2008年4月アーカイブ

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最近ニコ動でCiv4のリプレイをUPするのが盛んにおこなわれていますが、その中でFall from HeavenIIというModのリプレイもいくつかUpされるようになりました。
このModは、ダークファンタジーな世界観を軸に、基本的なシステムを流用しながらCiv4とは違うバランスのゲームであり、不完全ながら日本語パッチも出ている人気Modです。
このModの作者が公にしているとおり、Master of Magic(PSだとシヴィザード)をオマージュとしているので、ストーリーや魔法などいろいろな面で似ている(そしてこちらの方が遥かに出来が良い!)ので、MoMにハマった人ならば、そして続編を期待していた人ならば、是非に、Civ4のデラックスパック丸ごと買ってでも遊ぶ価値があると思います。
そもそも、上の画像は指導者のグラフィックなのですが、下手な市販のソフトなんぞ問題にならないほど仕上がっていて、AIの行動が多少バカなことを除けば、仮に市販であっても満足できるレベルの作品だと思います。
Civ4と基本システムはほぼ同じなのですが、大きく異なっている点は以下のとおりです。

・国家と指導者によって生産できる物が大きく異なっている
これはまさしくMoMのバランスです。種族によって建設物やユニットが4~7割ほど異なっている一方、基本的な部分は似ているね!というバランスです。また、国家と指導者にはEvil、Nutral、Lightの属性があり、外交面で違う属性の者には補正がかかっているのが特徴です。

・宗教にそれぞれ特徴がある
Civ4ではイスラムも道教もシステム上ほとんど変わりありませんでしたが、FFH2では全く別物です。拝金主義、ナチュラリスト、右翼団体、海が好き!、邪神崇拝などいろいろあり、国教によっては国家の属性が変わることもあります。

・英雄がいる
これもモロにMoMです。MoMと違う点は、MoMの場合英雄リストから概ね速い者勝ちで雇用するシステムですが、FFH2は自国のユニーク英雄と、国教や属性や社会制度限定の英雄がほとんどなので、英雄をたくさん雇うことはできませんが、よほどのことが無い限り2匹は雇えるます。MoMでは初期費用+給料で英雄を維持しましたが、FFH2では街で製造すれば維持費は通常Unitの扱いと同じです。

・魔法が使える
コレもMoMと同じくノードを占領してマナを搾り出すと、導師がその属性の魔法をつかえるようになるというシステムです。MoMだと指導者が詠唱しますが、FFH2だと導師ユニットが詠唱し、1ターンに1回任意に使えます(マナは蓄積しない)。最初はシステムが理解できず、途中で投げる寸前でしたが、コレがわかるようになったら俄然楽しくなりました。

・アルマゲドンカウンター
伝説のオウガバトルのカオスフレームに似ているシステムで、世界の誰かが悪事を働くと値が増え、悪事を防ぐと減少する値です。カウンターが閾値に到達すると、土地が地獄の瘴気に汚染されたり、蛮族や魔獣が活発になったり、さらに酷くなると自軍のユニットが精神汚染されてバーサーカーになったりと素敵なシステムです。私は中立か善でプレイすることが多いので、基本的にはカウンターをなるべく廻さないように心掛けてますが、そのためには邪教の弾圧などが有効な手段なので、単純な善悪ではないあたりが実にイイ感じです。

語りはじめたら止まらないので、興味のある方は是非ともあそんでみてください。気合をいれて遊ぼうとすると日本語訳されていない部分も気合で読解しなければなりませんが、ファンタジー用語が難解なこと以外は簡単な説明ばかりなので、また根幹の部分はほとんど日本語化されているので、英語だからといって倦厭する理由はほとんどありません。MoMファン、Civ4のノーマルゲームにそろそろ飽きてきた、天帝が強くて心が折れた、ダークファンタジーが好物、などの動機がある方はまずハズレることは無いと思います。

