あまんちゅ 2~3巻

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東日本大震災の後からまるでBlogの更新をしておりませんでしたが、ただの不精であり被災したわけではありません。地震のあった日だけ、ちょっとだけ災難があったくらいです。
その日は取引先との打ち合わせで伊豆の方に行っており、順調にスケジュールを消化して14時そこそこには帰路についていたところ、途中で給油したガソリンスタンドにて地震の第一報を受けました。あわてて職場や親兄弟と連絡をとろうとするも携帯がまるでつながらず、こりゃえらいこっちゃと帰りを急いだものの、案の定東名高速と国道一号線(海岸線を通っているため、津波注意報が出るとあっさり通行止めになる現代東海道のアキレス腱)が通行止めになり、静岡市内の自宅に帰るには大渋滞している山越えルートか通行止めが解除されるまで待つかの2択になり・・・・  高速道路入り口付近のネットカフェでだらだらとくつろぎながら状況を見守ることにした次第です(笑)
結局、早朝の空いている時間帯に抜け道のさらに山側をとおっている普段は通らないような舗装されていない山道を一気に走破して帰宅したのですが、通行止めが解除されたのは翌日の夜だったので我ながらナイス判断!と自画自賛してしまいました。

さて、そのネカフェでだらだらしている間に読んだのがあまんちゅの続きで、1巻でとまっていたのを3巻まで読み進めました。
この作品を読むと、1巻を読んだ時同様、久々にダイビングにでもいきたくなります。思えば伊豆まで2時間の場所に住んでいるのだからやろうと思えばいつでも潜りにいけるのですが、そう思っていても一向にやろうとしないのが私という人間なので仕方がありません。しかし、作中にでてきたダイビング初心者御用達スポット大瀬崎は、仕事で何度となくとおったアクセスの良い場所であり、たしかに近隣にダイビングショップが多数あったのをいまさらながら思い出しました。ここまで好条件がそろっているとさすがにちょっとやってみてもいいなぁと思ったりするのですが、いつも思うにとどまるのもいつものパターンです。
相変わらず天野さんの作品は読んでてアルファー波前回の和み成分満載であり、黒板にお絵かきして写メとっちゃうシーンとか、大瀬崎で初ダイブのてこがいつになくハジけてたところとかとても良かったのですが、双子の弟がガスガス蹴られるシーンやどげせんもびっくりの土下座シーンなどは、ちょっとだけなんだかなぁといったところもありました。ARIAでいうところのウッディーのようななんだかなぁ成分ですが、さほど害は無いのでみなかったことにしてしまうのが良いでしょう。
まだ3巻までしか出ておらず、これからまだまだ先が長そうな作品なので焦って読む必要は無いと思いますが、いずれ読まないと勿体無いクラスの秀作であることに疑いはなく、個人的には天野さんの代表作たるARIAとほぼ互角のクオリティと感じてますが、よくも悪くも似通っている部分が山ほどあるので、もうすこし前作の匂いを消してくれたらなと個人的に思ってます。

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このページは、が2011年3月14日 23:41に書いたブログ記事です。

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