2009年3月アーカイブ

山梨県富士吉田市には「吉田うどん」というややマイナーな名物があります。
この吉田うどんというのは、固めのうどんをあっさりした出汁+唐辛子味噌をベースにゆでキャベツをトッピングした食べ物です。ちょうど先々週あたりの「ザ・県民ショー」で紹介されていました。
さて、この吉田うどんの源流ともいうべき「白須」という店があるとの話を取引先で聞き、さっそくお昼に食べてきました。
なんとこの店、超有名店(らしい)なのに看板もなにも出ておらず、グルメガイドを見るなり人におしえてもらうなりしないことにはまず見つからないことでしょう。普通の民家に信楽焼の狸が置いてあるだけなのですが、着いたときには小さな庭に車がぎゅうぎゅう詰めになっていたのでわりとあっさりみつかりました。
店の中に入ると・・・普通の民家の一室に釜のならんだ厨房があり、そこでうどんを受け取るとこれまた古い田舎の建物によくある20畳ほどの座敷で適当に座って喰うというセルフサービス店で、既に30人くらいの人が所狭しと一心不乱にうどんを喰っていました。
メニューは「あたたかい」「つめたい」の2種類のみ、共に350円(最近値上がりしたそうです)。さすがに富士吉田は寒かったのであたたかいのを注文。
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さて、肝心のお味の方は・・・ 堅いほうとうとうどんの中間のようなうどんに、豆板醤そっくりの唐辛子味噌のあわさった出汁とほのかに甘みのある茹でキャベツのバランスが絶妙で、350円という価格を考えればとても美味しいうどんです。讃岐うどんと比べると、讃岐うどんの方が2枚くらい上手かなと感じましたが、吉田うどんの素朴な味は外食だとなかなかありつけない類の美味しさなので、間違いなくまた食べに来ることでしょう。凄く美味しいというわけではないのですが、週2回くらい食べても飽きのこなさそうな飾りのないグルメで、個人的には好感をもちました。

山猫は眠らない

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原題は「Sniper」 狙撃兵を描いた作品です。
先日「やる夫で学ぶ狙撃兵の歴史」を読んだところ、その中でこの作品が紹介されていたので観てみようと思った次第です。
内容は、ベテランスナイパーがルーキーと組んで麻薬カルテルの幹部を暗殺するというもので、刑事モノなどでよくあるパターンそのまんまなのです。その中に狙撃兵の孤独や、味方からも疎んじられる狙撃兵の悲哀、ジャングル行軍中の追跡合戦などのエッセンスが入り、すくなくともつまらない作品ではありませんでした。
でもまぁ、よほど戦争映画が好きか、狙撃兵に興味があるか、なにかしらの動機が無い限りはオススメしません。シリーズ化しており3まで続編があるのですが、私もいまのところ続編を観る予定はありません。

やっと年度末進行が終わり、待ちに待った平穏が訪れました。
今年は年度末の駆け込み受注がほとんど無く、例年にくらべれば秩序が保たれていたと言えますが、それだけに巷の景気が悪いということを如実に表しています。実際、年明けからの受注の冷え込みは予想を遙かに上回り、来期以降の飯のタネには大いに不安を覚えます。
とはいえ、仕事がすくなくなると帰宅時間も早くなるので、趣味や副業、資格(σ・∀・)σゲッツ(このAAめっきり見かけなくなったなぁ)にとってはむしろ好都合!そろそろ具体的な行動計画の立案に取りかかるべきでしょう。都合良くETCで土日の高速道路1000円キャンペーンが始まりましたので、夢(と行動範囲)は大きく広がります(笑)。

というわけで、ここのところ更新が滞りがちでしたが(ネタもなかったのですけどね・・・)、なんとか今週からは普段のペースに戻してゆきます。積まれているDVDも本もコミックもモリモリ消化します!

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本日は珍しく清水にお出かけ。清水は静岡市内でありながら取引先がほとんどない(某総合商社のお膝元ですから)ので、訪問回数は極端に少なくまだ3回目。そのうち2回が仕事以外での訪問なので、まさに近くて遠い街と言えます。 さて、清水に来たら次こそ寄ろう!と考えていたJリーグの清水エスパルスの本拠地たるエスパルスドリームプラザなのですが、ちょうどお昼過ぎに1hほど時間が空いたので突撃してきました。1hならば駐車場も事実上無料で利用でき、お弁当を食べるスペースとおかずを購入できる食品売り場があるのでお昼にはうってつけだと聞いてはいたのですが・・・ 確かに時間に余裕がもてるのならば清水では1stチョイスに成り得る素晴らしい施設と言えるでしょう。 ちなみに二階は雑貨とキャラクタグッズ売り場、三階にひっそりとエスパルスのグッズストアがあるのですが、品揃えはなんだかいまいちでした。ファン手帳だけでも買ってみようかと思ったものの、実物をみてみるとWebに載っている情報以上のものが取り立てて無いのでスルー。実際、試合を見に行くならきっとAway側のスタンドにいっちゃうんだろうなぁなどとおもうと、エスパルスグッズもおいそれとは買えません。

