2008年9月アーカイブ

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近所のユニクロへインナーの買い足しに出かけたところ、790円のルームシューズを見つけたので思わず買ってしまったのですが、これがめっさ快適です。
低反発素材のおかげかスリッパのように歩く度にパタパタ鳴らず、適度なグリップがあり、そしてなによりあったかい(今の季節ではちょっと暑いくらい)のです。
正直なところ、ユニクロの今年の秋モノはあまり欲しいモノがみつからず、本日も目当てはもっぱら売れ残り特価のTシャツであった訳ですが(Tシャツは1枚630円でGet!)、衣服はともかくとして、小物の新作はいろいろ心惹かれたので、オンラインストアでリサーチしてみます。ユニクロはハードユース前提の安価な製品に関して大いに品質に信頼ができるので、有料化間近(静岡市だけなのかな?)のエコバッグや、通勤に使う汚れてもOKなウィンドブレーカーあたりを狙っているのですが、はたして気に入るものが見つかるでしょうか。

しかしながら、多くの人が絶賛しているH&Mにも一回行ってみたい今日この頃。早くこっちにも出店してくれないものでしょうか。銀座一号店のあんな行列見たら、そりゃ興味が沸くってものです。次に東京戻ったときはドーナッツとH&Mは鉄板です。

懐かしい楽譜

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五月病な方のイラストでトトロのさんぽを演奏する動画です。

それだけでもオイシイのですが、この「さんぽ」の楽譜は小学校5年生の時に学芸会でやったのと同じものなので、とても懐かしい気分になりました。(私はピアノを囓っていたので、ピアニカパートでした)
子供の頃の記憶というものは恐ろしいもので、あの時期にひたすら反復練習させられたせいか、多分、今でもちょっと練習すれば演奏できると思います。

小学生向けの合奏用楽譜としてメジャーなものらしいので、意外とやったことのある人いるのではないでしょうか。もっとも、中学校の音楽でやる超定番合唱曲「大地讃頌」あたりとくらべるとやや確率は下がると思いますが。

それにしても、絵でも音楽でも、ちょっとしたときに披露できることがどんなに素晴らしいことか、近頃は特によく思います。ハチクロの森田とか、たとえコミックでもかっこええなぁと。(馬頭琴はポイント高い!)

ミミズクと夜の王

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電撃文庫というライトノベルの文庫から出版されているものの、ぜんぜんライトじゃないというので話題になったこの作品、近所の図書館で貸し出し可能になっていたので早速借りて読んでみました。

確かに、挿絵が一切無かったり、スラングや誇張表現を用いず文章で読ませるスタイルであったりと、確かにいわゆるライトノベルとは毛色が違う作品でした。が、一線を画するというほどかけ離れているわけではありませんでした。奇を衒わないストロングスタイルには好感が持てますが、一方で瞬間風速で勝負をかけた作風なことから、永く印象に残るという作品でも無い気はします。しかし、それを筆者自身が意図していたものだと後書きで語っている潔さこそ強い好感が持てます。

対象年齢は中高生あたりまでになると思いますが、本を読み慣れない若人を読書の道に引きずり込むきっかけになれる読みやすさと内容を兼ね備えた作品で、「むかしむかし」から始まって、「めでたしめでたし」で終わる、真ん中高めのストレートで勝負する清々しさを感じました。ただし、内容はほぼ皆無です。
実は以前よりかなり期待していたので少々辛い評価となってしまいましたが、まずは秀作と評して問題ないかと思います。ただし、逆R18です。世間擦れした大人には素直に受け入れがたいお話と言えば、概ね理解してもらえることでしょう。6割くらいダークサイドに身を沈めている人間にとってはなおさらです。

