2011年5月アーカイブ

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Twitterではたびたび不満を漏らしていた、我が家のアルデンテに炊き上がる炊飯器に見切りをつけ、ついに新しい炊飯器三洋ECJ-MK10"おどり炊き"を購入してしまいました。
以前のものは象印製の5kくらいのもので、6年前に購入しそれからずっと使い続けてきたのですが、近頃どんな水加減で炊いても芯がのこりがっかりな炊きあがりでした。しばらくはそれで我慢したのですが、そのせいか無意識に自炊する頻度が下がっていたようで、外食が多くなってしまったことから購入に至った次第です。

さて、土曜日に最初の炊飯を行い試食をしてみたのですが・・・ まぁ、美味しく炊けました。そりゃもうあたりまえのように美味しく炊けるわけで、むしろ美味しくなかったら困ります。が、それよりなにより驚いたのは、丸一日保温状態で放置していても、お米がふっくらな状態のまま維持される点!これは本当に素晴らしいです。以前の炊飯器では、1日放置したらなかのお米はガビガビになって美味しさ6割減くらいになり、たきあがったらすぐに冷凍の準備に入らなければなりませんでしたが、こんどの炊飯器は24時間経過しても2割減くらいの美味しさをキープできます。冷凍>解凍のご飯の美味しさは概ね5割弱の美味しさLostなので、これはもう、保温放置でいいんじゃないか?とすら思えるほど素晴らしい保温能力です。

まだ使い始めて2日目なので、これからいろいろ試してみるつもりではありますが、家電も日々進化しているというのを身を持って感じた、今回の炊飯器購入でした。もっとも、以前の炊飯器は5kくらい、今回のは22kなので、家電は値段がモノを言うだけかもしれませんが。

沼津の大勝軒

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大勝軒といえば池袋にあるつけ麺の名店らしいのですが、東京在住の時分には近所にお気に入りのラーメン屋さんがいくつもあったので、わざわざ並んでまで食べにいくほどではない(並んででも食べるのは九段下の斑鳩だけ)と判断して結局行かず終いでした。が、なんと沼津の取引先に出かけたら、その近くに大勝軒ができてるじゃぁないですか!ということで、お昼ごはんを食べてきました。

感想は・・・・うん、おいしい、おいしいけど、沼津には他にも美味しいお店はあるので多分よほどのことがない限り再度食べに行くことは無いでしょう。正直なところ、いくらつけ麺が美味しくても仕事中につけ麺を食べると、ハンカチをナフキン替わりして汁が跳ねるのを防止しないとシャツやタイに汁が跳ねまくり、しかも隣の席からも汁が跳ねて来んばかりの環境では味以前の問題です。しかも、店舗前の駐車場は極めつけに出入りが不便(第二、第三はちょっと距離が離れているけど、使うならソッチの方がまだマシ)。結局、味やメニューに関係ない部分で入りづらいお店という印象となってしまいました。

が、実は大勝軒にわざわざ食べに行かなくて良い最大の理由はコイツです!
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半年ほど前、近所のスーパーで見かけて何気なく買って作って食べてみたのですが、ヘタなラーメン屋さんよりも格段に美味しくてかなりの頻度で購入しているこの製品、好みの味付け好みの具材にできるので、わざわざ大勝軒にいかなくてもこれの方が安くて美味しくて汁が跳ねるの気にしなくて良くて、もうこれでいいよというのが私の結論です。
今回大勝軒に食べにいったのも、この製品がこれだけ美味しいのだから本物はもっと旨いのか!?という期待があったわけですが、想像以上ということもなく、上記のような結論に至った次第です。つまり、マルちゃんのつけ麺専用中華麺、およびつけ麺専用ストレートタイプという製品が素晴らしいということでファイナルアンサーと言って良いでしょう。個人的には茹でもやしとメンマとゆで豚トッピングで桃屋のラー油を小さじ1垂らして食べるのがお気に入りです。

ペプシドライ

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GIGAZINEで紹介されていたペプシドライがさっそく近所のローソンに置いてあったので、飲んでみました。
甘くないコーラとのキャッチフレーズでしたが、本当にそのまんま甘くないコーラで、個人的にはなかなか好感触の飲料でした。どこかの薬局で買ったノンカロリージンジャーエールに味が酷似しているのですが、問題はペプシドライはそれなりに高カロリー(1本で100kcalくらい)なこと。あの味で、甘さもほとんど無いのならば、確実にノンカロリー飲料にしてくれないと個人的にちょっと買いづらい印象を持ってしまいます。もっとも、味が酷似しているドラッグストアのノンカロリージンジャーエール飲めばいいじゃないか!というだけのお話なのですが。

