PCゲーム: 2005年2月アーカイブ

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今日も元気にポートロイヤル2。チュートリアルの3で生産施設の建設方法を学習しながらプランテーションの作り方を覚えるのが目的のようです。
で、さっそくカカオ農園を建設し、生産物を卸して利潤を上げるわけですが、このゲームには在庫の管理コストという概念が無いので、資本は一定範囲で無限大と仮定すれば、ひたすら原価率の低い商品を買い漁ることが重要なようで、仕入れ先行型の商いをしていればほぼ損をする事が無いようです。当然高く売れる場所で売ったほうが良いのですが、仮に高く売れても、大量に供給を行うと値崩れがおきてしまうので、平均単価以上の利ざやを意識すると数量が裁けないことから、移動コストをかけてまで高く売るよりも、大型消費が見込める大都市圏で安定した供給を続ける方が結果が出しやすいようです。チュートリアルモードだと多品種少量か少品種多量のどちらか一方を選択しなければならないのですが、シナリオやフリープレイでは船団を複数運用し、機動力重視の船団に多品種少量で利ざや重視、積載量重視の船団に自前の生産物などを裁く数量重視でやると効率よく稼げるのでしょう。実際にやるのはかなり面倒だとおもいますが、こういうゲームもたまにやると楽しいものです。
どうもこのゲームは、「安く仕入れて高く売る」からスタートし、「安く仕入れるために自前で作る」に移り、「原価率を高めるために加工を行う」を経て、最終的には「PQを稼ぐ為に雇用を促進させる」、つまり人工増やした者勝ちのように思えます。どうも、中盤以降は貿易をするというより、原材料の仕入れにカリブ海を駆け回るという印象が強く、また利益のほとんどを自前のプランテーションで捻出させていることから、あまり交易ゲームという気がしなくなってきました。そもそも、遊んでいるときにまでMやらPやらQやらVやら会計臭い数字の計算はやりたく無いような気がしてきたので、案外すぐに飽きてしまうかもしれません。今のところは小規模なプランテーションと交易重視のプレイでカリブ海を堪能していますが、ひたすら資産を増やすプレイに徹するのならば、もはや大航海時代というよりもシムシティーライクなゲームのように印象がかわってきました。

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さて、1ヶ月ぶりにWar3TFTでBnetにログインすると、やはりというべきかExp.が腐ってレベルが2~3、ランクが100~200位くらい落ちていました。放置していたのだから仕方が無いのですが、がんばって上を目指す気力は今のところ沸いてこないので、しばらくの間はコマゴマしたゲームでチマチマ遊びたい気分です。で、選んだソフトはカリブ海で交易富豪を目指す「ポートロイヤル2日本語版」。わりと評判がよかったのでいつかは遊ぶ予定だったのですが、実家に戻った際に友人からプレゼントしてもらったのでしばらく遊んでみることにしました。
とりあえずマニュアルも何も読まずにチュートリアルをプレイしたところ、結構感触がよかったです。慣れないうちは操作ミスで損失ばかり出していたのですが、30分も遊べば大体の内容が把握できるシンプルな設計です。もともと大航海時代3を骨の髄までしゃぶり尽くすほど遊んだ経験のある航海ゲーム好きっ子としては、わりとツボなゲームと言えます。もっとも、大航海時代3は迷うことなくイスパニアで征服者を選択しアジアを片っ端から植民地にして遊んでいたのですが、ポートロイヤル2ではプランテーションなどが作れるものの基本的にはカリブ海限定、商人限定の遊び方しかできません。それでも、40の港をせわしく駆け巡り交易の利鞘を積み重ねる快感は中毒性がありそうです。とりあえず、チュートリアル2までプレイしたのですが、うわさどおり面白そうなゲームです。ただし、どこのサイトで評判をみても口をそろえて「海戦がしょぼい」と書かれているので、残りのチュートリアルをどきどきしながら遊んでみようかとおもっています。

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