さきほど大きな地震が静岡山梨あたりで発生したのですが、私の家は静岡市内で震度も4くらいとたいしたことのない地震で被害は全くありませんでした。もともと家にはあまり物が無く、引っ越してきたとき大家さんがちゃんと家具を固定してくれた(つっかえ棒を張ってくれた)ので、震度5くらいまではなんか大丈夫なんじゃない?と勝手に思ってます。もっとも、海岸線から2.5kmくらいしか離れてないので大津波が来たらひとたまりもありませんが・・・
さて、寄生獣で有名な岩明均さんの現在連載中作品であるヒストリエを、これまた地震の足止め中に立ち寄ったネカフェで読んできました。この作品はアレクサンダーに書記官として使えたエウメネスの波瀾万丈の生涯を描いた作品だそうで、裕福な過程に育ったエウメネスが奴隷に身分を落としながらのし上がってゆくサクセスストーリー兼、古代ローマの文化を描いた歴史作品と言えるでしょう。
作中でいまのところアレクは子供のままで学舎にて学んでいる最中であり、エウメネスの生涯を描くのであればまだまだ先は長そうですが、幼少の頃からエウメネスはかなり暴れん坊だったようでマケドニアに辿り着く前もそれなりに楽しい作品です。
とりあえず現在連載中の作品ですが、エウメネスがときのマケドニア王フィリッポスと出会ったところで第一部が終わりなのでキリの良いところまで読むことができます。
古代ローマが好きならば外れ無しだとおもいますが、寄生獣のノリを期待するとやや期待はずれになることでしょう。また、忘れてはならないのがAAで有名なハルパゴスの「ばーっかじゃねぇの?」であり(わたしはこのAAでこの作品を知った)、一見の価値はあります。
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