今年は是非とも浦和レッズ、柏レイソル、大分トリニータの試合を観に行こうと考えているのですが、残念なことに浦和戦はハコの大きいエコパで開催するそうなので魅力半減(エコパは総合スタジアムなのでサッカー専用の日本平スタジアムと比べると生で観る価値が激減です)。よってまずは4/25のレイソル戦を狙ってみます。チケットが無事取れると良いのですが。

さて、エスパルスはともかくとして、エスパルスドリームプラザはお昼ご飯スポットに加えてユニクロとABCマートもあり、それらの施設が平日ならガラガラの状態で利用できることから利用価値はなかなかのものです。一つだけ難点をあげるのならば・・・ エスパルスのキャラクタであるパルちゃんがどうしてもデビルマンにでてくるとあるキャラクタに似ていて正直ちょいキモに見えてしまうこと。これはドリームプラザに直接関係はないのですが、わざわざ耳を翼にしなくたっていいじゃないか!と日頃から思っていました。パルちゃんはJリーグマスコットの中でも屈指の芸達者で人気はエスパルスの選手をも上回るという良マスコットだということは認めているのですが、せめてグランパスくんの1/3くらいの愛らしさがあればとおもうと静岡市民として残念でなりません(静岡新入りのくせに生意気言ってごめんなさい)。

揚げずにからあげ

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本日は仕事が早く終わったので近所のスーパーに寄ってみたところ、今までの最安値を更新する鶏ムネ100g 19円を発見したので、思わず500gほど購入。それでも100円しないのだから、恐ろしい価格です。
さて、買ったはいいがこの鶏ムネをどうやって食べようかと悩んでいたところ、ヒガシマル醤油の「揚げずにからあげ」を見つけたので即購入。さっそく作ってみました。

「揚げずにからあげ」は128円で中に3袋入っていて、一袋あたり100~125gの揚げないからあげを作ることができるとのことなので、購入した鶏肉半分とからあげ粉2袋を使用。
作り方は適当なビニール袋に一口大に切った鶏と粉を入れて満遍なくまぶし、5分寝かせてから中火でかりっと焼き上げるだけ。量が多いので焼くのに10分程度かかりましたが、調理は極めて簡単な部類と言えます。

肝心のお味の方は・・・ すくなくとも唐揚げではありません。からあげでは無いのですが・・・とても美味しい!唐揚げほど油っぽくないのに、表面はカリカリ、中はしっとりと仕上がって、ちょっとガーリックの利いた衣が実に良い組み合わせで、酒のツマミにもってこいです。冷えても美味しいかどうかは不明なので、明日のお弁当にて確認する必要がありますが、上手に調理しないとぱさぱさであまり美味しくない鶏ムネを美味しく食べる方法として、これほど簡単で美味しいのならば百円強のコストは全く気になりません。
今回は鶏ムネが19円という破格で仕入れられた偶然のおかげで作る機会を得ましたが、仮に通常価格の100g60円前後だとしても1食分つくって150円そこそこ。これは良い調味料を発見しました。これはオススメです。

雪国山梨

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「精進湖手前の長いトンネルを抜けると雪国であった」
本日は甲府の仕事が入り、小雪がちらつくなか午前中に目的地に到着し、15時半にはミッションコンプリート。遅い昼ご飯でもかじりながら静岡にもどるかにゃ~と精進湖線から西富士道路に抜ける道を走り出したのですが、まさか数時間で雪国に変貌しているとは微塵も思いませんでした。
もう、歩道は完全に雪で埋まり、車道もほぼ凍結ということでノーマルタイヤを早々に諦め、路肩でチェーンをつけて時速20km/hで走り出したものの、季節外れの奇襲のような雪であったことから、各所で事故渋滞が発生し、普段なら2hの道のりに7h強もかかってしまう悪夢のような帰路でした。もっとも、自分が事故に巻き込まれなかったからヤレヤレで済むわけで、後を走っていた大型トラックが坂道で立ち往生したり、チェーンをつけているのに上り坂のカーブで慣性ドリフト状態(ハーフスピンともいう)になったりと、実はかなり肝を冷やしました。
ちなみに静岡県に入るとついぞ20kmほど内陸で降っていた豪雪が信じられないほど雪のひとっ欠片もなく、隣県(かつテリトリー)なのにここまで気候が違うのはツライよなぁと思った次第です。

ちなみに奇襲などと申しましたが、考えてみれば昨年阿蘇の滝室坂で同じような状況に遭遇下のも3月なのですよね・・・ これは自身の不注意であり、そう考えると回避可能だったかなぁとも思ったりおもわなかったり。

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