音楽: 2008年3月アーカイブ

N響 熊本公演

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たまには生演奏を聴きたいなぁと思っていたのですが、熊本にはなかなか贔屓のアーティストが来ないのでどうしたものかと思っていたところ・・・N響コンサート@県立劇場がありました!これもある意味贔屓のアーティストと言えなくも無いでしょう。
昨年の冬、散歩中に劇場の年間スケジュールを眺めていたとき公演予定を発見し、チケット発売日にローソンのロッピーでまで買いに行ったのですが、チケット発売から公演まで2ヶ月以上時間があり、発売日の時点では自分のスケジュールがどうなっているかまるで見当がつかなかったことから、一番安いB席(3000円)1人分だけ買ってスケジュールがあわなければ諦めるつもりでした。2週間前になっても予定は特に入らなかったので、あとは当日開演の19時までに県立劇場にたどりつけるかどうかという問題だけでしたが、なんと職場のBOSSが風邪ひいて病欠!意外なほどあっさり定時に仕事を切り上げられて、開演45分前には劇場に到着しました。もっとも、BOSSがいたとしても「用事があるので上がります」で問題なく定時で抜けられたとは思うのですが。
そして、思わぬ幸運はチケット発売日にロッピーで購入したおかげか、B席とはいえ3階の最前列中央のシートでいままで観てきたクラシックコンサートの中でも上位何番目かの良い席でした。以前行ったクラシックコンサートは、ほぼすべて新聞屋さんがくれるサービスチケットであったため、あまり良い席ではなかったこともありますが、凄く得した気分です。

演目は
・メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
・シューマン:ピアノ協奏曲
・ブラームス:交響曲第一番

県立劇場のコンサートホールはそこまで大きな会場ではないのですが、演奏後の拍手が熱烈でした。演奏が素晴らしかったので当然なのかもしれませんが、さすが火の国はクラシックファンも熱いです。ピアノ協奏曲はロシアのアレクサンドル・メルニコフさんという方がピアノを演奏されたのですが、アンコール(ショパンだったかな?)後も拍手が鳴り止まないので結局4回くらい、舞台袖と舞台を往復してました。
しかし、なんといってもブラームスが良かったです。演奏批評ができるほどいろいろ聴いているわけではないのですが、CDと生の違いを存分に堪能させてもらいました。やっぱりライブの音は体に響きます。
アンコールはブラームスのハンガリー舞曲の4番でした。初めて聴く曲でしたが、有名なハンガリー舞曲の5番と似たフレーズが多く親しみやすいというか、アンコールに適度な長さの曲だなぁという印象でした。

今回はいろいろ運が良かったこともあり、大変満足のできるコンサートでした。県立劇場は会社からのアクセスも良いので、機会があれば熊本交響楽団の定期演奏会なども聴きにいってみようかなと思います。

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