本: 2006年12月アーカイブ

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惰性になりつつありますが、マリ見て最新刊を読みました。クリスクロスという名前だったので・・・思わず沢村vs間柴の1Rを思い出しました。あの試合はクリーンファイトのまま続いてほしかったです。沢村vs千堂とか観て見たかったので、あの結末は納得できないものがありました。 というか、思いっきり脱線してます。

以下ネタバレ
ようやくというか、瞳子問題に決着がついたわけですが、決着がついたところで終わってしまったので、あとがきにあるとおり「おあづけ」というのにふさわしい幕切れでした。いや、もう慣れましたけどね。
大方の予想通りな結果となったわけですが、あれだけ粘った割には動機付けが希薄だったかなぁとおもわないでもありません。あとは・・・チャレンジャーな田沼ちさとに幸運あれと。私はやや白薔薇(というか乃梨子)がイチオシなわけですが、アンチとなるともう確実にBxxch確定の由乃です。生徒会選挙で瞳子に負ければさぞかし面白そうだったわけなのですが、さすがにそういう展開は無く、場を荒らしている割には存在が薄いのでそろそろテコ入れ必死な展開でしょう。

近頃は一般書籍でヒットが続いているので、無理にジュブナイルを読む必要はないのですが、マリ見ても完全に惰性モードにはいってしまったので、きっと最後までついていくことになると思います。私が望むのは冗長な展開の打開と、ここのところやや出番のすくない蔦子さんの演出UPの2点ということで筆を置きます。

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奇襲のように現れたアルスラーン戦記の最新刊、本日まで発売されていること自体、知りませんでした。
この作品、以前というか中学生くらいの時には熱中して読んだものですが、いまとなってはそれほどの熱意をもって読んでいるわけではありません。しかしながら、田中芳樹の作品の中でまともに生存が確認されているのはこの作品くらいなので、その意味で言うのならば貴重な本といえなくもないです。
とりあえず創竜伝とアルスラーンは完結させる意思があるらしいのですが、どちらもだんだんと楽しめなくなってきた自分に対して年月を感じてしまいます。

今回の話もとりたてて面白いわけでもつまわらないわけでもなかったのですが、ダリューンとナルサスあたりは物語の最後の方で死亡しそうな話でした。エラムは最低でも13年くらい長生きするそうです。
いまだ16人目の将軍は現れず、エステルは膝蓋骨をカチ割られ、今回ブイブイ言わせたのはヒルメスくらいでしょうか。
さて、裏表紙の作者コメントでは、次の巻で16翼将がすべて揃うそうです。その後は「殺しの芳樹」の異名を再確認させられそうな展開になることはほぼ既定路線でしょうが、最後まで生き残るのは果たして誰なのか。
あんまり女子供は殺さない人なので、どちらの属性も有しているアルフリードは生き残り確率が高そう。グラーゼも海でやりすごしそうなので生き残り組、なんとなくギーヴも死にそうにない感じですがファランギースはわりとあっさり死にそうです。未亡人はたぶんつくらないということでトゥースは生き残りに一票。キシュワード、イスファーン、ザラーヴァント、ジムザ、ジャスワンド、クバード、メルレイン、あたりが当落線上です。そして殺しの芳樹の前で当落線上ということは大体死ぬということです。なんとなくメルレインはセーフ、イスファーン、ジャスワンド、クバードはアウトな気がしますがこれは単なる直感の域を出ません。
さて、最後に16翼将最後の1名の予想ですが・・・ペットの鷹でFAです。
他に候補はいませんし、ここまで引っ張って新キャラも無いでしょう。もう動物でもいいじゃん・・って気になってます。

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