嬉しい誤算

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昨年度前半は実感無き好景気と揶揄されたほど、個人にはほとんど影響の無い企業の好景気があったおかげか、私の勤務先はなかなかに良い決算成績になりそうな予感です。間違いなくその影響なわけですが、今月のはじめごろに決算前の駆け込み需要でいろいろ備品やら機器やら設備投資の使い道?を何気なく訊かれたので、極めていい加減にノートパソコンのメインメモリをがっつり増設したいなどと申してみたら・・・

最新モデルのLet'sNoteになってやってきました・・・
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左が新品のCF-T7 右が現在愛用しているCF-R2

いや、嬉しいは嬉しいのですが、ノートPCを常に持ち歩いている関係上、とにかく薄くて軽くて小さい端末の方が圧倒的に便利なので、どーせならR7がよかったなぁなどと言うのは、いささかバチあたりな発言になってしまうのでしょう。何はともあれ2まわりほど大きくなった代わりに処理速度とバッテリー持続時間が劇的に改善されたとおもえば(そう!SQL2005がモバイルでつかえるようになるのです!)、まぁよかったのかなぁと思わないでもありません。できればこのまま2台とも使わせてもらえればサイコーなのですが、既にお古の行き先まで決まっているらしく、そのような状況で「新型デカくていやだにゃ~」などと言おうものなら、確実に白い目で見られてしまいます。問題は環境の移行にどれくらいの工数がかかるか、ちょっと考えるだけでウンザリすること。インストールや設定云々自体はさほど苦になりませんが、そのたびにインストールメディアの貸出申請をださなきゃと思うとかなーりげっそりしてしまいます。断固拒否していたOffice2007も今回ばかりは逃げようも無いので、GW中にちょこちょこっと勉強しておかないと、ほぼ別物と化した(という話をよく耳にします)インターフェイス周りに苦戦することが目にみえてますし・・・ 
とはいえ、実は文句もいいつつ顔はニヤニヤしていたりします。新型支給は名誉なことです!サイコーです!
あとは、共用で使っていたデジカメがあまりにもショボく、業務で自分のデジカメばかりつかっていたので、いい加減に新調してよ~と言ったら、なぜかパナソニックのハンディフルハイビジョンビデオカメラになってやってきました。確かに写真も十分以上に撮影できますが、ビデオカメラなんて年に2回くらいしか使う機会が無いのに、なぜこんなゴツいシロモノが与えられるのか不思議でなりません。あって困るものでもありませんし(ハンディタイプだしね!)仕事中にみかけた動物でもかたっぱしから撮影していこうかと思っていますが、阿蘇は動物がいそうでいない、轢かれたタヌキくらいしか見かけないのが現実なのでやっぱり使いどころに困ってしまいそうです。

今年度はよほどの覚悟をしておかないと厳しい年になりそうです。(ついに原料の高騰が情報産業にまで波及してきました)せめて初夏まではこのままお気楽極楽のまま過ごしたいところですが、既に例のメガバンクシステム統合やら某OSの骨抜き化やらで不穏な空気に包まれているいる現実から目を背けても仕方がないので、というか、既に8月の頭までスケジュールをぎうぎう詰めにされている状況から現実逃避すると自分の首が絞まるだけなので、GWにちょっくらスキルアップなどを図りつつ下半期の頭にピークアウトしてから秋に娯楽を集中させる作戦でいきます!大型休暇がとれたら数年ぶりに実家にかえってもいいなぁなどとも思ったり(そして池袋の漫画喫茶に2日ほど入り浸る。なんて夢のような計画なことでしょう。)、いっそ離島にでもいってダイビング三昧や、人里はなれた山小屋を借り隠居生活の予行演習なども見当するなど、妄想リアクターに火を入れながらガツガツ消化してゆきます。
これで秋口にSC2とか発売されちゃったりしちゃったりするとサイコーなのですが、さすがにそれは無いのでしょうね。

