2009年8月アーカイブ

男たちの挽歌

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ジョン・ウー監督、主演のチョウ・ユンファの出世作で二丁拳銃をつかうときたら、こらぁ一度は観ておかなきゃとおもいつつ、TutayaDiscasに在庫が無くてしょんぼりしていた香港映画の「男たちの挽歌」。ひょんなことから手に入ったので早速みてみました。

ストーリーはまぁ、在って無いようなモノで、中国マフィアの内部抗争と警察との絡みを描いた作品なのですが・・・ めっちゃ期待してたわりに、チョウ・ユンファが格好良く無くてがっがりでした(笑)
なんというか、イメージとしてはリベリオンみたいに(あるいは張さんみたいに!)スタイリッシュなアクションを期待していたところ、なんか序盤で脚打たれて、その後は片足引き摺りながら戦っているわけで、まぁかっこよくはないよねぇと言ったところです。やっぱり80年代の映画だなぁ、香港映画だなぁ、と言わざるを得ない(実際そうなんだから仕方ないのですが)部分も多く、有り体に言ってしまえば期待を大きく裏切られてあんまり面白くなかったです。
いろいろとダメな部分ばかり論ってしまいましたが、決定的だったのは刑事役のレスリー・チャンのウザさ!これに尽きます。逆に、ガンアクションを除けば、ユンファとホー兄貴はけっこう良かったかもと思える程度の評価はできるので、冷静に考えると私があまりに期待過多であったと言わざるを得ないでしょう。

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私がperfumeを最初に見かけたのはNHKの番組で、当時はまださほど有名ではなかったとおもうのですが、いきなり
「かしゆかです。あ〜ちゃんです。のっちです。3人合わせて Perfume です!」
と、いう彼女ら特有の挨拶から始まり、予備知識のまるでなかった私は本当に( ゜Д゜) ぽかーん状態で、「なんなんだコイツら・・・」としか思っていませんでした。

それからしばらくして有名になってきたころ、取引先や会社の同僚など、実にアラフォー世代から中学生まで幅広くperfumeを聴いていることが判明したので、どれ、私も過去の無礼は水に流して(笑)聴いてみるかねぇと重い腰を上げたのが先週末。そして今週は一週間皆勤でアルバムを聴いてしまいました。勝負でいうと完敗です。
真面目にしっかり腰を据えて聴く音楽ではありませんが、8bit 16bit音で育った世代には新しさと懐かしさの融合した音楽に聞こえるようで、あっさりとi-podの1stローテーション入りしてしまうほどすんなりと受け入れることができ、ああ、やっぱり先入観や偏見は害にしかならないなぁと反省させられます。
強烈に良いわけでも、最新アルバムを発売日に買いたいと思うわけでもないのですが、ランダムチョイスの一角にはアルバム1枚くらい入れておきたいなぁと思えるくらいには良く、TUTAYAでみかけたら新作扱いでも借りてしまうだろうなという程の魅力があります。
そもそもperfumeはテクノポップという位置づけらしいのですが、トランスだと思えば普段から聴いていても何ら不思議のないアーティストなのではないかと、ちょっと負け惜しみを言ってみたりもします。

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オススメされたそばから、Amazonで1円販売されているのを見かけて思わず買ってしまいました。あの商売は送料で稼いでいるとわかっていても、目当ての本が300円そこそこで手に入るなら使わない手はありません。

小説はけっこう厚め x 2とかなりボリュームがあり、これでつまらなかったら涙目だなとおもいつつ読み始めると、けっこーというか、かなりというか、王道SFテイストの中にもどういう形で宇宙人とコンタクトしちゃうの?という疑問から、その後の解読やら実践やら興味は尽きず、結局は睡眠時間を削りまくり3日くらいで読み上げてしまいました。正直なところ宗教がらみのところなどはかなり冗長で読むのが面倒な箇所も何カ所かありましたが、クライマックスが気になって最後まで一気に読むことができたあたりにこの作品の特徴があるように思えます。