五月病マリオな人の新動画が上がってました!
相変わらず絶妙なユルさ、たまりません。

絵心が無い者からすると、リクエストに即興で応えられる絵師様は羨望の限りです。

そして、サンシャイン水族館で逃げ出したコアリクイがとてつもなくカワイイ件

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比較的新しい映画で高評価の作品を探していたら、多くの人が安心して星4つ以上をつけているこの作品を見つけました。FBI vs テロ屋@サウジアラビアというあまり例の無いシチュエーション(実際にあったリヤド住民区爆破事件を基にしているらしい)に興味が沸いたので早速観てみました。
主演がジェイミー・フォックスでFBI・・・ マイアミバイス?と思ったら、プロデューサーが同じでした。というか、作品そのものの構成がマイアミ・バイスにかなり似ているので、こういう作風のプロデューサーなのかもしれません。しかし、作品の出来はこちらの方がずっと上で、序盤のもっさり感はあるものの、中盤以降のスピードある展開は確実に血圧が上昇します。
ネタがばれてしまうとおもしろさ半減なのでストーリーについては語れませんが、単純な中にもしっかりとオチがつく練られた作品だと感じました。

終盤はまるでカウンターストライクのようなテロvs対テロ部隊(この映画ではFBIですが)な展開になるので、そういうのがOKな人にはかなりオススメです。ストーリーに過度な期待は禁物ですが、それを補って余りあるアクションパートの力強さがこの作品にはあります。

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静岡名物といえば、まず9割方即答で「お茶」になるわけですが、その他には?と聞かれたときの地元の方は「桜エビ」を挙げることがよくあります。
桜エビは駿河湾でしかとれない小エビで、乾燥させた干しエビとして全国に出荷されているのですが、桜エビ漁船の基地である由比漁港では生のまま食べたり、かき揚げにして食べるのが一般的なのだそうです。
そして由比漁港では、毎週金~日曜日に漁協のおばちゃんがその場でかきあげを揚げてくれるらしく、本日いてもたってもいられなくなり由比漁港まで突撃してきました。
場所がややわかりにくかったものの、無事漁港まで辿り着くとそこはもう磯の香りそっちのけでかきあげの匂いに満ちていて、さっそくノーマルな「かきあげ」と、それを天丼にした「かきあげ丼」を注文したところ・・・ かき揚げ丼には2枚もかきあげがのっていて、ノーマルをわざわざ頼む必要はなかったようです。
味はもう、一口目は桜エビの香りとかき揚げのさっくりした口当たりがサイコーに美味しいのですが、いかんせんデカいかき揚げが2枚も乗っていると半分くらいで「おなかいっぱい」になってしまいます。間違いなく美味しいのですが、ボリュームが半分ならなぁ~というのが正直なところ。かきあげ2枚で向こう1週間くらいは揚げ物を食べたくなくなるような状態となってしまったので、残りの1枚は冷凍保存していずれ桜エビそばにでもして食べようとおもっています。

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静岡に来てからというもの、呑みに行く度に福岡や熊本の飲み屋では確実についてくる「酢みたいなタレをかけたキャベツ」が恋しくて恋しくて、おもわずキャベツのタレを買ってしまいました。

自分でつくれないものかネットで検索をかけたところ、レシピもいくつかあるにはあったのですが、あの飲み屋で食べる妙なほど後を引く(さっぱりとした味なのに・・・)キャベツタレにはほど遠い出来になってしまいます。
ほとんどの飲み屋では飲み終わったウィスキーの瓶にタレが入っていたので、本物のウィスキーと間違えて原液を飲んでムセた記憶が一度ならずありますが、いくら飲んだことがあるとはいえ味が思い出せるわけでもありません。というわけで、なんとか作れそうな気がしないでもないですが、市販のタレとて普通のドレッシングと比べても安いくらいなので、おとなしく買ってしまった方が良いという結論に至った次第です。

なんというか・・・ コレが家にあるならば、キャベツがスナック菓子のかわりになります。リーズナブルかつヘルシー。もっと早くこの結論に辿り着くべきでした。仮に1日1玉キャベツを食べても200kcal弱、これは本当にダイエットの決め手になるかもしれません!

http://www.higecho.com/
ルーロー飯という台湾の屋台料理を食べさせてくれる私の青春の味(笑)髭張の渋谷店が閉店してしまいました。
昔は新宿店もありかなりの頻度で貪り喰っていたのですが、社会人になり繁華街に出る回数が減った頃に新宿店はつぶれ、会社帰りにわざわざ渋谷で降りて食べた最後の髭張は6年も前です。
これで都内の店舗は全滅。神戸か石川にしか店舗が無いということは、ほぼ食べることが出来なくなったようなものです。
東京に戻ったときに食べるものリストの中に九段下の斑鳩、小岩の源八船頭とともに入っていたのですが、これがどれほど残念なことか、台湾の屋台料理なんてそれこそ台湾にでも行かなければ食べられないのですから。(そうだ、台湾にいこう!ということにはならないのです)

