2009年5月アーカイブ

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ワールド・オブ・ライズはイスラム原理主義者の無差別テロを止めるために、中東でテロ屋の幹部を追跡するCIAエーシェントを描いた作品です。以前観た、「キングダム」とぱっと見似たような設定ですが、あちらはアクション重視で、こちらは諜報や謀略といった頭脳戦がメインになっていました。ディカプリオさん扮するCIAエーシェントがアンマンを中心に中東でテロ屋の足取りを追うのですが、本国の上司の秘密工作で計画を台無しにされたり、現地の諜報機関のボスに踊らされたり、そうとう酷い目にあいながら捜査を続けてゆく様はアクション映画でもないのにスピード感があり、序盤からもっさりした展開とは無縁の常に緊迫したシーンの連続は見応えがありました。
諜報機関モノということで、ご多分に漏れず拷問やスパイ工作などエグい表現がそれなりに多く、それらを正当化せず変にアメリカを正義漢に仕立て上げない作風、それでいて過度に残酷にならないのはさすがリドリー・スコットと言うべきでしょうか。キャストも重厚な布陣で、登場人物を絞り、シンプルに奥深く表現しようとしているのがよくわかります。
個人的にはかなり面白く観られた作品なのですが、テーマがテーマだけに万人向けではないかなぁとは思いますし、オススメできるほどの評価には至りません。ただし、決してつまらないわけではないので、ディカプリオさんやリドリー・スコット監督のファンや、この映画のために20kg増量したラッセル・クロウを観てみたい方(スタッフロールをみるまでラッセルさんが出演していることに気がつきませんでした。)ならアリかな?といった具合です。

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本日は午前に沼津、午後に韮崎>勝沼という強行スケジュールを消化したのですが、帰りにとおった朝霧高原の富士山があまりに綺麗であったので、思わず車を止めて撮影してしまいました。
曇天と富士の裾野と新緑の色の対比になんともいえぬ情緒を感じます。

冬の青空と富士山というのももちろん綺麗なのですが、裾野が霞に覆われて山頂のみが浮かびあがるような姿や、綺麗に帽子雲のかかった姿、また見る方向によっても様々な風合があり、静岡に来たばかりのときの新鮮さは失われつつあるものの、まだまだ富士山の姿には新たな発見があります。

ついに1000試合

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発売から20日あまり、さくっと1000試合達成です。はい、やりすぎです。一日平均50試合とか・・・ 全然苦にならないというか、むしろ止めどきを見つける方がよほど難しいというか、兎にも角にも箱○関連一式の元はあっさりとれたなぁというのが正直な感想です。いや、こんなに買ってよかったとおもえる買い物は久しぶりですよ!

勝率52.2%は全くもって不満ですが、現役時代は別の機体(某軽量VRのF)をつかっていてライデンはフォースの初期からなので、ネットやビリビリボムの使い方を覚えながら、途中ちょっとだけスペシネフをつかったりしながら(1勝10敗で後悔したさ・・・)、なんとか乗り切った印象であり、まぁ負け越さなかっただけイイかなあと思っています。

それにしても、思っていた以上に対戦環境が良く、通信ラグもそうですが負けそうなときに回線ブチ切るような輩がほとんどおらず(1000Gameで1回だけ疑わしいのがありました)、トラブルで切れたときはわざわざ謝罪のメッセージまでおくってきてくれたりする人もいるわけで、この点は本当にすばらしいなぁと感じました。

まだまだまるで飽きる気配の無いこの作品ですが、どうやらゲームシステムのアップデートも計画されているようで、キーコンフィグの改善やBugFixなどを含んだものになるとのこと。予想外のダウンロード件数で開発グループもびっくりと公式のコラムに書かれていましたが、この完成度ならば文句のつけようがほとんどありませんので、妥当な結果ではないでしょうか。
むしろ、私としては積極的に布教してゆきたいなぁと思っているくらいです。もっとも、特殊操作系のゲームは人を選ぶのであまり強烈にプッシュすることはできませんが。

全体的にプレイヤー数も逓増傾向にあるらしく、中位グループは着実に実力を高めているのを感じ取れる今日この頃ですので、参戦予定の方はさっさと参戦してガツガツ鍛えれば今なら十分に捕食側にまわれるはずです!
負けても楽しいとは思いますが、勝ったらもっと楽しいのは間違いありません!

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今年の夏はなんとか1回くらいはトレッキングに行きたいなぁと思いつつ山岳コミックを何冊が読んだのですが、抜群に面白かったのはこの岳です。
山岳コミックの最高峰はいまだ「神々の山嶺」だとは思いますが、岳はもっと軽いきもちでのんびり読める秀作です。山の美しさ、自然の厳しさ、人生の儚さ、テーマはとても深く、シリアスかつ残酷な描写でも、後味の悪くなることのない爽やかさが最大の魅力だと感じました。
ストーリーは山岳救助ボランティアの三歩くんが中央アルプスでレスキューする様を描いたものです。読み切りタイプの作品なので、ずどーんと重たい展開になりがちな山岳ドラマにおいて、とっつきやすさならナンバーワンだと思います。

食堂や床屋においてあったら嬉しいタイプのコミックで、ちょっとみかけたらぱらぱらっと読んでみることをオススメします。まだ連載中らしいので、今後が楽しみな作品です。

オラタン中毒

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もう、オラタンにメロメロです。
休日は暇さえあればひたすらオンライン対戦でレーザー撃ったり網投げたりグラボム置いたりバズーカ流したり、心の赴くままに暴れております。
一時期は絶不調で成績が25の負け越しまで落ちたものの、だんだんと習熟しているようで、なんとかトントンくらいまで成績を戻すことができました。
箱をもっているのにスティックが発売されていないからスルーしているそこのあなた!スティックなんて要りません。すぐに参戦しないとビッグウェーブに乗り遅れちゃいますよ~
と、誰にともなく語ってみたりもします。

