サッカー: 2006年6月アーカイブ

あのエキセントリックなフランス人監督は、自国開催とはいえ弱小国を決勝トーナメントまで導いたわけで、その手腕は高く評価されて良いと私はおもっています。
で、本題。中村俊輔はフィジカルがっちがち系のチーム相手にはあんまり使い物にならないということ。FKはフカすか壁にあてる、すぐ転ぶ、バテる、なんかしょんぼりです。
相手がPK外してくれたお返しとばかりにどフリーを外すFwと、最後の最後まで右サイドを好き放題突破された宮本は一級戦犯でFAだと思いますが、存在感の無い小笠原、交代ではいったのに何もしなかった玉田、日本はそうとう終わってると思いました。がんばったなぁと思うのは川口と中沢と中田くらいでしょうか。クロアチアも監督の言葉とは裏腹に攻撃が雑なチームだったので、決勝トーナメントにはブラジルとオーストラリアでいいのではないでしょうか。98年のフランスでは3連敗しましたが、今度は全部負けなかったというだけで私はOKだと思います。
問題はチェコです。ガーナに粉砕されてピンチです。よりにもよってイタリアがアメリカと引き分けてしまったので、チェコが勝ち抜ける為にはイタリア戦に勝たないといけなくなってしまいました。条件付で引き分けOKですが、そんなのに頼ってはいけません。またもロシツキーマジックが炸裂してくれることを祈るばかりです。

そして、Civ4を衝動買いしてしまいました・・・

ベストイレブン

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YahooでW杯のベストイレブン投票があったので、投票してきました。フォーメーションは4-3-1-2でこういう面子になりました
意外なことに、オランダからの選出はなし。メッシかロッペンか悩みましたが、アンリにはウィンガータイプのFwは合わないと思ったので、芸の細かいメッシかドログバか迷ってメッシ。現役最強のロナウジーニョは守備がいまいちなので、ガチで選ぶと私のベストイレブンには入ってくる余地が無いです。
MFは悩みましたが、トップ下のカカとボランチのデコは確定で、ピルロとランパードの代わりにジェラード、バラック、ネドヴェド、ロシツキーあたりが候補です。
DFも割と悩みどころなのですが、左のA・コールとCBのネスタはほぼ確定。右サイドバックはベレッチをいれたかったのですが、代表に選ばれていなかったのでシシーニョを選びました。既にカフーより上だと私は思ってます。
GKはチェヒかブッフォンの2択から勢いのあるチェヒを選出。現役ではこの二人が頭ひとつ抜けてる感じです。

考えてるだけで幸せです。W杯は偉大なり。

どういうことだ!

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フランス戦もブラジル戦も地上波でやらないなんてどういうことだ!
フテ寝します。

前座はすべったものの、真打ちはやってくださいました!
豪快ミドルに飛び出しからのループ、もうロシツキーにメロメロです。起きててよかった。
アメリカもかなりの完成度の高さをみせてくれましたが、相手がわるかった。チェコは今大会いままでみたチームの中で一番戦術完成度が高いです。中盤からのプレスもあんまりかけない、DFラインもあんまり上げないという、現代サッカーの主流とは全く違う戦術なのですが、とにかく懐の深い陣形で、突破をはかると必ずどこかで網にかかるシステムと、そこからの速攻は錬度の高さが際立ってます。
この後もガーナ、イタリアと手ごわい相手ばかりですが、チェコの1抜けはそうとう固いでしょう。
とはいえ、イタリアの試合をまだみていないのでなんとも言えないところですが・・・
なんでイタリアvsガーナを地上波でやらないのか不思議ですが、もしもやってたら私は明日の会社を病欠していたことでしょう。むしろ幸運だったと思うことにします。

グループBのイングランドvsパラグアイ、スウェーデンvsトリニダード・トバコをTV観戦しました。
とりあえず、見た限りの力関係はイングランドが頭半分くらい抜けているだけで、パラグアイとはそうおおきな力の差はないようです。パラグアイ自体は守備がすっごく固いです。もうガチガチです。スウェーデンは打てども打てども点の入らない展開でしたが、地力はパラグアイとそう変わりはないでしょう。トリニダード・トバコは、得点力が非常に低い感じで、パラグアイ相手にはまず点は入れられそうに無いでしょう。
イングランドvsパラグアイは暑かったせいかすごくダレた試合で、面白くなかったです。ボールは回らず、ミスも多く、パラグアイの失点はオウンゴールだったので、不運としか言い様が無いでしょう。イングランドは40年ぶりの優勝とか言ってますが、無理です。特にFwががんばってるのはわかりますが、単独の局面打開ができる選手ではないので、試合がすぐ硬直してしまいます。自慢のランパード&ジェラードの中盤も、多分ふたりともお疲れです。よほどコンディションがよくならないとベスト8くらいかなぁとおもいます。
パラグアイも堅守速攻のチームをそのままに善戦したのですが、中盤まではしっかり組み立てられるものの、ここぞというときに点が取れないという脆さがあるようです。サンタクルス一人ではなかなか点は取れないとおもいますが、ポストプレイが上手なのと、ディフェンスの固さがうまく噛みあえばスウェーデン相手に勝つ可能性は十分にあるでしょう。
正直なところ、グループBの試合は両方ともいまいちでした、その後に行われたグループCのアルゼンチンvsコートジボアールは熱風吹き荒れた好ゲームだったらしく、4時からとはいえこっちを地上波放送してほしかったです。

独逸vs日本のダイジェストを見たのですが・・・
多分独逸代表は駄目です。有体に言って、予選リーグの突破も楽観はできないくらいまずいとおもいます。
というのも、4年前からずうううううっと言われ続けていたCBの問題が本大会の直前になってもまったく改善されてないというか、むしろわるくなったんじゃ?と思うくらい質が低く、日本のFwも動きがほどほどよかったというのもありますが、それでも日本のFwにいいように差し込まれるようなCBでは決勝リーグで勝ち上がるのはまず無理でしょう。突破力の強いオランダやアルゼンチン、ポルトガルあたりと対戦したら、勝ち目は相当薄くなるでしょう。
私はもちろん日本代表も応援しますが、今年はオランダ代表をイチオシにしています。なんといっても監督がファンバステンです。そう、史上最強のストライカー、ファンバステンが監督なんです。もう、これだけでオランダ人になっちゃうほどです。その彼がどんなチームでW杯を戦うのか、いまから楽しみでなりません。あえてスター選手を切ってまで、戦術重視で選び抜いたオランダは、いままでのオランダナショナルチームのカラーを一新したようなインパクトのあるチームに仕上がったとの前評判であり、もう、開催国が駄目なら近所の国にがんばってもらうしかないというわけです。

ちょっと気が早いかもしれませんが・・・私の予想は
◎ブラジル ○オランダ △イタリア ×ポルトガル といったところで。

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