その他: 2010年4月アーカイブ

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今日は偶然早起きしたところ、天気も良く、予定もなく、たまには遠出しようかなぁと思い立ち、ちょうどしだれ桜が満開になっていると昨日のラジオで紹介されていた山梨県の身延にある身延山久遠寺に行ってきました。

身延山の近くには仕事で何度となく訪れているのですが、久遠寺はすこし脇道に入ったところにあるので、存在は知っていても実際行くのは初めてです。なんでも、この季節の久遠寺は全国からしだれ桜を観に来る人たちで大変混雑し、直接車での乗り付けは不可能とのこと。近くの駐車場からシャトルバスが出ているそうなので、とりあえずいってみよっかなぁとほぼ無計画に出発しました。
うんざりするほど混雑していたら、そのまま白州か甲府に抜けてワイナリーでワインか、酒蔵で日本酒でも買って帰ればいいやと気楽に考えていたのですが、朝早かったせいか(といっても、車で静岡8:00発、到着9:15くらいでした)駐車場も十分に空きがありシャトルバスもほぼ待たずに乗れて幸先良しです。
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すると、そのシャトルバスでひとつ前の席に座った年輩の夫婦に同行している犬と目が合ってしまいました!なんだか柴犬ぽいけど、胴が長くてウェルシュコーギーにも似ている不思議な(そして落ち着きのない)犬でしたが、ご主人に聴いてみたら「柴犬とコーギーのハーフ」とのこと。そのまんまぢゃねーか!
でも、非常に可愛かったです。麻呂っぽい眉毛、胴長だけどコーギーより長い脚、断尾されてないふさふさの尻尾、ひさびさに犬成分を吸収させてもらいました。

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門前町でシャトルバスを降り、そのままずんずん坂を上ってゆくと5分ほどで久遠寺の山門に到着します。なんでも、日本三大門(そんなのあるのかよ!)のひとつに数えられる立派な門なのだと、シャトルバスガイドの修行僧が解説してくれました。確かに立派ですが、門といえば金剛力士像が無いと物足りなかったです。
ちなみにこの久遠寺というのは日蓮宗の総本山だそうで身延山は霊山であり、信仰の対象だからバチあたりなことはすんなよ!と修行僧の警告がありました。

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山門を抜けると、高低差100m以上の石段がそびえ立ってました。これまた修行僧の警告で石段はかなりキツいから自信の無い人はやめとけ!とのことでしたが、健康に問題のない成人ならば息は弾むものの辛いというほどではなかったです。でも、訪れる人の最頻年齢層は推定55歳前後であり、となると無理は禁物かもしれません。

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とりあえず、有名なしだれ桜を観るのは後回しにして、先に身延山の山頂までロープウェイで上がってみました。往復で1250円なのでべつにいかなくてもいいかなぁと思ったものの、20分待ちで上れるのは大変幸運なことらしく、天気もよかったので上ってみたのですが、霞がかかっていて景色はイマイチでした。気温も下より5度くらい低く、かなり寒かったです。山頂の奥の院を参拝してそそくさと下山。

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そして本日のメインイベントたるしだれ桜見物です。身延山全体がしだれ桜とノーマル桜だらけで、桜は十分に堪能していたのですが、それでも樹齢400年のしだれ桜は迫力が違います。なにせデカい!枝振もみごとで、これはたしかに一見の価値がアリです。

帰りは門前町をぶらぶらしながら桜見物。今日一日を通して、身延山全体が桜だらけで驚くほど奇麗であったのがとても印象的でした。
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ここのところ仕事ばかりで休日はずっと体力回復の大義のもと巣籠もりばかりでしたが、たまには外出もいいなぁと改めて思いました。今回は思いつきで行動したとはいえ、ちゃんとトレッキング装備を調えてロープウェイではなく山頂まで徒歩でゆけばよかったと現地について後悔したものです。これから遠出するときは車にトレッキンググッズを乗っけるようにしたいものです。

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