ハウルの動く城

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歯医者の治療中に液晶画面でちらっと観たとき、ものすごく可愛らしい犬のカットがあったので、それ以来ずっと気になっていたのですが、そうこうしているうちにDiscas召還で順番が繰り上がって届いたので本日観てみました。

・多くの方が既に鑑賞されていることと思いますので、内容については特に触れませんが、呪いの内容が最後まではっきりしないのがムズ痒い作品でした。

・可愛らしい犬の名前はヒンというらしく、喘息患者の咳のような声で鳴く犬で、優柔不断かつあまり忠犬っぽくないところが気に入りました。ぬいぐるみがあったら買ってしまいそうです。

・ジブリの作品でよく批判の対象となる俳優の声優起用ですが、今回のキムタクさんは失敗なように思えました。なんだか声が落ち着き過ぎて、ハウルのダメっぽさと合っていなかったように感じます。

・もののけは割と好きなのですが、千尋からゲド(これは観る気すら起きない)までスマッシュヒットが無いので、ポニョに期待しています!

以前、宮崎さんのインタビュー記事を何かの雑誌で読んだのですが、宮崎さんは戦下のメロドラマっぽい作品を以前から作りたがっていたというような記述があり、なんだかこの作品は宮崎さんのやり残し消化のためという意味合いもあるのかなぁなどと思ってしまいます。

他のジブリ作品と比べると、最下位かブービーくらいの評価になりますが、特別につまらないわけではなく、期待していたほどではなかった、そんな作品でした。

CastAway

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久々にDVDで映画を鑑賞しました。ここのところTutayaDiscas召還は音楽CDに偏っていたことと、マリオカートWiiが面白すぎたことが原因ですが、文学と映画は定期的に成分補給をしないと禁断症状がでるので気をつけなければなりません。

さて、この映画はトム・ハンクスさん演じるFedex社員が搭乗した貨物飛行機が太平洋上で墜落し、無人島に流されるという割とよくあるパターンの映画です。ところがどっこい、無人島へ行く前のハンクスさんの演技とは思えぬ人間臭さだとか、無人島シーンでそして4年後になった後、25kgも減量して撮影に挑んだという話に偽りの無い削ぎ落とされた裸族ファッションの凄まじさだとか、ストーリーの平凡さなどまるで気にならないほど迫力があり、なかなか興味深く鑑賞できました。
中だるみが無くストーリー展開が速い上に長い映画ではないことから、ざっくりと映画が見たいなぁというような時にはオススメできる作品です。本格的に腰を据えてがっつり鑑賞するには少々威力に欠けることから、あまり期待をすべきではないと思いますが、それでもトムさんのシヴい演技を十分に堪能できる作品です。

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伝説のグルメコミックである孤独のグルメが新装版として発売されたとのことで、モノのついでに購入しました。10年ぶりの新作が1話ついているのでちょっと得した気分です。
まずは読んだ感想。私の中で腹ペコキャラといえば最近だとセイバーさんということになっていたのですが、その対抗として本作の主人公たる井之頭さんを挙げずにはいられなくなりました。
とにかく、よく食います。店に入ったら気分次第で2人前くらい平気で注文します。定食食ったあとに、あたかもそれは前菜であったかの如く大盛りカレーを注文する男気あふれる食べっぷりに、買い物にいったら自分が食べたいという基準で食材を選ぶセイバーさんと相通ずるものを感じました。
ともかく、10年にも及ぶロングセラーを記録している作品なだけあって、非常に興味深く、味わいのある作品なので、機会があれば是非とも読んでみることをオススメします。
私も東京に戻ったら、とりあえず赤羽の「まるます家」に行き、午前中から酒を飲まねばなりません!すっぽんとウナギを食べて、ジャンボメンチカツとナマズフライを食べて、ギネスを呑んで、幸せになりにゆきます。