モノの試しに飲んでみるのも悪くないかもしれませんが、ネタになるほど強烈な味でもなく、かも無く負荷もなく、毒にも薬にもならなさそうな味なので、興味の無い方はスルーしてしまってOKだと思います。あの強烈にマズいペプシバオバブの方が、話題作りという点ではむしろ好感が持てるくらいです。

デフレの正体

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古本屋のワゴンでたまたま見かけたこの本、以前から興味があったので買って読んでみました。いわゆるビジネス書籍はあまりBlogに投稿しないのですが、この本は万人向けで、経済にあまり興味が無い方でも読む価値がそれなりにあると考えたので投稿に至った次第です。

本の内容は単純明快で、今の日本の経済的停滞は社会の高齢化による労働人口と国内消費の落ち込みが原因であり、現在行われている景気対策はまるで見当違いである。消費の落ち込みを回復させるためには、高齢者の消費を拡大させるための企業努力、労働人口を補うため女性のさらなる社会進出、子育て世代を中心とした世帯の所得増加が望まれるというもの。

それらを解りやすい事例により解説しているのが本書であり、広く認知されている景気には波があり、不景気のあとはそれなりの好景気が来るという安直な信仰を粉砕するものと言えます。本書の主張では日本の経済状態は今後もネガティブな方向に突き進む(直接そのような表現こそ無いが)と言っているようなものであり、暗い話題に辟易している方にはあまりオススメできませんが、リアルなマクロ経済の一端を理解する書籍として優れた作品です。
ただし、筆者の文体が意図してかどうかは解らないものの、かなり嫌味な部分も多く、嫌悪感を抱く方も少なからずいるのではないかと思います。とはいえ、著者の大人げない部分を割り引いても興味深い一冊であることは確かであり、個人的には普段からあまり経済に興味の無い方々にこそオススメしたい作品だと感じました。逆に、普段から経済誌を愛読している層にはなにを今更という話題も多く、あえて指名読みをするほどではないかなとも思います。が、ちょっとした雑談のネタにしやすい話題が随所にあり、少なくとも私は楽しく読むことができました。古本で購入した価格分の価値は十分にあったと評価してますが、新品買うほどじゃないなというのもまた事実です。

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GWは珍しく概ねカレンダーどおりに休みが取れたにもかかわらず、時間もネタもそこそこあったはずなのに、一度サボり癖がつくとBlogの更新はおもいっきり滞るのは私の一生治らない病気のようです。なにもするでもなく休み中はだらだらと家で本読んだり音楽聞いたりゲームしたりおやつ食べたり、およそ生産性に結びつく行為は皆無であったおかげで、すくなくとも精神的にも肉体的にもリフレッシュできました。つーか、体はリフレッシュというよりは食い過ぎて重いのですけれども。

先月の中頃から頻繁に聴いているYUKIのアルバムですが、一年も前にリリースされていたなんてまるで知りませんでした。知っていればもっと早く聴いていたハズなのですが、音楽関連はリリース時期をあまり気にせず情報収集をしていることから、特に新しい話題にはやや疎いのが実情です。
しかしこのアルバムは期待通り"YUKIのアルバム"でした。期待を全く裏切らない、自分の得意コースを絶対外さない、安定したクオリティはすでに達人の域に達したと言ってもよいのではないでしょうか。有り体に言ってしまえば作風はどのアルバムも似たり寄ったりなのですが、新しいアルバムを聴くたびに「今回も前作に勝るとも劣らない!」と思えるものをリリースし続ける(そしてリリースサイクルも極端に悪くない)ことは尋常ではありません。いわば来るとわかっていても打てないベテランピッチャーのウィニングショットのようなものです。(とても解りづらい・・・)

適度にユルく、不自然じゃない程度にハズし、それでいて全体を俯瞰すると見事な作品として仕上がっている、YUKIさんのアルバム作成は職人芸のような印象であり、次のアルバムもきっとその見事な職人技を披露してくれることでしょう。

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