DVD: 2007年1月アーカイブ

ソードフィッシュ

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今週は微妙に体調不良なので外出は控えてDVD鑑賞です。体調が絶好調でも外出するとは限らないのですが・・・
ソードフィッシュはミステリー風味のアクション映画なのでしょうか。ハッカーとか出てきますが、あまりリアリティのない設定でした。
作品そのものはそれなりに楽しめました。主犯のガブリエルは最後までわけわからん存在でしたが、映画の冒頭で一撃カマしてくれましたし(見せ場はそこだけとも言う)、ヒュー・ジャックマンはリアリティの無いハッカー役でしたが、本人がカッコイイのでなんでもOKです。そしてなによりハル・ベリーです。最終的に何の役だったのかよくわかりませんが、40前とは思えない怪しい女の役がハマってました。
錯覚とか幻覚が作品のテーマの一つなのでどこまでがフェイクでどこまでがリアルなのか最後はもう判別不能になってしまってますが、ガブリエルの台詞からするとハッピーエンドなのでしょう。

あまり内容の無い映画ではありますが、そこそこに面白かったです。

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大本命作品、ショーシャンクの空にを鑑賞しました。
映画批評サイトではどこをみてもトップクラスの評価で安定し、同時期に公開されていたフォレスト・ガンプに賞は独占されたものの、その後の評価では逆転した感のある、以前より楽しみにしていた作品です。

この映画はネタがバレると面白くないので、具体的な内容に関しては一切触れませんが、まずは「すばらしい映画」であること、全面的に肯定します。本当におもしろかったです。140分あまりの作品で、中だるみが一切なく、時を忘れて没頭できたのは久しぶりでした。
この映画は分類でいうとヒューマンドラマになるらしいのですが、ヒューマンドラマとしてはそう優れたものであるとは思いません。同様に刑務所内のコミュニティを題材とした社会映画というにはいささかフィクションが過ぎます。一つの作品の中に色々なエッセンスが絶妙な配分で構成されているように私は感じました。
そしてこの映画の特徴にも思えたのが、作中になんども感じるカタルシスの存在でしょう。地獄のような環境の中から一筋の光明を掴む達成感、満足感を主人公のアンディーは鑑賞者に与え、そしてまた何事もなかったように地獄に舞い戻る。そのストイックかつクールな姿勢が多くの人々の心を捉えるのだとおもいます。
いろいろ書きすぎてこれから観る方の面白さが損なわれると困るのであまり多くを語りませんが、この映画は「必見」と評価します。

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久々の映画鑑賞。週末は全国的に天気が大荒れらしので準備しておきました。

で、ミッショントゥマーズです。ツタヤのコメントが妙に目立っていたので予備知識無しで借りてみたのですが・・・
そんなにつまらなくはないです。正統派SFでややこしいところはガンガン端折って物語りをグイグイ進める手法で展開にもたつきがありません。CGは見事な演出としょぼい演出が同じ映画のなかで混交していて妙に思えましたが、しょぼくても最低限のレベルはクリアーしているのでまぁ良しとします。

で、良くないところ。
オチがすべてを台無しにしているといっても過言ではありません。このオチはねーだろ!とこの映画を見た多くの人は思ったことでしょう。この映画をみるなら、「コンタクト」の方が良いという意見をみかけましたので、今度はそっちを観てみようとおもいます。

ミッショントゥマーズ。オススメしません!

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