2009年12月アーカイブ

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作者が産休に入った以降、完全に発刊スケジュールを見失い、最終刊発売の報を寝耳に水で聞いてからすぐに読もうとおもいつつすでに数ヶ月が経過。なんでこんなに遅くなったかは解りませんが、ようやく完読しました。

素晴らしい物語を完結させるということがどれほど偉大なことか。終わらせ方も、まだ続ける余地はあるけれどもココでいったん終わらせますね!という意図を感じますが、話の流れからここで切るのもアリだなと感じました。もちっと引っ張ってはっきりと解りやすいピリオドを打っても良かったように思えますが、のだめがフランスに戻った後、千秋が覚悟を決めた時点できっと作者は明確な解を示すようなシーンは不要と考えたのだと私は感じました。そして、サブキャラクタを主役にした短編はこれからも描いてゆくらしいのでまだまだ新たな展開を期待できる作品であることから、ぜひ最後になってかわいらしさを爆発させたヤドヴィガの物語や密かにのだめ最萌キャラとされている黒木くんの物語をとても期待しています。
それにしても、最終巻の真一と雅之の邂逅は実に良いシーンでした。雅之がマルレオケを聴きに来たシーンといい、できればここらへんもすこし掘り下げて欲しい部分です。あとはR☆Sオケもフランス編になってからまるで描写が無かったので、これも外伝でフォローしてほしいところ。要するに終わったけれどもまだまだ続編を期待しているということです。
支離滅裂になってしまいましたが、万人に勧められるコミックとしてのだめカンタービレは私の人生コミックリストの上位5傑に入る必読の作品です。

ドゥームズデイ

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楽しみにしていたB級映画、ドゥームズデイがやっとレンタル可能になったので早速観てみました。前田有一さんの超映画批評を引用させてもらうと
>『ドゥームズデイ』は、モヒカン刈りに肩パットをつけてヒャッハー! の世界をあますところなく映像化した痛快アクション劇である。
>ぷんぷんとB級カルトのにおいがするが、製作費は堂々の30億円クラス。ニール・マーシャルという監督は「ディセント」(05年)だの「ドッグ・ソルジャー」(02年)といった、微妙なB級C級娯楽映画が得意な人で、本来1000万円も与えればそれで十分な映画を作る人物。
>そんな男に30億円も与えてしまったからさあ大変。バイクの前に妙にリアルなドクロをつけるわ、ハイテク軍隊の最新装甲車をヒャッハー!な男たちがひっくりかえすわ、バカバカしい事ばかりにエネルギーとお金をつぎ込んだ、強烈な一本が誕生した。

もう、観るしかないじゃないですか!!!(で、観たわけですが)
まずは感想なのですが・・・中だるみなくずううううっとバイオレンスでヒャッハーな作風で、最後まで頭をからっぽにしておバカになって観られます。かなりグロいシーンが多々あり、生首アリ、四肢喪失当たり前、食事前に観ちゃダメよ!な部分は好みの問題とは思いますが、コレがダメだと観るのは辛いというほどではありません。そこまで露骨(ホラー映画とは違い、ソコが前面に打ち出されているわけではないです)な表現ではないので、気持ち悪い部分はさらっとスルーしてしまえばすぐに次のシーンに移ってしまう展開の早さも魅力のひとつと言えるでしょう。そしてまぁ、なによりの見所はリアル北斗の拳+FallOut3(銃火器でモヒカン狩りをするあたりなんてもぉ)な容赦のないバイオレンスっぷり。主人公のローナ・ミトラさん演じる兵隊が特殊部隊の精鋭の割に格闘戦でモヒカンに手こずる様はちょっと残念(もう、フルボッコの兵隊無双にしてほしかった)でしたが、格闘戦自体の出来はそれなりに良いのでマイナスにはなりません。Left4Deadやらデッドラのゾンビが押し寄せてくる表現(それに火器や鈍器で抵抗するのですよ!)に興奮を覚える人ならば、ゾンビとモヒカンレイダーの違いこそありますが、確実に楽しめると断言できます!!
 この作品、目新しい要素はまるでなにもありませんが、B級映画好きにはたまらない表現がぎゅうぎゅう詰めにされており、小難しい映画じゃなくて映画を観てスカッとしたい時に観る作品です。あまり期待しすぎると裏切られるかもしれませんが、所詮B級、でもそこそこ面白い!くらいの評価で観ると、けっこー楽しめるのではないでしょうか。

