久々にDVDで映画を鑑賞しました。ここのところTutayaDiscas召還は音楽CDに偏っていたことと、マリオカートWiiが面白すぎたことが原因ですが、文学と映画は定期的に成分補給をしないと禁断症状がでるので気をつけなければなりません。
さて、この映画はトム・ハンクスさん演じるFedex社員が搭乗した貨物飛行機が太平洋上で墜落し、無人島に流されるという割とよくあるパターンの映画です。ところがどっこい、無人島へ行く前のハンクスさんの演技とは思えぬ人間臭さだとか、無人島シーンでそして4年後になった後、25kgも減量して撮影に挑んだという話に偽りの無い削ぎ落とされた裸族ファッションの凄まじさだとか、ストーリーの平凡さなどまるで気にならないほど迫力があり、なかなか興味深く鑑賞できました。
中だるみが無くストーリー展開が速い上に長い映画ではないことから、ざっくりと映画が見たいなぁというような時にはオススメできる作品です。本格的に腰を据えてがっつり鑑賞するには少々威力に欠けることから、あまり期待をすべきではないと思いますが、それでもトムさんのシヴい演技を十分に堪能できる作品です。
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