で、次に映画版をみてみたわけですが・・・ 一応最後まで観たものの、監督がロバート・ゼメキス、主演がジョディー様じゃなかったら途中で投げてたかもしれません。とにかく、小説以上に展開がダラダラしていて、決してつまらないわけではないのではないのですが、途中何回かウトウトしてしまいました。小説より登場人物を大きく減らして展開を整理した形跡がみられるにもかかわらず、かえってわけわからんというか、このシーンにこんなに手間かけちゃうの?という作品に対する見解の相違を強く感じ、それでもやっぱりそこそこ盛り上がるのはロバート・ゼメキス監督の手腕なのかなぁなどとおもったりおもわなかったりです。
ただし、原作を先によんでしまった後に見る映画は、兎角評価が辛くなりがちなので、その点を考慮すればそんなに悪い作品ではないのかなぁと思わないでもありません。

小説は、SF好きならお薦めできます。映画に関しては小説を読まずに観るならアリなのかな?くらいです。でも、いきなり宇宙人探索の研究をしているという展開に対して、アカデミックな印象より変人チックな感想を抱いてしまうことが予想され、シリアスな展開とのギャップを感じてしまう可能性が考えられなくもないので、判断の難しいところです。

mixiアプリで「こんちは! となりの間取りたち」という、ダラダラと賃貸物件を案内してくれるアプリがあったので、ちろっと使ってみました。
条件を選ぶと、適当に間取り図をピックアップしてくれるそうです。
・場所:静岡市駿河区
・条件:ペット相談

結果・・・ 該当物件はありません

まぁ、1年前に物件探したときから判ってはいたのですけれどもね。なにせ、ア@マンとかエイ@ルとかの物件検索で「ペット応相談」にチェックを入れると結果0件でしたから。

と、ここのところまた更新が滞りがちですが、豚インフルエンザにもならずそこそこ元気にやっております。Amazonさんでがっつり大量の書物を仕入れたので、寸刻を惜しんでもりもり消化している最中です。

震度6弱の地震

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今朝、震度6弱の地震がありました。
今朝、震度6弱の地震があったそうです。

いや、朝5時だし、普通寝てるでしょ・・・ 震度いくつだろうが、起きなかった人をそんな怪訝な目でみるのは止めてください(涙)

というわけで、朝5時くらいに起きた大地震でちょっとだけ目が覚めて、すぐにとまったのですぐ寝直した次第です。朝のニュースと東名高速の不通が無ければ、多分夢の中の出来事で終わっていたことでしょう。無論、私はおかげさまでなにごともありませんでした。

今日仕事で廻った先々で「今日の地震、すごかったですねぇ・・・」という話題を申し合わせたように振られるわけですが(まぁ、当然ですけど)、私はもぉ寝てたというのも気恥ずかしいので感慨深そうな声で「すごかったですねぇ・・・なにか被害とかありませんでしたか?」とかさも当然のように切り返すしかなく、たいしたことでもないのにちょっとだけ凹みました。

そういえば、福岡勤務のときにおきた玄界灘大地震のときも、確か土曜か日曜か、オフの日に昼寝してたらガタガタッときて、すぐとまったからそのまま昼寝してたら、携帯の着信履歴が上司からの安否確認で埋め尽くされていてめっちゃ恐縮したのを思い出しました。
結局のところ、災害の時にはパニックにならないことが一番大切ですね!ってことです。(聞き苦しい言い訳)

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あ・・・ありのまま起こったことを話すぜ!
「日曜日の昼下がりからNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」のDVDを見始めたら、21時になっていた。」
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

と、ポルナレフっぽく解説してみたものの、要するに1話60分のドラマ「ハゲタカ」をあっというまに全6話すべて視聴してしまったわけで、恐ろしい者の片鱗どころか醍醐味を味わってしまいました。
なんつーか、最初から最後までずっと鷲津のターン!って感じで、美味しいところ総取りのビジネスドラマなのに血潮が滾る素晴らしい作品です。なんだか死ななくてもよかった人が死んで残った人が苦しむ展開がちょっとイヤだなぁと思わないでもなかったのですが、それを引き金にして紡がれる動き出したら止まらない怒濤のマネーゲームは背景がドロドロなのに結果的にはスカっとしてしまう不思議なものでした。
特に鷲津がX@△された後からの展開は、涙なしでは語れない熱い仁義の物語であり、妙に凝りまくった報道シーンとあわせて見所満載の6時間、あっというまです。
続編の映画も公開されているとのことなので、DVDでリリースされたら確実に即観ます!というか、ドラマは終わってしまっても、この後の展開がどうなるかめっさ気になります。