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いつか借りようと思いながら2年以上放置していたLOVE PSYCHEDELICOのアルバム。これはもう、借りる前から良いアルバムだということは判っていたのでアルバム探しではないものの、しばらくハズレが続いたので思わず召還リストに加えた逸品。LOVE PSYCHEDELICOの音楽は悪く言うとどれも似通っていると言われますが、その分好みであればハズレが無いので安心です。

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石川智晶さんのNewアルバム「誰も教えてくれなかったこと」は、前アルバムが良かったのでレンタル可能になってからすぐに召還リストに突っ込んだものの、最近になって忘れかけてた頃にやっと届いた作品です。全作よりも鬱成分がすくなくなってメジャーコードな曲の割合が若干増えたものの、やっぱり全体的には清々しくも哀愁漂う作風であり、好き嫌いがはっきり分かれそうなところも相変わらずです。が、私は好みであったのであっさり2ndローテーション入りとなりました。

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Angela 「TREASURE BOX」
こちらはLast.fmからオススメアーティストとして紹介されたので借りてみました。特別気に入ったわけではないのですが、エレクトリックサウンドをベースにハイテンポなロックサウンド、バラード、テクノポップスとバラエティに富んだアルバムで、聞いてて飽きず、なんだかんだで2ndローテーションに居座り続けています。他のアルバムも機会があったら聴いてみたいとは思うものの、優先度はやや低めです。

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平原綾香「my Classics!」
平原綾香さんのアルバムは出たら無条件で借りるリスト入りなわけですが、今回のアルバムは・・・ ちょっと好みとズレたというかなんというか・・・ 結論から言うと個人的にはイマイチでした。このアルバムはクラシックの名曲をアレンジして歌詞をつけて平原さんが歌うという試みなのですが、元の曲が好きすぎて「変なアレンジすんなや!」という気分になってしまったのが個人的評価の低さに繋がってしまいました。「Jupiter」は良いアレンジだと思いますし、「ノクターン」「シェヘラザード」あたりも、悪いアレンジでは無いと思います。しかし、「新世界」はダメだった・・・ これが無ければネガティブな評価にはならなかっただろうにと思える程合わなかったです。

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Superfly「Superfly」
今年唯一の当ったアーティストということで借りてみたのですが、期待しすぎていたせいか、あまりガツンとはきませんでした。どちらかというとオススメは新しいアルバムらしいのでもう一枚借りて聞いてみるつもりではありますが、過度な期待は禁物ということで。そう極端に悪くは無いと思うのですが、個人的に合いそうに無いなという印象でした。

他にもRin'とか天野月子さんとかRADWIMPSだとかFictionJunctionYuukaも借りてみましたが、どれも1回聞いて終わりでした。特にRADWIMPSは有線のなんとかアワードをとっていてちょっと期待していたのですが・・・ 「新世代」と銘打たれたアーティストが尽く好みから外れているのは、私が旧世代だということの証左なのでしょうか。なんだか年齢を感じずにはいられない今日この頃です。

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今月は新たなお気に入りアーティスト発掘月間ということで、Last.fmでオススメアーティストを捜し、googleさんでPVを探し、興味が湧いたらTUTAYA Discasで召還するという流れを繰り返しているのですが、その中でここ2週刊くらいローテーションを守り続けているより子さんのアルバム2枚です。
率直なより子さんの感想は「ユルめの倉木麻衣さん!」です。ちょっとヴォイスが似ていて伸びやかな中低音が特に心地よく、聞いていて思わずフガフガと鼻歌を歌いたくなります。
アルバムは4枚でているそうなので、のこり2枚も早速召還リストにいれました。しかし、まだこの2枚で引っ張れそうなのでタスクに空きができるまでは他のアーティスト探しです!

