仕事が忙しくて余暇はすべて休養に充ててしまうと、映画を見る気力すら奪われるようで、そうすると映画に限らず本や旅行などにも消極的になりネガティブスパイラルがどこまでも続いてしまいます。ところが運よくお盆期間中は余裕ある業務進行で、仕事が終わってからひと遊びする気力が戻っており、そのタイミングでシン ゴジラを観たらいろいろスカッとして久々に映画熱が復活しつつある中、リドリー・スコット監督、主演マット デイモン、それだけで必見であるオデッセイは、何故観るのがこんなにも遅くなったのか不思議であるほど個人的にど真ん中ストライクなキャスティングの作品です。
内容としてはひどく単純なもので、火星探査隊の隊員であるワトニーさんが火星に取り残されてしまい、救援が来るまでなんとか生き延びるというものです。一見するとハードSFっぽい内容でシリアスな感じかな?と思うのですが、作風は明るく軽快であり、身構えずに観られたところにとても好感が持てました。やや長めの作品でしたが、最後まで飽きずに気持ちよく鑑賞できる万人向けの作品だと思います。
難点といえば、最近の米国映画にありがちな中国持ち上げ要素がかなり露骨に含まれている点くらいで(原作は映画よりもっと親中表現らしいですが... つーか 別に中国が出てきても一向にかまわないのですが露骨すぎると萎えるんだよ!)、最近見た映画でなにかおもしろいの無かった?と聞かれたときに無難に挙げられる貴重な作品と言えるでしょう。
ちなみに火星探査隊の隊長はどこかで見たことあるなぁと思っていたら、ゼロ・ダーク・サーティの主人公マヤ役の女優さんでした。
ここ最近はなかなか良い作品に巡り合えているので、もうあまり見ている人はいないかもしれませんがBlogの更新も頑張って行きたいところです。
そしてぼちぼちマット デイモン主演のジェイソン ボーンの作品情報も公開されているようなので、あまり期待せず待ってみようかなと思っています。
ブログ見てるよー
更新楽しみにしてます