DVD: 2008年4月アーカイブ

ハウルの動く城

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歯医者の治療中に液晶画面でちらっと観たとき、ものすごく可愛らしい犬のカットがあったので、それ以来ずっと気になっていたのですが、そうこうしているうちにDiscas召還で順番が繰り上がって届いたので本日観てみました。

・多くの方が既に鑑賞されていることと思いますので、内容については特に触れませんが、呪いの内容が最後まではっきりしないのがムズ痒い作品でした。

・可愛らしい犬の名前はヒンというらしく、喘息患者の咳のような声で鳴く犬で、優柔不断かつあまり忠犬っぽくないところが気に入りました。ぬいぐるみがあったら買ってしまいそうです。

・ジブリの作品でよく批判の対象となる俳優の声優起用ですが、今回のキムタクさんは失敗なように思えました。なんだか声が落ち着き過ぎて、ハウルのダメっぽさと合っていなかったように感じます。

・もののけは割と好きなのですが、千尋からゲド(これは観る気すら起きない)までスマッシュヒットが無いので、ポニョに期待しています!

以前、宮崎さんのインタビュー記事を何かの雑誌で読んだのですが、宮崎さんは戦下のメロドラマっぽい作品を以前から作りたがっていたというような記述があり、なんだかこの作品は宮崎さんのやり残し消化のためという意味合いもあるのかなぁなどと思ってしまいます。

他のジブリ作品と比べると、最下位かブービーくらいの評価になりますが、特別につまらないわけではなく、期待していたほどではなかった、そんな作品でした。

CastAway

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久々にDVDで映画を鑑賞しました。ここのところTutayaDiscas召還は音楽CDに偏っていたことと、マリオカートWiiが面白すぎたことが原因ですが、文学と映画は定期的に成分補給をしないと禁断症状がでるので気をつけなければなりません。

さて、この映画はトム・ハンクスさん演じるFedex社員が搭乗した貨物飛行機が太平洋上で墜落し、無人島に流されるという割とよくあるパターンの映画です。ところがどっこい、無人島へ行く前のハンクスさんの演技とは思えぬ人間臭さだとか、無人島シーンでそして4年後になった後、25kgも減量して撮影に挑んだという話に偽りの無い削ぎ落とされた裸族ファッションの凄まじさだとか、ストーリーの平凡さなどまるで気にならないほど迫力があり、なかなか興味深く鑑賞できました。
中だるみが無くストーリー展開が速い上に長い映画ではないことから、ざっくりと映画が見たいなぁというような時にはオススメできる作品です。本格的に腰を据えてがっつり鑑賞するには少々威力に欠けることから、あまり期待をすべきではないと思いますが、それでもトムさんのシヴい演技を十分に堪能できる作品です。

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