最近メディアミックスで取り上げられることの多いこの作品。そういえば死ぬ前に一度は呼んでおきたい本スレで割と頻繁に見かけたなぁと思っていたところ、丁度昼休みに立ち寄った古本屋で若干値は張ったもののちょうど手持ち無沙汰であったことから購入して読んでみました。
個人的な評価はかなり面白い!スタンディング2ベースヒットくらいには評価できる作品です。ただ、メディアミックスの方向性から積極的にはオススメしづらいのが難点と言えるでしょう。(コレのコミック版は嫌悪感を覚えるデザインでした。本来ならああいう萌えコミックとは一線を画した硬派な作品であり、スプラッタな展開も多数ある大人も読めるジュブナイルのような立ち位置に私なら分類するでしょう。いちおう、ジャンルはSFということになっているみたいです)
全部で一般的な文庫本の1.5倍x3冊のボリュームなので、文章量が気にならない人にとっては問題にもなりませんが、長編が苦手な人にもやや向かないかもしれません。
さて、ネタバレしても大過無さそうですが、これから読む人もすくなからずいてもおかしくないメディア露出度なので、続きは追記にて。