特別に贔屓にしているわけでもないのですが、やっぱりアルバムが出たら聴いてしまう宇多田ですが、Rockin’onJapanのインタビューを読んで好感度が大幅アップしました。Civ4風に言うのならば・・・
「オマエの発言は素直で好感が持てる +3」
といった具合です(笑)

いや、そういうことを堂々と言うのは常識から考えると「ちょっと・・・」なわけですが、そういう点を踏まえて、ここまで素直に自分の気持ちを吐露できるというところに私はすがすがしさを感じました。多くの人が思っていても口にはしない類の話ですが、こういう公の場で目にすると、普段そう思っていた人間は妙な共感を覚えてしまうから不思議です。

身も蓋も無い昔話

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昔話なんて詳細を省けばコレくらい身も蓋も無い話なのでしょう。私自身は昔話が好きな子供ではありませんでしたが、さるかに合戦でカニの非業の死に猿に対して強い憤りを感じ、その後の報復攻撃に溜飲を下げたのだけは覚えています。あのサルはカチカチ山のウサギとともに日本昔話の鬼畜ランキングの中で必ず上位に入ってくるはずです。

日本一の鯛焼き?

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熊本は富合町の国道3号線沿いにある「日本一の鯛焼き」の鯛焼きを食べてみました。
存在そのものは熊本に来たばかりの頃から知っていたのですが、なにぶんにも午後には売り切れていることが多く、また鯛焼きにさほど執着がなかったので食べる機会に恵まれませんでした。ところが鯛焼き屋の近所の企業に打ち合わせで行った際に、日本一かどうかはわからないけれど美味しいのは事実だという噂を聞いたとたんに食べなければいけないという使命感に燃え、本来ならば九州道をつかうべきところをちょっと遠回りして食べに行った次第です。
黒あんとカスタードを注文して食べた感想は、まさに噂のとおり「日本一かどうかはわからないけれどそれなりにおいしい!」というもので、焼きたての鯛焼きの皮はパリとした気持ちの良い歯ごたえと、甘さ控えめの黒あんのバランスが見事であり、これならばちょっと遠回りしても買いに来てもいいなぁと思えます。カスタードは特筆すべき点はありませんが、皮がおいしくそこらへんの屋台の大判焼きと比べものになりませんでした。よって、次は白あんを食べなくてはいけません!
一匹150円はちょっと高めかなと思わないでもないですが、ちょっとした手土産に使うにはうってつけです。パッケージのおかげでかなりのブラシーボ効果も期待できそうなので、何かの機会にその効果を試してみようと思います。

マリオカートで12人対戦でフレンドが先に対戦していたら、そのゲームに空きがあれば合流する機能があるのですが、これが実に秀逸です。毎回うまくいくわけでは無いようですが、さほど混雑していない時間帯であれば、問題なく合流できるようです。
で、今日は合流機能を試してみたわけですが、タダでさえ面白すぎる12人対戦に、一人でも知己が含まれているだけで強烈に盛り上がります。ゴール寸前で後ろからキラーに轢殺されたとき、普段ならば悶絶するだけですが、知己ならばスカイプで会話しながらでもOKですし、その場で呪いのメールを打つなどの手段も取れて、なんかもぅたまりません。対戦間隔がとても短く、待ち時間のストレスがほとんど無いというのも特筆すべき点でしょう。Wiiを持っていて、Wi-Fiコネクション環境がある人ならばとりあえず買っとけ!と自信をもってオススメできます。12人対戦は血が沸きます、肉が踊ります!!

