪いマウスではないのですが・・・どうやらXMLファイルを直接編集すれば使えないボタンも有効活用できそうなので、評価を下すのはその後にします。
このマウスが5年くらいバリバリ動いてくれるのならば、おそらく納得できる価格で減価償却できることでしょう。

昨日はまたも出張先で缶詰にされていたのですが、21時頃にちょっと時間が空いたのでTVをつけるとちょうど「のだめ」のドラマを放送していたので観てみました。
で・・・けっこうおもしろかったです。
千秋役の玉木宏はアタリだったのではないかと・・・情の薄そうな表情で千秋の再現率が高いです。のだめは・・・あんまりぎゃぼ~って言わないなぁと思いました。もっとぎゃぼ~~~~っと叫んでほしかったのです。変態チックなところはなかなかよく再現できていたとおもうのですが、なんか違和感があります。
他はまぁ、そんなに気にならなかったのですが、シュトレーゼマンは外国人使ったほうがよいかと。清良も設定変えて序盤から出している割にはなんだか冴えない人が演じてるなぁと思いました。峰とモジャモジャはまぁ、あんなものでしょう。
毎週同じ時間にTVを観るのがかったるいのであまりドラマは観ないのですが、これなら次もみてみようかなぁという気になりました。すくなくとも、動物のお医者さんのような悲惨なドラマにならなくてよかったです。

ES

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大尉さんのオススメ映画、ESを観ました。
オールシネマのサイトより抜粋
20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていた。しかし、実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく。

という、観る前からサイコーに面白そうな映画なのですが・・・ネタバレすると興醒めする危険性があるので感想は追記の方で。

Killing me Softly

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またもツタヤにてお目当ての北京ヴァイオリンをみつけることができず、同じチェン・カイコーつながり&ヘザー・グラハムさんが出演しているということで借りてみました。
で、感想なのですが・・・ つまらなかったです。
理解できない女性心理である「ちょ~束縛されたい!(はぁと)」を地で行く浮気性の女が、ワイルドな男に惹かれてホイホイついていったら、ワイルドどころかDVっ気満々で困ったもんだの大問題ってなもんです。見も蓋もないのですが、ラストもたいした結末があったわけでもなく、なんだかなぁです。ヘザー・グラハムさんも若かりし頃の美しさとくらべるといまいちパッとしませんでしたし、有体に言ってハズレでした。むき~

仕事中に近見の高架橋付近を走っていたら、目の前を走っていた車がピザ屋のバイクと衝突しました。
典型的な2輪の左折巻き込み事故だったのですが、私は見てしまいました・・・ピザ屋のバイクが空中で一回転する様を!
たかが時速60km/hとはいえ綺麗にヒットするとああも見事にすっ飛ぶのかと思うと、事故の恐ろしさを痛感します。その後ピザ屋はすぐに起き上がったので大事には至らなかった模様ですが、これがもっと軽いバイクだったりスピードが出てたりするとあっさり人命が損なわれまうわけです。
たまにこういう現場に遭遇すると安全運転の意識が高まって自分としては悪くないのですが、くれぐれも当事者にならないよう気をつけねばなりません。

しかしまぁ・・・あの1回転は本当に見事でした。あのままピザ屋が着地を成功させて、そのまま走り去ったらアクション映画そのものだったのですが・・・
先々週は大宰府で一目で廃車確定クラスの事故を見ましたし、その1ヶ月前くらいは同じく近見の高架橋の入り口で中央分離帯につっこんで運転者も重症という事故に遭遇しました。徐々に事故遭遇間隔が狭まっています。おそろしや~

このサイトのやりこみ企画が実にすばらしいものばかりで、ここのところ暇をみて熟読してます。
特にFF5のやりこみがすばらしく、ボス戦ひとつひとつに対する緻密な計画とそれでもうまくいかないことのある実践のバランスが実際にゲームをしていなくても非常に面白いです。
このサイトでも触れていた部分なのですが、FF5のシステムというのは深くやりこむにふさわしいだけの奥行きと広がりがあり、あの頃のスクウェアはすばらしい会社だったなぁといまさらながらに思います。道を間違え始めたのはやっぱりFF8あたりで、極めつけはFFの映画化でしょうけれども(笑)
そういえば、DSで出たFF3も非常に評判が良く、スクウェアも真面目に良いものをつくろうとすればまだまだ地力はあるものだと感心しました。任天堂のDSが売れてる今、提供できるコンテンツが比較的多い(ちょっと考えるだけでもいたストとか不思議なダンジョン系とか)会社なので、古きよき時代のスピリッツを取り戻して、良質のゲームをどんどんだしていってほしいものです。

