サッカーの最近のブログ記事

最近サッカーネタは随分とご無沙汰ですが、興味を失ったわけでも観ていないわけでもありません。

本日は我らがACミラン、チャンピオンズリーグをみごと制覇しました。これでカカのバロンドールはほぼ確定ですし、憎きリバプール(でも好き)に2年前のリベンジも成功させ、ベスト4に残ったのはイングランド3、イタリア1にもかかわらず勝ったのはイタリアなのでW杯も含めてやっぱり今シーズンはイタリアのシーズンだなぁなどとおもったり、今年のスペインリーグは近年稀に見る出来の悪さでピークアウトしたような印象を受けたり、永遠に続くと思われたチェルスキー@オイルマネーが脅威の成長をみせたマンUに遅れをとったり、気がついたらバイエルンは来シーズンのCLに出られないことが判明したりと、今シーズンの帰結(ほぼ)を反芻しています。

熊本に来てからというもの、欧州サッカー関連番組を地上波で視聴することは半ばあきらめていましたが、今シーズンはそれが特に顕著でした。かわりにネット経由の動画の質があがり、フルタイムでサッカーを観るのは減りましたが、ハイライトならば割と手軽に手に入るので、サッカー難民にはまずもってならずに済んだとおもっています。

反面、サッカー観戦仲間は独逸ワールドカップ以降かなり減ってしまったのが残念でなりません。選手でいうとジダンとベルカンプがいなくなってしまったことによる影響が計り知れず、サッカーの内容そのものも、スタートからゴールまで中盤でのプレスに終始するゲームが多く、勝つための方法とはいえ殺伐の度が過ぎた感も受けます(実はこれがサッカー離れの一番の原因とおもってます)。

今シーズンも残すはリーガの優勝争いくらいのものですが、私の期待はアテが外れたと言って差し支えない今シーズンではなく、すでに来期への編成に向けられてます。漠然とした予想ですが、今年のストーブリーグは大きな波乱含みの展開になるとみています。

はじめはナショナルチーム引退だと思っていたのですが、現役引退と聞いて驚いています。

私が欧州サッカーを観るようになったとき、彼はベルマーレ平塚で活躍していました。当時のベルマーレはJリーグでも一風変わったチームで、次のサッカー戦術のトレンドであるプレスからの速攻で攻め勝つスタイルを取り入れて、Jリーグ昇格から間もないチームでありながら上位に進出していたのを覚えています。
そして、それとほぼ同時期に日本代表として、フランスワールドカップのアジア代表権をかけて戦う彼の姿は当時とてもセンセーショナルなものでした。当初は前園聖の代役として召集されていた彼ですが、ジョホールバルでのアジア第三代表決定戦では、当時の日本サッカー界で神聖不可侵とも言うべき三浦カズからパイオニアの座を奪い取り見事日本をワールドカップに導いたゲームは、日本サッカー界のターニングポイントであり、プレイ内容と共にそのゲームの意義においても彼のキャリア最高のゲームだったと思います。
フランスワールドカップは参加することに意義のある大会でしたが、その後の4年間はプレイヤーとしての彼が飛躍した期間でした。ペルージャ開幕戦のユーヴェ戦で2発は、日出る国のジョカトーレが当時は世界最強リーグであったセリエAで戦ってゆけることを知らしめたという意味があります。特にペルージャでの2シーズン目は、ペルージャ事体が彼中心のチームとなり非常に高いプレイクオリティを披露していました。おそらく、彼の一回目のピークはここなんじゃないかなぁとおもいます。その後のローマ、パルマ時代も、確かにすばらしいプレイは随所に見せていましたが、ローマでは出場機会、パルマでは攻撃陣を形成していたアドリアーノ、ムトゥとフィットせず、最高とは言い難いものがありました。その後輝きを取り戻したのはペルージャ時代の監督であるマッツォーネ率いるボローニャにレンタル移籍したときで、パルマ時代より下がり目のポジションからゲームを支配する姿は、プレイの幅を広げた2回目のピークでしたが、そのプレイ期間はあまりに短く、その後は彼の活躍をクラブシーンでみることはほとんどありませんでした。特に私は、ペルージャ時代には積極的にしかけていた縦方向への強引な突破が、フィオに移籍以降全くみられなくなってしまったことが残念でなりませんでした。
日本代表での活動に関しては十分に報道されているのでこれといった感想は無いのですが、最後まで日本代表のメンバーは技術ではなく、メンタリティと志において彼と対等のレベルに到達できていなかったというのが実際のところではないでしょうか。
サッカー選手として、彼と同等以上のパフォーマンスを持った選手はたくさんいますし、日本にも近い将来、そういう選手が出てくることでしょう。しかしながら、引退する次点まで彼は日本最強のプレイヤーであり、過去10年、日本サッカー界に与えたモノは大いに賞賛されるべきものだと思います。いちサッカーファンとして、贔屓のプレイヤーが引退してしまったことはとても残念ですが、高い知性と語学能力を持つ彼が、次にどのようなことをするのか、とても興味があります。