Webニュースで警官に何度もよじのぼるネコの話は読んでいたのですが、まさかこれに動画があるとは知りませんでした。
警官がネコをぞんざいに扱うのも、こういう展開ならまぁアリなのかなと。
しかし、諦めずに頭の上まで上ったネコの誇らしげな尻尾が実に印象的です。

海外ではクロネコは迫害される傾向にあるとのことですが、アメリカは大丈夫なのでしょうか。それにしてもカワイイ・・・

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いままで新型インフルエンザは近い世界の他人事であったのですが、なんと同僚が発病してしまいました。勘弁してくれT=Tというのが正直な感想なのですが、発病した同僚に話しを聞いたところ「弱毒性だから大したことないよ!」とのことでした。実際、熱は38度くらいまでで打ち止めになり、感染を考慮しなくて良いのならば仕事しても問題無い程度の症状らしく、お医者さんも「みんなビビり過ぎ!」と言っていたそうです。
いまだ一度もインフルエンザにかかったことのない、そして滅多に熱を出さないせいかちょっと熱がでるだけでグロッキーになる私としては、なんとか今シーズンも無病息災を続けたいところであり、予防には余念がありません。そんな中、積極的にインフルエンザ対策を進めるため、本日は「Red Bull」にて滋養強壮をしてみました。
なんでもこの「Red Bull」は元々タイで製造された栄養ドリンクをオーストラリア人が世界に売り出したものだそうです。私はRed BullはF-1チームだと思っていたのですが、このドリンクを売りまくった資金でF-1に参戦しているおそるべきドリンクなのです。このRed Bull愛飲者の話によれば、効能は正露丸と互角に戦えるくらい多岐にわたるそうで、当然インフルエンザ対策も含まれているのだとか。1本250円くらい?で、ドリンク剤としては安め、炭酸飲料としては高めですが、もしもこれでインフルエンザ予防ができるなら安い物ということで飲んでみたのですが・・・ ほぼ低炭酸のオロナミンCでした(笑)
あくまで気休めではありますが、効くと思い込むことが幸せになるコツなのだそうです。

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モーニングのサイトでもアナウンスされていたので誤報というわけではなさそうですが、めっちゃ驚いた!
週刊ベースの雑誌連載で今最も面白い作品のひとつで、モーニングの中のカッコイイ人ランキングでは島耕作か達海猛かというような、そんなぐらい(どんなくらい?)凄いのです。

ただ、まぁ・・・ 多分観ないだろうなぁと思います。コミックで満足してるのに、わざわざアニメを観ることに意義をあまり感じませんので。小説の映像化は好きな作品なら一応はチェックを入れるのですが、コミックはもうコミックでいいでしょ。
でも、「プラネテス」をネ申の域まで高めたNHKの実力をもってすればあるいは・・・

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蒸しパンそのものが好きというのもありますが、このスィートポテトな蒸しパンはサイコーです。いろいろなコンビニでほぼ同じような名前で売っていて、いろいろ試しましたがおそらく作っているのは同じ工場でほとんどがOEMなのではないかと予想しているのですがどうなんでしょう。
蒸しパンのきめ細かい口当たりとスイートポテトの優しい甘さが実によくマッチしていて、ボリュームはさほどではないものの、11月の半ばに見かけて以来定番おやつとなっております。他にも塩キャラメル蒸しパンだとか、ガトーショコラ蒸しパンなどもあるのですが、寄り道しても最後に帰ってくるのはスイートポテトです!
去年みかけた「おさつバウム」がいまでもポテト系の菓子パンでは最強だとおもいますが、それが売られていない今となってはスイートポテト蒸しケーキの独壇場と言えるでしょう。基本的に菓子パンは食べてはいけない食品に含まれるのですが、イモ系はまだ許容できるカロリーな物が多く、カロリーコントロールの面からもなかなかオススメです。が、決して低くはありません。あくまでローズネットクッキーやクッキーチーズケーキといった一袋500kcalオーバーのモンスターが潜む菓子パンの中では、まだ計算のできる数値だということですので。