原因判明

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MTがどうしようもなく調子が悪い原因が判明しました。
原因はロリポップサーバーのDBが徐々に壊れていったことで、ついにはIndexの更新すらできなくなったのも十分に納得できます。というか、金払って維持してるサーバーのDBがそんな簡単に壊れるなよ・・・

で、いろいろ調べた結果、ロリポサーバーのSQLは腐っているから使うのは狂気の沙汰だとの結論に達し、本日からはMT3.3+SQLiteで稼動させることにしました。
SQLで管理できないのはなんだかなぁと思うのですが、そもそも自前の鯖でもない限りDBを直接メンテナンスする機会などまずないわけで、ちょっと面倒だったDB移行もやってしまえば大した手間でもなかったです。
というわけで、今後はコメント投稿すると500Errorとか出ないはずです。あれはホントに参りました・・・
MT3.3もなかなか安定しているようで、結果的にはひと手間かけてよかったかなぁと思います。

ジャーヘッド

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今週は湾岸戦争に行った海兵隊員の映画、ジャーヘッドを観ました。
なんというか、ノリはフルメタルジャケットでドリルインストラクターもハートマンばりの素敵トークを炸裂させ、ベトナムでも湾岸でも変わったのは装備だけのようです。
しかしながら、戦場はベトナムと湾岸では比較にならず、この映画は砂漠に駐屯した海兵隊員がただただ駐屯するだけの毎日に疲れ、そしてなにもしないまま帰ってゆく中で崩れてゆくものをメインに描いています。最強の兵器はM16を持った海兵隊員だ!というお決まりの文句も、さすがに現代戦ではむなしく響くということを誰よりも彼ら自身が感じているという点に哀愁を感じました。

いろいろ興味深い点はありましたが、あんまりオススメ作品ではないです。

MT3.3を導入してみました。
このサイトはSQLで管理しているのでバージョンアップ等はわりと簡単にできましたが、結論から言うともっと調子がわるくなりました(笑)
管理メニューが異常なほど重い&以前のインデックスページのCGI誤動作も解決せず という何の為にやったのかよく解らないくらいです。これだけ重いとエントリーを投稿するのもかったるく感じます。
原因をいろいろ調べてみたのですが、やっぱりインデックスのテンプレートとCSSの出来が悪いというのが私の結論です。自分で編集したのである意味納得ですが、コイツをまた書き直すと思うと・・・正直かなーりうんざりです。しばらくは適当なテンプレートを導入してしまうのが手っ取り早いでしょう。

追記
サーバーのことはあまり考えていなかったのですが、もしかするとロリポサーバーってダメな子なのかな?という可能性も。

自宅が一番

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やっと自宅に帰ってくることができました。
先週の土曜日から今まで自宅に居られた時間は12時間もなかったので、帰ってくると妙に懐かしいというか、巣に帰ってきた喜びを感じます。
でも・・・なんか臭いとおもったら、食べかけで放置しているのを忘れていた焼きそばが凄まじい悪臭を放ってました。ちょっとへこみます。
そして、先ほど帰ってきたときに郵便箱を見て初めて知ったのですが、明日は年に一度の消火設備点検の日で家の中の点検を行うそうです。このニオイは半日じゃぜえええええったいとれないです。点検に来る方が鼻炎であることを祈るしかないでしょう。もっとも、嗅がれても相手が臭いだけで私にはなんの実害もないわけですが。
・・・・・明日は居留守します。

ビジネスホテル

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僻地へ島流されているワタクシですが、宿だけはちょっと良いクラスのビジネスホテルに泊まっています。で、僻地なので割りと早く仕事がおわっても帰ることもできず、普段ならば散歩でもしながらのんびり寝るのが常なのですが、なんと・・・ホテルで有料放送を観てしまいました!!!
ホテルの有料放送といえばアダルトチャンネルてんこもりな訳で、金払ってAV観るなどおよそ普段の行動からは結びつかない行動なのですが、なにせ唯一のアダルトじゃないチャンネルの番組表が「ナイトライダー」「白バイ野郎ジョン&バンチ」「スタートレック」と並んでいたら、そりゃ時間もあるわけで金払ってでも観るわけです。
映画もなかなか良いラインナップで、余暇を十分に楽しむことができました。
余暇が余暇でなくなり、睡眠時間が普段以上にえらいことになってますが、気にするべきところではありません。先週末は映画をみられなかったので、これくらいの贅沢は許容の範囲内でしょう。