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アメリカの死刑反対運動を題材としたサスペンス映画であるThe Life of David Galeを観てみました。重めのテーマと、映画批評サイトでの比較的高い評価が決め手となった訳ですが、ただのサスペンスとしてもかなり秀逸な出来だと思います。
死刑囚で冤罪を主張するデビット・ゲイルさんとジャーナリストのお姉さんとの対話が中心の現代シーンと、ゲイルさんが語る過去のシーンが交互にやってきて、最終的な真相が徐々に明らかになってくるような構成なのですが、これ以上突っ込むとネタバレしそうなので、後は観てのお楽しみにさせてもらいます。
日本ではあまりヒットしなかったようで、かなりマイナーな作品らしいのですが、大人向けでグロ無しサスペンスの中では無難に紹介できるだけの内容があります。

作品の紹介文では死刑反対運動がテーマなどというとなんだか近寄りがたいものがありますが、たまたま舞台がそうであっただけで、ごく秀逸なサスペンス映画だと思いました。一見の価値アリです。

太宰治 「斜陽」

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日本文学の中でも、太宰治はなぜかスルーしていました。決して、モテのクセにすぐ心中したがる阿房の作品なんぞ、読んでられるか!という気持ちからではありません。
ではなぜ、いまさら太宰なの?と問われると困るのですが、あえて言うならモラトリアムの象徴として、村上春樹、太宰治、サリンジャーは読んどけ!という記事を読んだからでしょうか。そろそろ30歳にリーチがかかる微妙なお年頃の私としては、20代で消化しておくべき事柄の一つに思えたのです。

今回は斜陽を含む、太宰の作品集を2冊読んでみたのですが(人間失格は最後に温存)、いまさらながら「太宰ってイイよね!」と、プチハマり気味です。
人間のダークサイドを切々と語り、登場人物は概ね歪んだコンプレックス持ち、ドロッドロの劣情が大好物(同じドロドロだと安心する^^)な私にはうってつけの作家です。
「斜陽」は滅びの美学を描いた作品と解説されることが多いのですが、あまりそういう雰囲気を感じず、どちらかと言えば「貧すれば鈍する」がメインテーマなのかなと感じました。少なくともこの作品のような既に落ちている状態からさらに積極的に自暴自棄になる姿は、滅びの美学などというほど優雅なものでは無いと思います。

それにしても、太宰さんがここまで人間のダークサイドを好む作風だとは思いませんでした。近々読む予定の最後の控える人間失格が楽しみでなりません。

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mixiの本コミュにてオススメSF小説として挙げられていたので、読んでみました。最近はオンライン古本屋をよく利用するのですが、ほしいモノが4-5冊あるならば非常にお買い得です。ちなみにこの本は150円でした。
さて、この作品の作者は「円環少女」というシリーズを連載中らしく、生憎私はしらなかったのですがけっこう有名な作品らしいです。「楽園」はデビュー作とのことなのですが、オススメできるほど面白いというわけではありませんでした。なんというか・・・ 最初の数ページで概ね展開が読めてしまうのは仕方が無いにしても、もうすこしひねりが欲しかったなぁというところです。ただし、まるで見るべき点が無いというわけでもなく、150円という価格、45分で読めるボリュームならば、アリかなぁとも思います。

なんだか凄く手厳しい評価になってしまいましたが、まず星間戦争ありきという話と、やりすぎなほどの人体改造、そして下手をすると表紙+最初の2ページでネタが割れる少女という構成が、うーん・・・なわけです。
ではなぜ、取り上げたかというと・・・ 戦艦が緑の大地に突き刺さり、大きなモニュメントとなっている姿、この情景描写がとても印象に残ったことと、表紙は典型的な萌えライトノベルなのに、中身は硬派であったことにちょっとだけ好感をもったから、というわけです。
よほど暇で、ブックオフなどで200円以内で購入できる、もしくは図書館で借りられるのならば、ハズレ覚悟で読んでもいいかな?くらいの評価が妥当だと思います。

