DVD: 2009年8月アーカイブ

男たちの挽歌

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ジョン・ウー監督、主演のチョウ・ユンファの出世作で二丁拳銃をつかうときたら、こらぁ一度は観ておかなきゃとおもいつつ、TutayaDiscasに在庫が無くてしょんぼりしていた香港映画の「男たちの挽歌」。ひょんなことから手に入ったので早速みてみました。

ストーリーはまぁ、在って無いようなモノで、中国マフィアの内部抗争と警察との絡みを描いた作品なのですが・・・ めっちゃ期待してたわりに、チョウ・ユンファが格好良く無くてがっがりでした(笑)
なんというか、イメージとしてはリベリオンみたいに(あるいは張さんみたいに!)スタイリッシュなアクションを期待していたところ、なんか序盤で脚打たれて、その後は片足引き摺りながら戦っているわけで、まぁかっこよくはないよねぇと言ったところです。やっぱり80年代の映画だなぁ、香港映画だなぁ、と言わざるを得ない(実際そうなんだから仕方ないのですが)部分も多く、有り体に言ってしまえば期待を大きく裏切られてあんまり面白くなかったです。
いろいろとダメな部分ばかり論ってしまいましたが、決定的だったのは刑事役のレスリー・チャンのウザさ!これに尽きます。逆に、ガンアクションを除けば、ユンファとホー兄貴はけっこう良かったかもと思える程度の評価はできるので、冷静に考えると私があまりに期待過多であったと言わざるを得ないでしょう。

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あ・・・ありのまま起こったことを話すぜ!
「日曜日の昼下がりからNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」のDVDを見始めたら、21時になっていた。」
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

と、ポルナレフっぽく解説してみたものの、要するに1話60分のドラマ「ハゲタカ」をあっというまに全6話すべて視聴してしまったわけで、恐ろしい者の片鱗どころか醍醐味を味わってしまいました。
なんつーか、最初から最後までずっと鷲津のターン!って感じで、美味しいところ総取りのビジネスドラマなのに血潮が滾る素晴らしい作品です。なんだか死ななくてもよかった人が死んで残った人が苦しむ展開がちょっとイヤだなぁと思わないでもなかったのですが、それを引き金にして紡がれる動き出したら止まらない怒濤のマネーゲームは背景がドロドロなのに結果的にはスカっとしてしまう不思議なものでした。
特に鷲津がX@△された後からの展開は、涙なしでは語れない熱い仁義の物語であり、妙に凝りまくった報道シーンとあわせて見所満載の6時間、あっというまです。
続編の映画も公開されているとのことなので、DVDでリリースされたら確実に即観ます!というか、ドラマは終わってしまっても、この後の展開がどうなるかめっさ気になります。

その他にも鷲津の参謀が超シヴくてかっこよかったり、ドSスレで有名な栗山千明さんの美しいお姿が拝めたり、DVDーBOXの売れ行きが好調な訳がよくわかりました。
でも!なんといっても鷲津さんの語りに勝る見所はありません!あの、キメ台詞でのパンを変えた連続ショットとかサイコー過ぎます。

正直なところ好みはまぁあるだろうなぁと思う作品ではありますが、プチ個人投資家の私にはめっちゃ楽しめる内容でした。「腐った日本を買い叩く・・・ 買い叩く・・・ 買い叩く・・・」しばらくアタマの中から離れそうにありません(笑)

あぁどうしよう・・・映画みにいっちゃおっかなぁ・・・
こんなもの観ちゃったら辛抱たまらんですよ。

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