サラ・ブライトマン

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メンタルリズムが負の周期に入っている時の気分転換には、落ち着いた音楽を聞いてぼけーっとしてるか、精神状態を気にする余裕もないくらい追い込むのが手っ取り早いリカバリー方法だと思うのですが、音楽療法の方で近頃お世話になってるのがサラ・ブライトマンのアルバムです。
ガチのVo.入りクラシックなのですが、メジャーどころ中心の選曲と高音部分でもヒステリックに聞こえない声質で安定した効果が望めます。この手の用途で最も人気があるのはやっぱりエンヤかなぁと思うのですが、私はどーもしっくりきません。
この人もどちらかといえば過去の人なのですが、ここのところCMソングで何度か聞いた覚えがあります。そういう意味ではエリック・クラプトンあたりと活躍周期が似てるのかなぁと思ったりしますが、なにはともはれ些か古いものでも良いものは良いということでしょう。

壊れ逝くMT

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なんだかこのサイトのCGIがおかしいです。以前からちょこちょことコメント投稿がおかしかったのですが、次にエントリーがインデックスに反映されなくなり、ついには手動でインデックスの書き換えができなくなりました。つまりBlogとしての機能を失ったというわけです。
問題はDBではなく、あくまでCGIぽいのでMTを再構築&インデックスのテンプレを作り直せば高確率で復旧すると思うのですが・・・ MTのテンプレートっていまだに構造が理解できないというのが正直な話です。リファレンスマニュアルでも買おうかなぁと思いつつもすぐにバージョンアップするのでなんとなく無駄っぽいですし、そもそも、あの手の本は誰にでもわかることをダラダラと書いてあるだけで痒いところには手が届いていないものが大半なので、結局は地力でなんとかするしかないのでしょう。
明日からの三連休は修行(笑)のために山篭りするので、しばらくはとても不自由な投稿が続きそうな予感であります。

PSUのキャッチコピーは「いままでのRPGを過去にする」というものでした。ずいぶん大それた物言いだと思ったものですが、記憶に残っていると言うことはまずまず成功の部類と言えるでしょう。
私もPSUを購入してちょこちょこでも遊ぶ予定だったのですが、なんだかPSUよりも過去も過去、これ以上ほど無いほど過去のRPGである「ウィザードリィ I 」のほうがなんだかおもしろいからさあ大変です(笑)
なにせ1日10分遊べばそこそこ満足できてしまうのと、例のアレのおかげで単純なゲームなのにコツコツと遊んでしまうわけで、今も第2層(あえてB2とか言いませんw)へ進出する準備のためゴーストをぼてくりまわす毎日です。
過去に何度か遊んだ記憶はあるのですが、最後までやり遂げたというか1階より下まで降りた記憶がないので全然あそんだうちに入らないのでしょうが、今回は慎重に慎重を重ね、レベル的には第3層まで降りても全く問題無いくらいまで育て上げていますが、まだまだ足りません。というか、あんまり遊ぶ時間がないので20分以上かかるような場所には遠征していないので、必然的にゴースト叩きばかりになってます。Wiz1の目的はラスボスを殺すことではないらしいのでどこまでやるかは不明ですが、一日5~10分のプレイでどこまで進めることやら自分でも楽しみです。
べつにPSUのあてつけでWiz1をやっているわけではないのですが、考えてみるとなんだか酷いことをしているのかもしれないかなぁと思わないでもありません。でも、本質的にPUSもWiz1から極端にかわったところが無いのではないかというのが私の結論です。

