Zebrahead "Phoenix" と "Panty Raid"

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ゼブラのファンなのに2年近く前に発売されたアルバムを聴いてないとか、すっかりやらかしてしまったので慌てて聴いてみました。ジャスティンout マッティin後のアルバムとしてはBroadcast to the Worldの次のアルバムなわけですが、個人的にはジャスティンもよかったかえどマッティのVo.もかなり好きなのでこのアルバムは十分楽しめました。これぞゼブラ!というような期待通りの疾走感とお馬鹿テイストのミクスチャーロックであり、なんで2年近くも発売されてたの気がつかなかったのだろうと少々ヘコむほど秀逸な作品です。が、前作に比べるとアルバム全体の構成ではやや劣るかなぁと。十分な秀作ですが、前作がホームラン級の出来だったのでさすがにそれと比べるのはやや酷かもしれません。LinkinParkがいろいろと作風が変わるのに比べて、ゼブラの作風はまさにここ!という部分を豪速球で狙ってくれるアーティストであり、個人的には次のアルバムも大変期待してます。

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でも、女性Vo.のカヴァーアルバムPanty Raid、こいつはダメだ(笑) ゼブラといえばスパイスガールズのWannabeのカヴァーがとても有名ですが、2匹目のドジョウを狙ったのかひたすら女性Vo.のヒット曲をカヴァーしたこのアルバムは1回ネタとして聞けばもう十分というか、元の曲の良さが生きてないというか、アレンジがよければまだマシなのでしょうがどの曲もアレンジがわるくてもっさりもさもさ。ゼブラのスカっとする爽快なテイストがほとんど無く、選曲もアレンジももうちょっとがんばろーぜー!というかなりがっかりな作品でした。クリスティーナ・アギレラの超名曲、Beautifulをゼブラが歌ったらいったいどうなるの?と心踊らせて聴いてみたらおもいっきりスベがっかり。なので評価がより一層辛くなってしまったかもしれませんが、アヴリルのGirl Friendとかワリとテイストが似てるんじゃ?と思えるような曲でさえ「ふ~ん」くらいの出来なので、このアルバムはなかった事にして良いです。

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このページは、が2011年3月28日 22:26に書いたブログ記事です。

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