これは、純粋に「凄い!」です。どうやって撮影したのでしょうか・・・
特に鴨居を跨ぐ前後の動きは、猫がダルマさんが転んだのルールを知っているとしか思えません。


そしてこちらのマッシュアップ作品は、「見事!」としかいいようのない完成度です。あのポニョっぽいコロスケを見てしまうと、本当のコロスケの顔が思い出せなくなります。

ロールちゃん中毒

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お弁当を作らない日の昼食といえば、コンビニおにぎり+サンドイッチ(およそ600kcal)というのが定番なのですが、ここのところほぼ毎日デザートにロールちゃんをまるまる1本貪ってます。
食べ終わる最後の方には生クリームの後味の悪さが露骨に残るのですが、それでも翌日にはまた食べたくなるのだから開発した山崎パンは大したものです。

しかし山崎パンの製品は基本的に栄養表記が一切無いので、「ま、いっか」という軽い気持ちで食べてしまった後に(今月に入って既に10本近く喰っておきながら)一本当たりの熱量が600kcal前後もあることを知り、たった今プチ鬱になりました。

しかし、ロールちゃんの長すぎず短すぎず(いや、長いんだけどね)絶妙な長さの耳に加え、デザートコーナーであのユルい目線に合ってしまうと、抗いがたい購買衝動に駆られ結局は買ってしまうのです。
先日も主張しましたが、期間限定のマロン味のジャンクっぽい甘さとベレー帽のロールちゃんときたら、もはや買う買わないの葛藤や心のせめぎ合いなどにはまるでならず、気がついたときにはカゴに入れてレジに並んでしまうまさに魅了の魔力もちのウサギです。
あの「魅了(とかいてチャームと読む)」の魔力に打ち勝つ為には、青めがねで防衛するくらいしか今のところ抗う術を思いつきません。

でも、青めがねでコンビニに入るのはかなりハードルが高いというか、絶対無理。

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のんびりと国道1号線磐田バイパスを走行中、野生の痛車に遭遇しました。
赤信号で停車中に思わず激写してしまいましたが、よくよく見るとかなり年期が入っているようで、ステッカーはかなり日焼けしていました。・・・痛車の古強者、もしくは先行者?なのかもしれません。
本当に痛車で走っている人がいるんだなぁと、野生のカモシカを見つけた気分です。

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気がつけば9月になっていました。本日が9/2という日付であることは知っていたのですが、9月になったということに気がついたのはその8時間後くらいです。なんだか、静岡に移り住んでからというもの、時の流れが早くてかないません。

さて、本日は伊豆半島の南端にある下田に仕事で行ってきました。九月になり、波も高くなっているにもかかわらず、海岸は海水浴客がそこそこ見受けられました。下田は平時ならば静岡市内から車でおよそ3hくらいで着く距離にあるのですが、お盆前後だと、その倍かかっても不思議ではないほど混み合うそうです。しかし、取引先で聞いた話によると、今年の観光客の出足は近年稀にみるほど鈍く、ガソリン価格高騰の影響がでているとのことでした。

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本日はあくまで仕事で来たわけですが、事前に仕入れた情報によると、道の駅下田には「食べる水族館」なる寿司屋があるということを知り、せめて昼ご飯くらいは観光気分を出すために寄ってみようと心に決めていました。無論、お昼にゆっくりできる程度の時間的余裕をもって出発し、午前のスケジュールも順調に消化して、11:30くらいには道の駅「開国下田みなと」に到着したのですが・・・

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この書入れ時にお休みとは商売っ気がなさ過ぎる!

臨時休業にてあえなく撃沈。仕方なく近所のコンビニでロールちゃんマロン味(季節限定ですが、これはヒット商品です!そしてロールちゃんはいつ見ても愛らしい)をかじりながら海を眺めて、世の不条理に思いを馳せる穏やかな失意の一時を過ごしました。

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静岡で働いていればいずれまた昼時に訪れる機会もあることでしょう。そのときは是非とも「食べる水族館」を堪能したいものです。
もっとも、これでショボい観光地丸出しの寿司食堂だったら伊豆半島すべてに幻滅してしまうかもしれませんが(連帯責任)。

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