あまりにおもしろかったので、勢いでヘルシングの大佐ジェネレーターを使ってしまいましたとさ(笑)

以前から気になっていたロッテリアの絶品チーズバーガーを食べてみました。
店舗数の少ないロッテリアで一日200個限定ということからなかなか買う機会がなかったのですが、今日は浜線の遊ingの帰りにロッテリア浜線店に寄った次第です。
さてお味の方ですが、「絶品」などと大それた商品名は伊達ではありません。食べる前に小ぶりのチーズバーガーに360円は高いと思ったのですが、食べて納得。私はモスバーガーの巧味(ノーマル)より上だと評価します。バンズ、パテ、チーズのシンプルな構成なのですが、とても深い味わいというか、安っぽさを感じることのないしっかりとしたメニューだったというのが第一印象です。マクドナルドのクォーターパウンダーデラックスなどは、確かにマックにしてはおいしいなとおもう反面、マクドナルドのメニューの域、あのちょっとチープな感じ(それも含めて私はマックが好きなのですけれども)から抜け出していないのに比べて、絶品チーズバーガーは完全にロッテリアの他のメニューから逸脱したクオリティのメニューであり、良いかどうかはともかくとして、コレがレギュラーメニューになったらたまーに食べに来たくなることでしょう。

マリオカート Wii

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全くのノーマークで、発売日さえしらなかったマリオカートWiiですが、土曜日の夜に見たネット界隈のレビューであまりの高評価を目撃し、思わず買ってしまいました。
マリオカートそのものはSFCの無印はそこそこ遊んだものの、その後はまるで手付かずであったことから、遊び始めの1hくらいはマニュアル読みとルイージサーキットでひたすらミニターボの使い方を練習したのですが、その後はグランプリモードのキノコカップとフラワーカップの50ccを終わらせただけで戦場(Wi-Fiのことですよ!)に赴きました(笑)
確かに、発売して2日でこれほどまでに評価されるには訳があるということでしょう。Wi-Fi12人レースは非常に良い出来です。スマブラにはなかったレーティング機能と、しばらく遊んでいればいつの間にか12人対戦まで人数が膨れ上がるAutoMatching、そしてなによりMiiの似顔絵連動の使われ方が絶妙です。ゲーム自体は楽しいものの対戦環境がイマイチであったことから、既にほとんど遊ばなくなってしまったスマブラと比べると、こちらは末永く遊べること間違いなし!もう、メロメロです。
そしてやっぱりWiiの公式サイトではマリオカートWii版「社長が訊く」がUPされており、ハンドルコントローラーやらゲームのコンセプトなどについて開発者との非常に興味深い対談が、これまた購買意欲に火をつけてくださりました。
私自身はGCコントローラーで遊んでいるのですが、Wi-Fi対戦だと相手がハンドルコントローラーをつかっていると名前の横にハンドルマークが現れて、ハンドルで遊んでいることが判るようになっているのが開発者のハンドルコントローラーに対する思い入れの深さを感じます。ちなみに、操作のやりやすさではGCコンやクラシックCが上だとは思いますが、ハンドルコントローラーはゲームの垣根を下げる役割を担っていると対談には書かれていました。でもまぁ、微妙なハンドリングはGCコンのアナログスティックに限りますw
SFCのマリオカートだと使用キャラクタはノコノコで決まりだったのですが、今度はキャラクタに加えてカーと4種類バイク4種類から選ぶ形式になっているので、いろいろ使ってからマイキャラを決めるつもりですが・・・やっぱりクッパがカワイイので、クッパ&パックンカートをWi-Fiでは使っています。

せっかくなのでフレンドコードをば。おそらくフレンド登録をしなくてもWi-Fi対戦で困ることは無いかとおもいますが、登録されていると次ゲームより乱入が可能になるそうです。

