ハウルの動く城

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歯医者の治療中に液晶画面でちらっと観たとき、ものすごく可愛らしい犬のカットがあったので、それ以来ずっと気になっていたのですが、そうこうしているうちにDiscas召還で順番が繰り上がって届いたので本日観てみました。

・多くの方が既に鑑賞されていることと思いますので、内容については特に触れませんが、呪いの内容が最後まではっきりしないのがムズ痒い作品でした。

・可愛らしい犬の名前はヒンというらしく、喘息患者の咳のような声で鳴く犬で、優柔不断かつあまり忠犬っぽくないところが気に入りました。ぬいぐるみがあったら買ってしまいそうです。

・ジブリの作品でよく批判の対象となる俳優の声優起用ですが、今回のキムタクさんは失敗なように思えました。なんだか声が落ち着き過ぎて、ハウルのダメっぽさと合っていなかったように感じます。

・もののけは割と好きなのですが、千尋からゲド(これは観る気すら起きない)までスマッシュヒットが無いので、ポニョに期待しています!

以前、宮崎さんのインタビュー記事を何かの雑誌で読んだのですが、宮崎さんは戦下のメロドラマっぽい作品を以前から作りたがっていたというような記述があり、なんだかこの作品は宮崎さんのやり残し消化のためという意味合いもあるのかなぁなどと思ってしまいます。

他のジブリ作品と比べると、最下位かブービーくらいの評価になりますが、特別につまらないわけではなく、期待していたほどではなかった、そんな作品でした。

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このページは、が2008年4月26日 23:09に書いたブログ記事です。

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