昨日は急に長崎の仕事が入ったので、朝11時頃に熊本新港から島原へフェリーで渡ろうと思ったのですが・・・なんと普段ではありえない満員御礼にて12:30までお待ちください状態。新港から島原外港へのフェリーは2路線あるので、よほどのことがないかぎり2系統とも満員御礼になることはないのですが、何はともあれ急ぎであったことから、長洲港まで走り有明フェリーで渡ろうと思ったところ・・・
なんと、有明フェリーまで満員御礼!しかも私の2台前の車まで!おとなしく諦めて遅れる旨を先方に伝え、結局13時発の有明フェリーで渡航することとなりました。
1h以上の時間があったので、お弁当を食べながら日経新聞を車の中で読んでいたのですが、その中にあっさり異様なまでの混雑の原因が載っていました。「長崎ランタン祭り」です!。・・・シラネーし(笑)
なんでも、長崎中華街の旧正月祝いを14年前から市を挙げてのイベントにしたらしく、毎年70万人以上の集客を誇る割とメジャーなイベントとのこと。日経の土曜版に、祭りの期間中によく食べられる中国風のお菓子「一口香」とランタン祭りはしらなくてもこれだけは知っているねじねじ型のお菓子「麻花児(まふぁーる)」が紹介されていました。仕事がおわったらそのままランタン祭りを観にいってもいいなぁとは思ったのですが、一人で行ってもしょうがないので結局日帰りしました。しかし、島原外港の売店で一口香とまふぁーるが販売されていたのでこちらは迷わず購入。まふぁーるは特別美味しい!という味ではないのですが、シンプルで素朴な味わいがなんとも言えず後を引き、何本もかじってしまいました。一口香は饅頭のような外見とは裏腹に中身は空洞で、甘い蜜が内側に張り付いていてお茶菓子にぴったりだとおもいましたが、さすがにこれは1回に何個も食べられるものではないので、職場の茶菓子にしようとおもいます。
船の甲板でのんびりまふぁーるをかじっていると、島原フェリーの冬の名物であるカモメ@おやつハンターの襲撃に合い、危うくお菓子袋を海にもっていかれるところでした。彼らの袋菓子奪取能力は鳥とおもって甘く見てはいけません。
なにも知らない子供が港で売られているかっぱえびせんをカモメの突撃にビビって盛大にぶちまけるシーンは何度もみてきました。野鳥なのでファルコンパンチをお見舞いするわけにもいかないので、エサをやるときは手すりから少し離れて軽く投げてやると空中で見事にキャッチします。(取りこぼしもすくなくありませんが)
ランタン祭りは観にいくことができませんでしたが、70万人を動員するイベントがあるということだけはわかりましたので、機会があったら観にいってみたいものです。