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白菜ハーフカットが100円強くらいの価格になってきたら、本格的なピェンローシーズンに突入です。本日はセールとはいえ、ハーフカット118円で入手できたので今シーズン初のピェンローをつくってみました。
今回は久々なのでノーマルレシピでつくってみたのですが、やはりと言うべきか鉄板の美味さです。秋口に仕事で行った勝沼で大量に仕入れた格安の干しシイタケで作ったので、総コストも250円弱と極めて低く、ピェンローには今シーズンも何度となくお世話になることでしょう。
本日は白菜は安かったので購入したものの品質的には普通であり、最高においしくなるのはまだもう少し先になるかとおもいます。

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昨日の朝に新聞を読んで、W杯1次リーグ抽選会のことを全くしらなかったのでいきなり組み合わせが決まっていて驚きました。
まずはシード7国の構成でフランスが外れた事に関しては当然というか、ほとんど異論の出ないシード組みだと思います。アルゼンチンは予選で死にかけましたが、本番ではなんとでもする国なのでシードは順当です。
で、組み合わせをざっと見渡した限り、今回の抽選は強国がかなり上手に分散しており、いわゆる明らかな「死の組」というのが無いというのが第一印象です。確かにG組はシード国最強、アフリカ最強、欧州ポットおそらく最強の国が集まって厳しい組み合わせではありますが、なにせ生け贄が1チームいるので(笑) 2006年W杯のC組(アルゼンチン、オランダ、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ)とか、E組(イタリア、チェコ、アメリカ、ガーナ)に比べれば死の組と呼ぶ程でもないと思います。もっとも、北朝鮮には同情を禁じ得ませんが。
そして同じく同情を禁じ得ないといえば開催国の南アフリカ! いままでのW杯は開催国はイカサマしてるんぢゃね?というくらいおいしい組み合わせになっていたのが常ですが(2002の韓国はさほどおいしくなかったが)、今回の南アフリカはシード落ちしたフランス、北中米最強のメキシコ、弱い国の無い南米からウルグアイとまるでシードされてるとは思えないグループに入ってしまい、こら予選落ちも充分ありえます。(たぶん、その可能性の方が高そう)
逆においしい組み合わせを引いたのはイタリア、スペインあたりでしょうか。無論、W杯に出てくるチームが弱いハズ無いので絶対とは言えませんが、それでもやっぱり当確つけたくなるくらい恵まれた組みあわせです。

さて、我らが日本代表ですが・・・ 可もなく不可もなくといったところでしょう。シード国はまぁしょうがないとして、ポット3は甲乙付けがたいチームばかりの中カメルーンは最悪ではなく、ポット4のデンマークはフランス、ポルトガルが来なかっただけマシという程度。よほど幸運に恵まれないと予選突破は難しいかとはおもいますが、チャンスが無いわけでも無いといったところでしょう。

正直なところ、日本代表よりEuro2008で優勝してから更にパワーアップしたスペインがどんなサッカーをみせてくれるのか、そっちの方が楽しみだったりもします。いまの日本代表は前半30分くらいまでは割と良いサッカーをするのですが、その後はなんだかがっかりというかグダグダというか、なんだかなぁというサッカーばかりで面白みが無いです。長谷部と本田と森本にちょっとだけ期待してますが、過剰な期待はしていないので、良い意味でのサプライズをみせて欲しいものです。

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コンビニで見かけたのでとりあえず買ってみました。MOWのフレバーを見かけたら見敵必食です。
で、感想なのですが・・・ 美味しい、まぁおいしいけどMOWとしては並です。順位としては、ストロベリーより上、バニラより下。ぼちぼちの評価で、MOWが好きなら、1回くらいは食べてもいいかなといったところでしょうか。

アイスフリークは冬こそアイスをたくさん食べる傾向があり、私はその典型なのですが、例年と比べるとなんだか今年は新作が少ないように思えます。去年発売のアイスで人気があったものが今年も売られているところを見ると、新商品開発コストをさげて、人気商品で手堅く攻めるメーカーの意図があるのでしょうか。せっかくアイスがもっともおいしい季節なのに、どの新作を試すか迷うのが楽しみなのに・・・(結局全部買うのですが)とても残念です。

うーん、カワイイ、カワイイのだけれども何か違う。
きっとあやす声がダメなんだな!ヴォイス重要!

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