さて、現在のところ箱は直接メインディスプレイに接続して、ディスプレイの信号切り替え機能をつかいつつ、音声はコンポジットケーブルをミニピンジャックに変換してからスピーカーに繋げるというなんとも回りくどい方法で遊んでおります。
この方法の利点は画像ラグがほぼゼロなことと、テレビが無い環境(我が家にはテレビが無い!)でも遊べるということです。が・・・画面をキャプチャしたり、動画を保存したり、PCに繋げて遊ぶのであれば、最低でもHDMIセレクタは必要になってくるわけで、いっそセレクタ機能のついたテレビをかっちゃう?という流れになりつつあります。
とくにレコーダー機能は重視していないので、HDD内蔵のTVを買えば、悩みのほぼすべては解決するはずなのですが、はたしてこれ以上自宅を居心地の良い空間にして良いものか・・・
これ以上居心地が良いと、真性の引き籠もりになってしまうやもしれませんので、もうしばらくは様子を観るつもりですが、今年は下半期に大物が待っているのでいまさら取り繕ってもしょうがないかなぁとも思いますし・・・ あ”~どうしよう。

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先週読んだ白夜行がスマッシュヒットとなった東野さんの作品をまた読んでみました。
今回の殺人の門は白夜行とくらべてボリュームは約半分といったところでしょうか。やや長めなれど一般的な厚さの本で、序盤から読みやすい本でした。が・・・

白夜行のスマッシュっぷりにくらべると、序盤から中盤の盛り上がりは面白かったものの、終盤の展開がなんかこじつけというか、無理矢理というか、さすがにこの外道っぷりはちっとなぁと思う展開と、主人公のあまりの悲惨な様に最後の方は同情してしまいクライマックスで盛り下がってしまいました。十分おもしろい作品だとはおもいますが(すくなくとも途中で読むのをやめようとはまるで思いませんでした)、スラッガーのフルスイングが三遊間のゴロでシングルヒットになったというくらいの威力で、期待ほどではなかったけれどもつまらなくは無いよという評価が妥当なように思えます。
この物語は主人公が人生のほぼすべてを幼なじみの口先で踊らされるという個人的に好みではない展開なので、ちょっと評価は辛くなりました。主人公が良きにしろ悪きにしろ愚直な人間で、そういう人間が報われないどころか積極的に踊らされるというのが、自分の中ではまるで納得できない部分でした。主人公も優柔不断かつ短絡的な為人なので、途中までは踊らされるのも仕方がないのかなぁと思わないでもなかったのですが、最後の方の借金を背負わされたりやっかいな人間を押しつけられたりされた上でどの場面でも救いがまるでないことから、外道エッセンスが若干濃すぎたように思えます。

読みやすさと言う点では悪く無い評価ができますが、少なくとも東野圭吾さんの作品一発目としてコレを選択するのは控えた方がよいんじゃないかなぁと思いました。そして、白夜行の瞬間風速が高すぎただけなのか、それとも東野圭吾さんの作品群は玉石混淆なのか、あともう2-3冊消化してからの判断となることでしょう。

ちょうど豚インフルエンザがメキシコで猛威を振るいはじめた頃、私もちょっぴり鼻がグズグズしはじめて、もしやいつも喰っちゃ寝生活をしているから豚インフルエンザにでもかかったかな?などと妄想しつつ、GWはゆっくり休んで回復に努めようと心に決めたわけですが・・・

案の定、「風邪気味だし家遊びグッズ買わなきゃね!」などと自分に適当な理由をつけて、X箱360(アーケード)かっちまいましたT=T エリートを買うつもりでしたが、換装の余りHDDをもらえることになったので10k近く節約できてホクホク顔と思いきや、X箱のオンラインコンテンツ用に1年のゴールドメンバー権とオンラインマネー、PCモニターに映すためのケーブルなど諸々をそろえてゆくと15kくらい。なんだかんだでWiiの時とおなじくらいの金額はかかってます。同じように2週間で触らなくなるようなことにならなければよいのですが。

某氏に「どーせそのうち買うでしょ(笑)」などと言われたときは、はぁ、いまさらゲーム機なんで買うはずねーじゃん!Wiiで懲りたぜ」と思ったものですが、そらぁオラタンがほぼラグ無し対戦できると聞いた翌日にはさっくり購入してしまう自分が情けないです。
挙げ句、土日で対戦200ゲーム超を消化し、飯も食わずにひたすら遊び続けるとかプチ廃人気味な遊び方をしてしまいました。でもでも!久々にアタマからっぽにして趣味に興じる楽しみを味わって悔い無しです。しかしこの展開、本当にWiiでマリオカート遊んでたときと同じ展開なのですよね・・・
しかし箱には大好きなコテコテの洋ゲーがいろいろあるので、たぶん飽きることはないでしょう。おぶりびょんとかFable2とかFO3あたりはPCの英語版で遊ぼうかと考えていたコンテンツもありますからね!
この際、WoW日本語版とか箱で出たら嬉しいのですが、さすがにそれは無理でしょうか。

なにはともあれ、今年のGWは療養と名のつくゲーム三昧です。 ダメダメだな自分・・・

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