GWは珍しく概ねカレンダーどおりに休みが取れたにもかかわらず、時間もネタもそこそこあったはずなのに、一度サボり癖がつくとBlogの更新はおもいっきり滞るのは私の一生治らない病気のようです。なにもするでもなく休み中はだらだらと家で本読んだり音楽聞いたりゲームしたりおやつ食べたり、およそ生産性に結びつく行為は皆無であったおかげで、すくなくとも精神的にも肉体的にもリフレッシュできました。つーか、体はリフレッシュというよりは食い過ぎて重いのですけれども。
先月の中頃から頻繁に聴いているYUKIのアルバムですが、一年も前にリリースされていたなんてまるで知りませんでした。知っていればもっと早く聴いていたハズなのですが、音楽関連はリリース時期をあまり気にせず情報収集をしていることから、特に新しい話題にはやや疎いのが実情です。
しかしこのアルバムは期待通り"YUKIのアルバム"でした。期待を全く裏切らない、自分の得意コースを絶対外さない、安定したクオリティはすでに達人の域に達したと言ってもよいのではないでしょうか。有り体に言ってしまえば作風はどのアルバムも似たり寄ったりなのですが、新しいアルバムを聴くたびに「今回も前作に勝るとも劣らない!」と思えるものをリリースし続ける(そしてリリースサイクルも極端に悪くない)ことは尋常ではありません。いわば来るとわかっていても打てないベテランピッチャーのウィニングショットのようなものです。(とても解りづらい・・・)
適度にユルく、不自然じゃない程度にハズし、それでいて全体を俯瞰すると見事な作品として仕上がっている、YUKIさんのアルバム作成は職人芸のような印象であり、次のアルバムもきっとその見事な職人技を披露してくれることでしょう。
コメントする