N響の静岡公園@清水文化会館マリナート

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以前にも何度か主張していたとは思いますが、静岡市は音楽イベントの過疎地です。東海道沿いの政令指定都市にも関わらず、アーティストのライブは東京>横浜>(浜松)>名古屋の順に巡ることが多く、とりあえず静岡はよほど丹念に地方を回る方々ではないと寄ってくれない都市なのです。(もっとも、その気になれば東京や名古屋に遠征する手間は全然かからないので、そういう意味では恵まれていると言えなくもないのですが)
さて、という音楽的過疎地である静岡に久々にN響が来るということで4月にチケットを取ったのをリマインダーの通知で思い出し、清水文化会館マリナート公演に行ってきました。
私はクラシックはとてもよく聴く方だとは思いますが、それを語れるほど詳しい訳ではなく、日本最高峰のN響の公演内容についてあれやこれやと批評するだけのリテラシーを持ち合わせていないのですが... 間違いなく清水文化会館マリナート大ホールの音響は素晴らしい! 某静岡市民文化会館とは大違いどころではなく、地方自治体が運営しているホールの中では今までで一番良かったです。席も2階席の2段目最前列通路側、ホールのほぼ中央付近とかなり良い席であったことも影響しているとは思いますが、割と近所にこんなにも素晴らしい施設があったとはついぞ知りませんでした。
ちなみに帰りがけに来月以降の催事を眺めていたら上原ひろみさんのコンサートもあるらしいので、それもチケットが取れれば行ってみようと思ってます。(静岡交響楽団という団体もあるらしく、定期公演をやっているみたいなのでそちらも機会があれば。)
しかし、考えてみればJRの清水駅直結のシティーホールならばおとなしく電車で行けばローコストで帰りに飲酒もOKというオプションがあることに帰る間際になってようやく気が付き、どこでも近場なら車で移動する癖が完全に染みつき、静岡暮らしもながくなったものだと感慨にふけったりもします。(そのくせ近所の素晴らしいシティーホールの存在をしらなかったにわか静岡市民ではありますが。)
ここのところ、映画にコンサートにと以前にはないくらい文化的な暮らしをしておりますが、時間に余裕があるときはちょこっと外出するとかえって疲労が取れたりすることに最近気が付き、その効果を確認しているという背景があります。家にごろごろ自体は疲労回復に大きな効果をもたらす半面、ごろごろしている最中におやつを食べたりおやつを食べたりおやつを食べたりしていると体調というかフィットネスコンディションを著しく損ね、「疲労は取れたけど体は重い」という本末転倒を回避する一つの手段としてなかなか有効なものであると確信しています。

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このページは、necokickが2016年8月29日 23:38に書いたブログ記事です。

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