2011年1月アーカイブ

Cocco  エメラルド

user-pic
0

110130.jpg

昨年の夏にリリースされていたのに、まるで気が付かなくて新年になってから聴き始めたCoccoの一番新しい(といっても半年前)のアルバムです。
前作と前前作のアルバムが個人的にはあまり気に入ってなかったので、正直なところあまり期待していなかったのですが・・・ 今作はアリです!ラプンツェルとかサングローズとか、休止前のテイストが戻ったような作品でした。
ネイチャー志向の神秘的な曲がCoccoの真骨頂だとは思うのですが、それだけでは飽きてしまいます。そのなかでロックあり民謡テイストありのあまり一貫性が無いのがCoccoのアルバムの特徴だと思っているのですが、今作はロックが弱かったもののいろいろアリの良作です。
5年のブランク期間中は勘弁してくれよと思っていたものの、なんだかんだといってCoccoは良いペースでアルバムをリリースしてくれるアーティストであり、今後もまだまだ期待できることと思います。

稲葉浩志 HADOU

user-pic
0

110119.jpg
某氏のBlogで絶賛されていた稲葉浩志の最新アルバム。これも3ヶ月くらいだらだらと聴いて、それでも飽きない素晴らしい一枚でした。
なんというか、いまさら稲葉浩志のアルバムを紹介するのもなぁというくらい、好きな人はそりゃすぐに手に入れて聴いているだろう鉄板アーティストなので何も語ることは無いのですが、成功しているアーティストが作品のクオリティを高めるために潤沢なリソースを注ぎ込んだら、とても良いものができました!という典型的な作品として、私の中では末永く記憶されることになることでしょう。
悲しい野郎を励ましてくれるような稲葉さんのVo.が冴えわたり、どこを取り出してもがっかりな部分が見当たらない、珠玉の作品群でした。
個人的にはあまりB'zをヘヴィーローテさせてないので、なんでいまさら稲葉さん?という気もしますが、歳食って良さがようやく理解できるようになったということでしょう。どのパートを意識しながら聴いても、おもわず唸りたくなるような丁寧な作りであり、またオケにも通じる奥ゆかしさが感じられます。

110118.jpg
Superflyさんは、そこまで評価しているアーティストではなかったのに過去2枚のアルバムはかなりのローテーション頻度を誇る、特別好きでもないのになんだか聴いてしまう、不思議なアーティストでした。きっとMy Best of My Life とか愛を込めて花束をとか、強烈に良い曲があるからかなぁなどと結論づけていたのですが・・・ 昨年の晩秋にこのアルバムをi-podに入れてからはや3ヶ月余り、アルバムの登板回数は30に上り、もはや一週間に2-3回は確実に聴くようになっていたわけで、認めるのは悔しい気持ちが若干あるものの、どうやらSuperflyのファンになってしまったようです。
Liveの音源で十分なほど高い歌唱力と持ち歌の豊富さに魅せつけられ、もう降参です!というのが正直なところで、大黒摩季さん亡き後のパワフルVo.の女性アーティストの座は越智志帆で決まりでしょう。あんなちっこいひょろひょろの娘さんのどこからあんなぱわふりゃボイスが出てくるのか、これはいちどLiveで聴いておかなきゃならないなと思える久々のスマッシュヒットでした。というか、いままでも散々聴いてたのでいまさらヒットもなにも無いだろうとはおもうのですが・・・

また、丁度KOKIAさんのカヴァーアルバムと同時期に聞いていて、双方ともにEalgesのDesperado(私はてっきりカーペンターズの曲だとおもってましたが、元はEaglesでした)が入っていて、同じ曲なのに歌い手が違うだけでここまで受ける印象がちがうのだなぁと感心したものです。あとはストーンズのHonky Tonk Womenも見事なカヴァーでした。もう、本家よりいいんじゃね?と思えるほど強烈な印象の残るカヴァーで、Rock And Roll Hoochie KooとLate For The Skyは元の曲を知らなかったにも関わらず、大変気に入ってます。