その他にも鷲津の参謀が超シヴくてかっこよかったり、ドSスレで有名な栗山千明さんの美しいお姿が拝めたり、DVDーBOXの売れ行きが好調な訳がよくわかりました。
でも!なんといっても鷲津さんの語りに勝る見所はありません!あの、キメ台詞でのパンを変えた連続ショットとかサイコー過ぎます。

正直なところ好みはまぁあるだろうなぁと思う作品ではありますが、プチ個人投資家の私にはめっちゃ楽しめる内容でした。「腐った日本を買い叩く・・・ 買い叩く・・・ 買い叩く・・・」しばらくアタマの中から離れそうにありません(笑)

あぁどうしよう・・・映画みにいっちゃおっかなぁ・・・
こんなもの観ちゃったら辛抱たまらんですよ。

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夏になると購入する飲料の数が冬の倍以上になるのですが、私のファーストチョイスはジャワティストレートのペットボトルです。あれになら150円払っても惜しくないなと思える程ジャワティは美味しいと思います。思いますが・・・
同じジャワティ新製品である「ジャワティ ミント」を購入し試飲してみたところ、ふたくち飲んだだけでギブアップです。
もうね!歯磨きしたあとの口を濯ぐ味。あの味そのまんまの飲み物なんですYO!
そらぁあんた、飲めっていわれたって無理です。
私は飲料に関してかなりのチャレンジャーなので、新しい製品はとりあえず試してみるタチですが、その試みの中でもまずいながらも捨てた記憶はありません。味に関してはかなり寛容であると自負しているわけですが、それでもこの歯磨き粉味は無理です。絶対無理です。毎朝つかっているクリアクリーンの味そのまんまの飲み物なんて飲み込んでいいはずありません!

ジャワティ好きは世の中に割とたくさんいると思いますが、ジャワティのロゴにだまされてはいけません!ジャワティ ミントは超高確率で地雷だと断言します!

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Wiz好きとしてはいつかは読んでみたいと思っていた、私の中では伝説となっている本であるベニー松山の「風よ龍に届いているか」。ひょんなことから手に入ったので早速読んでみました。
この作品はWizの第3作「リルガミンの遺産」をベースにし、前作の「隣り合わせの灰と青春」のキャラクタの生まれ変わりという設定もそのままにうまいことまとめた作品で、前作を読まないと面白さ半減なわけですが・・・ さすが日本最狂Wiz野郎ベニー松山!期待していただけはありました!ツボを押さえた展開と、少なすぎず冗長過ぎず絶妙なボリューム、そして後味すっきりの読み応え。読み手のことを考えた構成はさすがとしかいいようがありません。

そもそも、この手の作品は読み手を選ぶ反面、ターゲットには「こうかばつぐん」になるよう造られていることから、当然ながらターゲットたる私は一撃でガツンとやられてしまったわけで、今すぐにでも旧ゲームボーイを引きずり出してWiz外伝IIをやりたくなってくるからもうダメダメです。先日はWiiもってるならモンハン3やろうぜ!と言われましたが、なんだかああいう採集ゲームは作業のような感覚に苛まれて長持ちしないくせに、Wizだけはなぜだか延々と確率と格闘してもまるで苦にならないから不思議です。(でも、モンハン3は衝動買いの可能性を否定しません)

なんだか訳解らなくなってきましたのですが、
Wiz好きなら「和風Wiz純情派」(無料のweb創作作品) 「隣り合わせの灰と青春」「風よ龍に届いているか」の3作品は読んでおいて損はありません。幸せになれます。読んだあとにまたWizやると、妄想パワーで面白さ4割増しです。

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