名前:ねこきっく
フレンドコード:5327-1082-1270

毛蟹

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鮮度市場にて890円にてロシア産活毛蟹を購入しました!
トロ箱の中でぐったりしていたものの、ちゃんとおが屑の中で動いている正真正銘「活」毛蟹。興奮冷めやらぬままボイルすることになったのですが・・・
塩が足りませんでした!
海水の塩分濃度と同じくらいの塩水で茹でなければいけないので、3Lに対して120g程度の塩が必要であったものの、残念なことに50gそこそこしかありませんでした。今思えば面倒くさがらずに買いに行けばよかったのですが、ありったけの塩を投入し水も心持少なくして茹でたところ、本来の毛がにのおいしさから3割引の味になってしまいました。それでも毛蟹なので当然おいしいのですが、それでも至福を感じられるレベルではなかったこと、自分の怠慢で毛蟹をおいしくたべられなかったこと、残念でなりません。私のカニに対する愛はこんなものだったのかと、非常に悔やんでおります。
しかし、毛蟹といえばカニ味噌!昼間ッから甲羅酒を堪能しました。味噌は塩分濃度にあまり関係が無いようで、こっちは大成功でした。
次はいつになるかわかりませんが、今日の失敗を繰り返さない為にも必ずおいしく茹でなくてはなりません。

昼ドラ怖っ

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ただいま天草地方のはずれにある企業に納入をしているのですが、そこの事務所はなぜだか一日中TVがつけっぱなしで、オペレーターのおばちゃんはTVの合間に仕事をしているようなとても緩い企業です。しかしながら、システムの規模は決して小さくなく、今週はほぼ通い詰めています。
事務所では10時から17時まで、正午からの1時間を除いた時間ずっとTVで昼ドラが映っていて、はじめは全然気にならなかったのですが、過激かつ不自然、シュールレアリズムとも思える台詞の数々に途中から意識の一部を割くようになり、本日木曜日にしてオペレーターのおばちゃんに登場人物のレクチャーを受け、私もついにTVの合間に仕事する羽目になりました(笑)
以前、某芸能人が「不倫は文化だ!」という発言をして物議を醸したことがありました。その発言によって不倫という行為が正当化されるとは微塵もおもいませんが、一方で、たしかにこりゃ文化かもしれんと思い始めている私がいるのですwwwwww
本当に、昼ドラの中では不倫が文化として根付いていると言っても過言ではないほど、主要な登場人物は大なり小なり如何わしい行為に手を染めています。すくなくとも私が今週観た昼ドラ5本(5本も!?自分で言って驚きました)は全ての作品において不倫に類する行為がおこなわれていました。登場人物も一見普通だけれどもどこか突き抜けた直情的な人ばかりなのでリアリティは皆無ですが、ウィークデイの昼のTV番組はここまで退廃しているのかと思うと(裏の情報番組も内容的にはいい勝負です)日本は大丈夫なのかと柄にも無く憂国な気分になってしまいます。もっとも、それを自覚しつつチラ見(今日に至ってはガン観ですが・・・)している自分の愚かさは棚に上げてしまわないと耐え難い状況ではあるのですが。そもそも、不倫などという要素は昼ドラにとって基本というかベーシックな要素であり、物語上では保険金殺人であったり、一向に進まない離婚話に業を煮やした末に妻を殺害に走ったり、第三者がギャンブルの対象としてエーシェントをけしかけたりと、リアリティがないにしろ薄ら寒い愛憎劇の前にはあって無きが如くです。(それもそれで嫌な話ではありますが)

さて、明日は訪問予定最終日ということで昼ドラ週間も終わりとなります。しっかり観るとドロドロしすぎて気分がわるくなるものの、チラチラみているとなんだか妙なほど興をそそる、主婦の方々が家事を片手に「ながら観」するために作られた昼ドラを視聴するための正しい作法に本日すこしだけ開眼しました。明日はそのお作法にそってただしいながら作業をおこなう予定ですが、最大の問題点はサーバーオペレーターのおばちゃんや事務のおっちゃんとほぼ毎日おバカ話で終わっていることであり、端末の操作説明状況が芳しくない(ほぼ何もしていないというのが正しい評価)状況で職務をまっとうすることができるのか、とうとう明日ばかりはTVを消してもらう必要があるかもしれません。

