音楽: 2009年4月アーカイブ

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ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」作品8 1-4を千住さんが幻のストラディバリウス「デュランティ」で演奏した一枚。これをどれほど待ち望んでいたことか・・・
そもそもヴィヴァルディのthe four seasonsそのものがヴァイオリン協奏曲のなかで直球ど真ん中かつ最強の一角であることに疑いはないのですが、よく聞く割にお気に入りの一枚が無かったなぁとも思っていました。ところが、先日NHKの視点・論点で千住さんが自分の持ち道具である「デュランティ」について熱く語っているのをそのままぼんやりとみていたら(youtubeに上がってました)、最後に四季の冬、第二楽章Largoをおもむろに弾きはじめました。これがもぉ・・・テレビの悪い音源でもはっきりとビリビリッっとくる強烈なLargoで、もちろん即Get。しばらく聞き惚れてしまうほどめっさツボな一枚でした。

これはクラシック好きでなくてもオススメできる一枚で、確実にヘヴィローテに入る至極の一枚を見つけた喜びを噛みしめてます。

CMようこ2

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CDボーナストラック盤を待っていたものの、ガマンできずにi-tunes storeで購入し、一週間聞き倒しました。あいかわらず菅野よう子のCMワークスは多彩(多才?)なラインナップで一見するとおよそ同じ人間がつくっているとは思えないものの、いろいろ聞いているとそこかしこに菅野節成分が含まれているのが魅力のひとつです。
前作にはド本命のトヨタハリアー「LionMan」が含まれていたのですが、今作はもうひとつ期待していた東京電力「いちじよじ」のフルカットが収録されていて大感激です。はじめて聞いたときからあまりにキャッチーなフレーズ「いちじよじ~♪いちじよじ~♪とっても暑いのいちじよじ~♪」で中学生の時分、よく歌っていたのを思い出します。残念なことに首都圏ローカルなCMで他の地域の方とは共感できず、期待していたyoutubeにもUPされていないのですが、94年度ACC優秀賞受賞の冠もついているわりと有名な作品です。CMようこ2は前作に比べて受賞作品が多くちょっと堅めの作品が多いのですが、そのなかで本人様が歌っている曲は堅さとは無縁であり、アニメ声優のような脱力系の声でほのぼのとした気分になれます。その他印象が強いのは「トヨタistのMyLove」「日立グループの悲壮アレンジ」「ホモ弁のテーマソング」あたりでしょうか。あぁこれも菅野さんなんだ・・・という曲盛りだくさんで、いろいろな作品を楽しめるCMワークスは今回もまた得した気分です。

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