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大尉から仕入れたオススメ書籍シリーズ、今回は筒井康隆のパプリカを読みました。
序盤から臨床心理学バリバリな展開で大尉さんのストライクゾーンに直撃するのはこのあたりかなぁと思いながら読みすすめたのですが、序盤から中盤にかけての能勢さんと粉川さんにパプリカが出動するあたりはテンポが良く一気に読み進められました。
な中盤以降は島の優柔不断や乾のステレオタイプなエリート志向、氷室のこれまた典型的なヲタっぷりなど色々なテイストが広がってきたのですが、夢内バトルはイメージしにくいというか何でもアリなのでわけ解からんことになりかけ、ごちゃごちゃしてきたところに終盤からラストにかけてのやや強引なまとめ方が序盤と同じ作品ということに違和感を覚えさせる結果となりました。
おもしろいとは思うのですが、これは短編のパプリカちゃん大活躍で止めちゃったほうが私個人としてはよかったかなぁと思います。研究所内のドロドロとした権力闘争から収束するという流れでストーリーが進んでいたことから、どこかで決着がつかなければいけなかったのは理解できるのですが、もうちょっと血液サラサラだといいなぁというのが正直な感想です。

しかしながら一番強くおもったのは、筒井康隆のファンは作品がたくさん本があっていいなぁということです。

告発の行方

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Pigさんオススメの告発の行方を観ました。
羊たちの沈黙の時とくらべると、ジョディーさんが若いです。まずそれに驚きました。役どころからしてそういう雰囲気を出していたのだと思いますが、同じ人には思えませんでした。
映画を観た感想としては、内容はとりたてて意外なものではなく法廷映画の王道路線でした。アメリカの裁判が陪審員の心証によって勝敗が分かれるという性質上、弁護士も検事も感情に訴える弁論が圧倒的に多く、この映画ではそれがとても顕著に現れていたように思えます。
また、ケンの回想シーンを見る限りでは、アレだけで5年も豚箱に入れられるなど考えるだけで馬鹿馬鹿しく、また犯罪は犯罪として別の視点で考えると被害者本人にも大いに反省すべき点がいくらでもあります。幸せに生きる為には犯罪の被害者にも加害者にもならないことが重要ですが、それを欲するならばっ基本中の基本である「君子危うきに近寄らず」の大原則を厳守することが何より大切だということでしょう。

普段使うプリンタに設定していないネットワークプリンタのドライバが入っているPCが何かしらのネットワークに繋がっているとき、一定時間に一度接続確認のためにパケットを打つという仕様があるのを今日初めて知りました。
客先で使う資料を作っていなかった為、急遽移動しながら作成し、こっそり客先のネットワークにノートPCを接続させネットワークプリンタからじゃんじゃん資料を打ち出して仕事そのものは問題無かったのですが・・・
御察しのとおり、繋がっているネットワークから使っていないネットワークプリンタに対して10分おきにパケットが飛び、そのたびにルーティング>ダイアルアップ>電話代ぎゃぼ~ のコンボが炸裂したわけです。それに気が付いたのは遥か遠くの本社サーバー管理者から警告が来てから。昼間から怪しげだとは思っていたらしいのですが(だったらさっさと連絡しろよ!)、夜中になってもパケットが止まらなかったのでやっとこさ警告発動とあいなったそうです。
私は以前にもネットワークがらみでシャレにならない金額の請求書を作ったことのあるいわば前科持ちなわけですが、今回は金額こそ前回よりはマシ(シャレでは済むかも?!)なので笑ってごまかすつもりです。VPN環境で仕事をされている方々はこれを教訓にネットワークデバイス全般の無断接続はクラッキングと勘違いされるので気をつけたほうが良いでしょう。

ブレードランナー

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Pig氏曰く、「必見過ぎ」という日本語としては正しくないものの、気持ちは伝わる表現で薦めてくれたブレードランナーを観ました。
観終わってからファンサイトなどをみて、ロードショー当時の時代背景や興行の出来などを読んでやっと納得できたのですが、この映画は難解です。ずいぶん古い映画なので現在との倫理観の違いも感じますし、今日までその名を知らしめている理由も作品を観るだけでは理解できません。要するに、観る前に予備知識が必要な作品なのでしょう。
それにしても、リドリー・スコット監督は東洋文化に対してのリスペクトが強いという解説は読んだことがありますが、この作品をみたら誰でもそう思うことでしょう。なんとなくですが、目指していた世界観はカウボーイビバップに近いような印象をもちました。
ブラックホークダウン、ハンニバルとリドリー・スコット監督つながり(BHDは偶然ですが)ということで観ましたが、残酷なシーンにこだわりがある監督のようです。とりあえずグラディエーターはそのうち観てみる予定ですが、近所のツタヤにはビデオ版しかないので他の店舗をあたってみます。

このアーカイブについて

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