賢狼に敗北宣言

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小説の方がだんだんと私の嗜好性からずれてきたので、テコ入れ希望だのなんだのと色々言ってきた手前、出来が良いとは聞いていた狼と香辛料のアニメ版はスルーを決め込んでいましたが・・・
ごめんなさい、私の負けです。こりゃそのうちDVD借りて観るしかないでしょう。この賢狼の破壊力は尋常じゃないっす。猫の方が好きだけど、犬もイイよね!
そもそも、私はロレンスのへっぽこっぷりにイライラしてだけなので、賢狼を応援する行為について別に日和ったという現象には相当しません!(苦しい言い訳)
基本的に、こういう「どうだ!カワイイだろ!」という見せ付けるような愛らしさにはあまり惹かれない傾向があるはずなのですが、アニメ版の賢狼の威力は素直に見事であると認めます。悔しい気持ちは払拭されていませんけれども。

41億円に目が眩み

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今日はこれといったスケジュールが入っていなかったので、社内の事務処理でのんびりとした月曜日を満喫しておりました。その際に見かけたyahooの記事「totoBig繰越金が過去最高の41億円に!」をなんの気なくクリックし、直後の昼休みにローソンで思わず10口ほど買ってしまいました・・・
当選金はMax6億円なので41億という数字は複数当選者がいたとき以外に意味を成さないわけですが、それを言ったらそもそも宝くじなどというものは当たらなければ何の意味も無く、むしろ妄想と煩悩を主燃料としてダークサイドをひた走る私にとっては大好物とも言えるシチュエーションと言えます。宝くじのときも同じようなことを主張しましたが、13日の結果発表までのあいだ幸せに過ごせるというのならば3000円の投資は決して高くありません。
しかしながら、もしも当たったら何に使うか考える前に、どうやって周囲に当選したことを知られずに当選金を受け取るかということを考えるあたりが私の私たる由縁です。

いまさらウマウマ(゚∀゚)ですが、これは実に素晴らしい出来です!
作者のパトレイバーに対する愛をひしひしと感じる作品で、ひたすらおなじキャラクタがウマウマするのではなく、どんどん入れ替わってゆく点が見事です。特に整備班や黒崎君のウマウマまで入っているのが心憎い演出で、整備班あっての特車二課、黒崎君あってのリチャードという点を見事に押えています。
思えばパトレイバーのアニメをはじめてみたのが小学4年のとき、それからもう20年近くも経っていると思うと、色々感慨深くなってしまったのはどうやら私だけではないようで、見事なまでのおっさんホイホイぶりがコメントをみるとよく解ります。
最近はネタが出尽くしたようで、心に響くウマウマとの出会いが少なくなってきたのが寂しいところではありますが、今日は良い作品に出会えてとても満足です。

リアル鬼ごっこ

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図書館内を散策中に、映画化されるとの話を耳にした「リアル鬼ごっこ」を見かけたので読んでみました。
なんというか・・・ これが100万部売れるという事実が信じられません。「世界の中心で愛を叫ぶ」の時もそんなふうにも思ったものですが(一方で、シンプルかつ直球のストーリーは評価しています)、この作品はそれとは比べ物にならないほど「信じ難い」ものでした。というか、これダメでしょ(笑)
あまりつまらないと感じたものをこき下ろすのは好きではないので、通常であれば静かにスルーするところなのですが、これは記録的にダメということで。近頃は小説と名乗るのも厳しい品質の作品が存外に売れているのをたびたび目にしますが、一方でそういったものにも需要があるという事実を冷静に分析すべきでしょう。テニプリが視点を変えると突き抜けたギャグマンガとしてその地位を確固たるものにしたような、そういう発想の転換ができていないだけかもしれません。もっとも、ぱっと考えうるシナリオとして、需要というよりはマーケティングの勝利の可能性が一番高いようにも思えます。
この作品、理由は解らないけれども売れているというサンプルとして読んでみるのもまた一興でしょう。幸いなことにボリュームが無いので、もしもつまらなかった場合とて我慢しているうちに読み終わります。

