2012年2月アーカイブ


動物園のボス猿は自分よりも大きい飼育員さんに敵愾心を燃やして攻撃的になることがあるらしい。そしてガラス越しとはいえ・・・ 驚愕の大車輪ドロップキックが炸裂。恐るべしボス猿。


ソードメイデンのジョスディさん他2名がプリキュアの踊りをするMod。しかしよく動く。

SkyrimはModを楽しみにしていたものの、現段階ではなにも導入していない。というか、探して無いというのが正しい表現か。個人的には何度も主張しているコンパニオンを美形にしつつ、ステータスの育成が可能になってくれればと思っているが、それはModというよりもエキスパンションパックにて提供されるべき要素ではなかろうか。

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二代目になってから前より好きになったこの作品、二代目の壱でしっかり掴みが入って、さて弐巻はどうなるかと楽しみにしていたのですが・・・  期待通りの素晴らしい展開でした。
なんというか、二代目は二代目といいつつも班目にスポットライトが当たることが多いのですが、今回も班目押しは元より、波戸の穏やかなのに突き抜けたところやスーの鮮やかかつバイオレンスなつっこみなど、ちょっと変態が入った人たちが堂々とそれらを開放する様(そして独自のこだわりがあったりする)は、実に清々しく感じられます。
また、最後の「描いていいんだ!」には思わず苦笑が漏れるような、前作の終盤からの継続したテーマが下の代にも引き継がれているところもニヤリとさせられ、とても満足度の高い一冊でした。

げんしけんも発刊ペースがかなり遅い部類なのでそれだけが大きな不満ではありますが、このクオリティを継続してくれるならば少々の遅筆も我慢できるというものです。とはいえ本当は、作中の荻上くらいの圧倒的な生産性を発揮してほしいのですけれども。

7SEEDS  19~21巻

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7SEEDSはそこまで期待している作品ではないのですが、なぜかどこのコミック喫茶にも置いてあるので、2-3巻毎にほぼ欠かさず読んでます。パーソナルコンピュータの略を「パソ」というのが物凄く違和感があり、それだけが気になって気になって仕方がなく、せめてパソコン、できればPC、もしくは端末と言って欲しいなぁというのを毎度毎度感じますが、21巻以降はPCが出てこなくなると予想されるので一安心です。
さて、19~21では主人公格の一人である安居の復活篇ともいうべきパートであり、安居が最終テストで受けたPTSDをとりあえず克服して涼とともに夏のBチームを導き始めるあたりまで。
正直なところ作者は安居をどこまで貶めるつもりなのか、さすがにこの扱いはひどすぎると思った矢先の復活劇で読んでいるこちらは大変安心しました。コールドスリープから醒めた後の安居のいじけっぷりには辟易していたのですが、それにしたって性犯罪者になる寸前まで堕落させるのはやり過ぎではと思っていただけに、主人公なのでどこかで復活するのは自明とはいえようやくスカっとした気分です。
行き当たりばったりの夏Bチームに優秀な夏Aチームの安居+涼という流れになるのは安居が追放を食らった後からの既定路線であったものの、戦艦編で復活した安居と態度を軟化させた涼を加えた夏Bがこの先どうなってゆくのか大変楽しみです。
最後にちょろっとだけ、普通だったら溺死確定の花が物語りの構成上当然とはいえ割と良い感じの場所まで漂流して意識をとりもどし、離散していた春チームに合流する?ところで終了。ご都合主義は仕方がないとはいえ"そりゃ無茶な"というのが些か多すぎる7SEEDSですが、それでもついつい読んでしまうのは、巧な心理描写と他に類を見ない極地での群像劇を複数同時進行+クロスオーバーという複雑怪奇な展開をグダグダにならずすっきり作品としてまとめ、スピーディーな爽快感があるからなのでしょう。すくなくともここまで冗長な展開になることは只の一度もありませんでした。
このままどれくらいまで作品が続くのかまるで見当のつかない7SEEDSですが、冒頭でさほど期待して無いと言いつつもかなり期待している作品の一つです。

パチンコは2回、パチスロはいまだ1度もやったことが無い人間がミリオンゴッドの動画を見てここまで後引くとは思いませんでした。
この異様なハイテンションとシンクロ性、思い出したように観たくなる不思議な魅力のある秀作と言えるでしょう。そして草彅氏は優れた俳優でありながら仕事を選ばないところに、僅かではあるものの好感がもてます。

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最近アニメ化されたり、コミック書評で強プッシュされていたりと勢いのある「ちはやふる」ですが、最新の15巻までようやく追いつきました。

相変わらず熱血青春スポコン成分ドカ盛りなのですが、それでいて暑苦しさがあまり無く、清々しい作風のこの作品、今回消化分も十分に面白かったです。1年生が入ってきてすぐのあたりはちょっと停滞したかな?という感じもしましたが、さすがスポコン漫画は大会に入ってから際限なしに熱くなってゆきます。13~15巻あたりの団体戦準決と決勝あたりはスポコンの王道でありながら、最後まで勝ち負けが予測できない(この作品はかなりよく負ける)手に汗握る展開が続き、確かにこれなら万人向けでオススメできるというのも納得です。
特に今回消化した12~15巻は駒野くんと肉まんくんの活躍が光る場面で上手に瑞沢のチームの結束を描いたところが秀逸でした。
メインメンバーが全員2年生なので、このままでゆくとあと1年分、巻数にして10冊ちょっとくらいは続いてくれそうな感じですが、今後もますます楽しませてくれることでしょう。

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ここのところ究極的な出不精で、仕事と生活必需品の買い出し以外にまるで外に出ない生活を続けていましたが、さすがにそろそろコミックの続きを読みに行かないと、すべて最初から読み直すハメになると思い(時間があるならソレはソレでOKなのですけれども)、本日は夜に漫喫行っていろいろ読んできました。で、最初に手に取ったのがヴィンランド・サガの11巻。新作コーナーにあったので、そのまま未読の8から読んでみました。

クヌートが最初に出てきたときとは完全に別人となって久しく経ちますが、いまじゃもう完全に支配者、為政者の立ち振る舞いとなり、身内に一服盛ったり、豪族から金銭を巻き上げたりするのもお手の物といったところでしょうか。一方のトルフィンは農奴の身分からようやく自分を買い上げて自由の身になれそうなのですが、戦士から農民にクラスチェンジしてまだ日も浅く、そしていまだアシェラッドの幻影を夢に見てはうなされるダメっぷり。それにも一区切りつけたような描写もありましたが、次のステージに行くにはまだ助走が足りてない、そんな印象でした。で、最後にトルフィンが農奴として働いている豪族の土地を接収するためにクヌートが押しかけて邂逅があるのかな?というところでおしまい。まだまだ先は長そうな作品です。少なくともプラネテスの5倍くらいは続きそうな印象を受けます。(つまり20巻近くまで続くんじゃない?という予想です)

間違いなく今後も面白いまま推移することうけあいのヴィンランド・サガですが、やはり問題は発刊ペースでしょうか。アフターヌーンは月刊誌だから多少遅いのは目を瞑るとして、それでも他の作品とくらべて、ちーとばかし(いや、かなり)おそいんじゃねーの?と思ってしまいますが、あのクオリティを維持するためには仕方がないのかも知れません。
アシェラッドが退場して今後どうなるか心配していたこの作品ではありますが、今度はクヌートがヘタレ>豪腕王として気骨をみせてくれそうなので一安心です。

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