そういえば・・・

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ブラジル、アルゼンチンが消えて、ワールドカップがいつのまにかEuro2006になってる・・・

ド本命のブラジルはこけそうな予感があったものの、まさかアルゼンチンがホームとはいえ独逸に負けるとは思いませんでした。勝ち上がってきているチームは独逸以外スれたチームばかりで、搦め手もお手の物といった「巧さ」で勝負し勝ち上がってきています。独逸の次の相手はその最たるチームであるイタリアなので、とても面白いゲームになるとは思いますが、イタリアは過去の対戦成績だと独逸をカモにしているので、一方的な展開も考えられそうです。

あのエキセントリックなフランス人監督は、自国開催とはいえ弱小国を決勝トーナメントまで導いたわけで、その手腕は高く評価されて良いと私はおもっています。
で、本題。中村俊輔はフィジカルがっちがち系のチーム相手にはあんまり使い物にならないということ。FKはフカすか壁にあてる、すぐ転ぶ、バテる、なんかしょんぼりです。
相手がPK外してくれたお返しとばかりにどフリーを外すFwと、最後の最後まで右サイドを好き放題突破された宮本は一級戦犯でFAだと思いますが、存在感の無い小笠原、交代ではいったのに何もしなかった玉田、日本はそうとう終わってると思いました。がんばったなぁと思うのは川口と中沢と中田くらいでしょうか。クロアチアも監督の言葉とは裏腹に攻撃が雑なチームだったので、決勝トーナメントにはブラジルとオーストラリアでいいのではないでしょうか。98年のフランスでは3連敗しましたが、今度は全部負けなかったというだけで私はOKだと思います。
問題はチェコです。ガーナに粉砕されてピンチです。よりにもよってイタリアがアメリカと引き分けてしまったので、チェコが勝ち抜ける為にはイタリア戦に勝たないといけなくなってしまいました。条件付で引き分けOKですが、そんなのに頼ってはいけません。またもロシツキーマジックが炸裂してくれることを祈るばかりです。

そして、Civ4を衝動買いしてしまいました・・・

ベストイレブン

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YahooでW杯のベストイレブン投票があったので、投票してきました。フォーメーションは4-3-1-2でこういう面子になりました
意外なことに、オランダからの選出はなし。メッシかロッペンか悩みましたが、アンリにはウィンガータイプのFwは合わないと思ったので、芸の細かいメッシかドログバか迷ってメッシ。現役最強のロナウジーニョは守備がいまいちなので、ガチで選ぶと私のベストイレブンには入ってくる余地が無いです。
MFは悩みましたが、トップ下のカカとボランチのデコは確定で、ピルロとランパードの代わりにジェラード、バラック、ネドヴェド、ロシツキーあたりが候補です。
DFも割と悩みどころなのですが、左のA・コールとCBのネスタはほぼ確定。右サイドバックはベレッチをいれたかったのですが、代表に選ばれていなかったのでシシーニョを選びました。既にカフーより上だと私は思ってます。
GKはチェヒかブッフォンの2択から勢いのあるチェヒを選出。現役ではこの二人が頭ひとつ抜けてる感じです。

考えてるだけで幸せです。W杯は偉大なり。

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