聖☆おにいさん

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このコミックを読んだ翌日(つまり今日)発売のモーニングに、まさか聖☆おにいさんが出張掲載されているとは、運命を感じ・・・るほどではなかったものの、凄まじく面白い作品でした。
もう、多くは語りません。今の心境を語るのならば

・一刻も早く手塚治虫のブッダが読みたい!
・気合を入れるときの掛け声がしばらく「南無三!」になりそう
・なんてこった!の掛け声が「ジーザス」になりそう

ギャグではなく、ユーモアやジョークやウィットで笑わせてくれます。というか、腹筋崩壊しましたw

彩雲国物語

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近所の図書館にあったので一気に11巻まで読破しました。

この作品、古代中国風ファンタジーでNHKでアニメ化されたという「十二国記」に似た境遇なので、以前より気になってはいたのですが・・・

結論から言うと、良作です。十二国記とは違いパキパキの少女向けライトノベルですが、それでも一気に11冊読むに足るだけの価値は十分にありました。というかつまらなかったら途中で投げますが(笑)
ただし、あまり期待をしていなかったものが意外とおもしろかったというので若干評価が甘くなっている点も否めないと思っています。

ストーリーは紅秀麗という女性官吏が国づくりに尽力するもので、官吏の物語のわりに政治的な要素が少なく、個人レベルの活動をかなり強引に国家運営に結び付けている感があります。秀麗が行政で活躍するストーリーを期待すると拍子抜けするかもしれません。どこかの論評で韓国ドラマの宮廷女官チャングムにノリが似ているとの話であり、ご都合主義でいきなり高官になって豪腕をふるったりもするわけですが、政策で魅せるという方向性とは違ったものです。また、少女向けライトノベルということで美形男子てんこ盛りなわけですが(美形じゃないキャラクタが極めてレアです)、そうでなくては話が転がらないというレベルの影響度ではないので、さほど気になりません。ただし、作風上仕方が無いのかもしれませんが、登場する主要キャラクタのほぼ全てがなにかしらの非宗教原理主義的ともいうべき頑な思想をもっているようで、物語の中ではさほど目立たなくても冷静に分析すると歪なキャラクタが多く、その点は素直に残念に思いました。(お気に入りキャラクタはタンタン君で、彼だけは技能や頭脳は劣っても、人間としては真っ当だと思います。)とはいえ、有体に言ってしまえば紅秀麗の努力と根性が主題のひとつであり、スポーツでは無いもののノリはスポコンに近い部分もあるので、そういった読みやすさ、間口を広めるストーリー展開は個人的にとても評価しています。
おそらくですが、筆者は最初あまり風呂敷を広げるつもりはなかったのではないかと思います。序盤のキャラクタ設定や複線がかなりおおざっぱというか粗く感じ、物語が中盤に突入してからそれの収拾に四苦八苦している印象がありますが、一方でごっついボリュームになる可能性が高そうで、筆者の生産力もなかなか高いことから長年かけて40冊くらい出ても驚かないような作品にも思えます。というか、たぶん収拾をつけるのが困難であり、綺麗な終わらせ方をするのはまさしく至難の業になることでしょう。
一般的な評価もそこまで高いわけでは無いのですが、内容が無難でR指定いらずということもありアニメーションは80話近くも続いているそうで・・・ いろいろ思うところが無いわけでもないのですが、すくなくとも今後も定期的に出版されるという安心感と筆者の生産能力の高さに対する評価は、続編がでるかどうかも定かでない名作に勝るということを実証しています。

ネガティブな感想が多くなってしまいましたが、つまらなければ絶対に11冊も読まないので過度な期待をしないかぎり楽しめる作品と言えるでしょう。私は買ってまで読むつもりはいまのところ無いのですが、図書館で予約するくらいの労力であれば十分払うに値する、そんな作品だと評価しました。しかしながら、小説の表紙は目がチカチカするくらい派手なので画像無しです。借りるのもマリみてよりもキツいです(笑)

最後にすこしだけ既読の方向けの感想をば・・・

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