Superflyさんは、そこまで評価しているアーティストではなかったのに過去2枚のアルバムはかなりのローテーション頻度を誇る、特別好きでもないのになんだか聴いてしまう、不思議なアーティストでした。きっとMy Best of My Life とか愛を込めて花束をとか、強烈に良い曲があるからかなぁなどと結論づけていたのですが・・・ 昨年の晩秋にこのアルバムをi-podに入れてからはや3ヶ月余り、アルバムの登板回数は30に上り、もはや一週間に2-3回は確実に聴くようになっていたわけで、認めるのは悔しい気持ちが若干あるものの、どうやらSuperflyのファンになってしまったようです。
Liveの音源で十分なほど高い歌唱力と持ち歌の豊富さに魅せつけられ、もう降参です!というのが正直なところで、大黒摩季さん亡き後のパワフルVo.の女性アーティストの座は越智志帆で決まりでしょう。あんなちっこいひょろひょろの娘さんのどこからあんなぱわふりゃボイスが出てくるのか、これはいちどLiveで聴いておかなきゃならないなと思える久々のスマッシュヒットでした。というか、いままでも散々聴いてたのでいまさらヒットもなにも無いだろうとはおもうのですが・・・
また、丁度KOKIAさんのカヴァーアルバムと同時期に聞いていて、双方ともにEalgesのDesperado(私はてっきりカーペンターズの曲だとおもってましたが、元はEaglesでした)が入っていて、同じ曲なのに歌い手が違うだけでここまで受ける印象がちがうのだなぁと感心したものです。あとはストーンズのHonky Tonk Womenも見事なカヴァーでした。もう、本家よりいいんじゃね?と思えるほど強烈な印象の残るカヴァーで、Rock And Roll Hoochie KooとLate For The Skyは元の曲を知らなかったにも関わらず、大変気に入ってます。
・ようつべさんあったRock And Roll Hoochie Koo
http://www.youtube.com/watch?v=52Z8t7fBSnI
いまさらSuperflyをオススメする必要は無いかとおもいますが、このアルバムをカヴァーアルバムだからといって避けている方がいるのならば、それはとてつもなく勿体無い仕儀なので、とりあえず聴いてみることをオススメします、ロックあり、バラードあり、様々な名曲をSuperflyらしく仕上げたこのアルバムは何年先になっても聴きたくなること請け合いの素晴らしい作品でした。