・ようつべさんあったRock And Roll Hoochie Koo
http://www.youtube.com/watch?v=52Z8t7fBSnI

いまさらSuperflyをオススメする必要は無いかとおもいますが、このアルバムをカヴァーアルバムだからといって避けている方がいるのならば、それはとてつもなく勿体無い仕儀なので、とりあえず聴いてみることをオススメします、ロックあり、バラードあり、様々な名曲をSuperflyらしく仕上げたこのアルバムは何年先になっても聴きたくなること請け合いの素晴らしい作品でした。

110116.jpg

魔法少女リリカルなのはの存在はずいぶん前から知っていたのですが、これといって興味も沸かず、またたくさんシリーズ作品があるらしいのでスルーしてました。いまさら魔法少女もないだろ(笑)的な感情が全くなかったとは言いませんが、とにかくわざわざ観るほどもないなと思っていました。どうやらそう思っていた人たちは私以外にもたくさんいたらしく、興味がないわけではないけれどもたくさんあるから面倒だな!と思っていた層に朗報であったのが、第1期の総集編?のような構成となっている魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1stで、観た人たちから「なんで人気があるのか、多少は理解できた」との感想が多数上っていたので、それじゃぁ私も・・・と観てみました。

とりあえず、魔法少女と銘打ってあるものの、いわゆる魔法少女ではなく、一部では魔砲少女といわれるのも頷けるほどの砲撃成分たっぷりの作品で、ジャンプコミックスの要素(努力、バトル、恋愛無し)で構成されている熱血アニメでした。たしかにこういうキャラクタ以外は超豪速球でど真ん中を狙ったような作品は、それなりにウケるのも多少は理解できるのですが、やたら人気のあるフェイトというキャラクタの魅力についてはほとんど理解することができませんでした。気の毒な生い立ちで気丈な女の子なのはわかりましたが、総集編ではその魅力が伝わってこないのか、それともフィーバーするのは続編なのか、そのあたりはよくわかりませんが、とりあえずAAに頻繁に登場するなのはとフェイトがどのような人物なのかは把握できたので、視聴目的は達したと言えるでしょう。

すくなくとも視聴中に倍速再生など早送りをしたくなるような場面は一切無く、ほとんど退屈もせず、突込みどころは満載なれど萎えるほど酷くはなく、女の子が主人公の熱血バトル作品をつくったらこうなりました!の典型であり王道というべきストーリーは一見の価値はあるかもしれません。私もやる夫スレなどのAAでなのはシリーズのキャラクタが出てこなかったらおそらく視聴する動機すら見いだせなかったとおもいますが、すくなくとも今は機会があったら続編もみてみようかなと思う程度には面白かったです。もっとも、総集編待ちで本編を視聴する可能性は限りなく低いとはおもいますが。
ということで、各種AAスレでリリカル族が出てきた際にどんなキャラクタか理解できなくて若干さみしい思いをした人は、この機にチェックしてみるのも良いかとおもいます。逆に、なんでフェイトがこんなに人気があるのか理由が知りたいという目的には沿わない作品ではないでしょうか。

110108.jpg
最初にこの製品を見かけたとき、グリコにはポッキーもプリッツもあるのに、いまさらTaPastaなんていう名前を変えただけの製品をリリースしてどーするんだと思ったものです。ところが、なにを思ったか年末に酒のつまみに購入してみたところ、私のいままでの認識が誤っていたことを認めざるを得ませんでした。
つまり、Ta Pastaのバジル&チーズ味はプリッツとはまるで違う、焼きパスタという名前が伊達ではないおつまみ系おやつです。
プリッツよりも固く、細く、カリカリ感があり、味が濃く、香りの良いのが特徴で(そしてプリッツより量が少ないのに高いw)、形状は似ているものの全くべつのものと考えて良いでしょう。個人的にはかなり気に入ったので酒のつまみにちょくちょく購入するのですが、試しに他のフレバーであるTaPastaのイカスミとペペロンチーノも食べてみたところ、どうやらいまのところ確実に美味しいとオススメできるのはバジル&チーズだけでした。ペペロンチーノはなんだかぼんやりした味で、イカスミに関しては食感以外は失格です。
ちょっと高め(とはいえ150円ですが)で量は少なめですが、酒のツマミとしてはかなりハイレベルな逸品なので、全国の酒飲み諸君には安心して薦められます。

110104.jpg
年末年始の休みには実家にも帰らず、巣ごもり(ひきこもり)生活を続けていたのですが、その際になんとなく買ってみたこのカップうどん「がちぶと豚汁うどん」が、カップ麺としては久々にヒットしました。
もともと、年越しそばとして食べるべく緑のタヌキを買うつもりでコンビニに寄ったところ、その日は妙に寒くて温かいものをお腹いっぱい食べたいなぁとの誘惑に取り憑かれ、緑のタヌキを買うという本来の任務を忘れてこちらを購入してしまったのですが、災い転じて福となすというべきかとても美味しかったのです!
もともとカップ麺の中ではラーメンよりうどんが好みなので個人の嗜好の問題といえばそれまでなのですが、豚汁としてもそれなりに美味しく、大雑把な味とはいえ寒い外からバイクで帰ってきた後に食べると美味しさ補正+35%くらいになります。その上値段もわりとリーズナブルなので、スーパーで安売りしてたら買いだめしておきたいなぁと思う反面、こんなものばかり食べてたら体を壊してしまいそうな不健康な味なので、健康志向の方々にはあまりオススメできません。
問題は、12月のはじめごろはどこのコンビニでも買えたのに、最近はあまり見かけなくなったこと。さすがにコンビニで買うと割高なので、できればスーパーの安売りで購入したいところなのですが、コストパフォーマンスを最大限に重視するならばこの製品よりもトップバリューのキツネうどん(たしか90円弱)を強くオススメします。

110103.jpg

アイス好きは夏ではなく、冬こそアイスを食べるという統計結果があります(これは本当)。そして私はアイス好きなので、冬でもせっせとアイスを食べます。夏よりも持ち帰ったときに溶けにくいので、むしろ美味しいアイスは冬食べるものだというイメージすらあります。そしてなにより、美味しいアイスのラインナップは冬にこそ現れるというのが、アイスクリーム業界の常識(一部誇張あり)なのです。
さて、今シーズンの一番のヒットといえばMOWのホワイトチョコ味一択でしょう。もともとチョコレートは黒より白が好きだという個人的な嗜好もありますが、ホワイトチョコは少し食べただけでお腹いっぱいになってしまうのであまり大量に摂取することはありませんが、(大量摂取すると例外なく気分が悪くなる)このMOWホワイトチョコ味は、大量摂取しても気分が悪くならないホワイトチョコであり、ホワイトチョコ特有の風味を維持しながら、アイスならではのさっぱり感もあるという大変優れたプロダクトなアイスクリームです。
MOWの新シリーズは最近ハズレばかりで(いちごはひどかったし、はちみつ味も悪くはないけど特筆すべきほどではなし)、他のシリーズと比べて評価が辛くなってしまうというのを加味しても残念な企画が多かったのですが、このホワイトチョコ味は傑作であるクリームチーズ味に勝とも劣らない威力のあるアイスクリームであると私は評価します。
コンビニにいくとだいたいどこでも売っているという点も好評価で、冬の定番プレミアムチーズバーのように美味しいけれども売ってる店が少ないという事態も少なく、まさに今シーズン殊勲賞たる逸品です。

ちなみに、物珍しさで買ったブラックサンダーアイスモナカは地雷でした。

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

12月の更新がゼロという大穴を開けた私ではありますが、今年は心機一転!マメな更新を・・・ といってもあまり説得力がありませんので、できる範囲で更新してゆこうと思っております。

昨年は4月くらいまでは実に良い年であったのにも関わらずそれ以降完全にダレて、一生のうちでも下から数えて3番目くらいの一年になってしまいましたが、今年はなんとか納得できる生き方をしてみたいという思いが強くあり、そろそろ人生もハーフタイムから後半戦に突入しようという今日この頃を大切に、そして丁寧に過ごしてゆくというのが今年の目標です。

このアーカイブについて

このページには、2011年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