ミスト

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久々にホラー映画でもみてみよっかな!ということで、以前より気になっていた「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」の監督である(どちらも原作はスティーブン・キングなのだそうです)、フランク・ダラボンさんのホラー映画「ミスト」を観てみました。
予備知識としては割と評判の良いB級ホラーという程度のことしかしらなかったのですが・・・ホラー映画の王道をゆく作品でした。
ストーリーは、ボストン郊外の田舎町がとつぜん濃い霧につつまれて、その霧の中に触手うじょうじょだったり、毒針をもった巨大節足生物であったり、ウルトラリスクみたいな大型甲殻生物が徘徊しはじめてさあ大変! 主人公は子供と一緒に町のスーパーに閉じ込められてしまって、どうやってこの危機を乗り越えるの?というものでした。たしかに出てくるクリーチャーも恐いのですが、この作品はクリーチャーが恐いというよりはそれらが原因で引き起こされる恐慌状態に陥った人間の恐ろしさがメインかなぁとおもいます。でも、クリーチャーをはじめ十分にキモくてグロい要素が含まれておりますので安心してください!
ホラー映画の王道をゆく直球勝負な怖さのある作品ですので、ホラー好きなら一見の価値のある作品のように思えます。逆に、キングが好きだったり、ショーシャンクの空やグリーンマイルが面白かったという理由で観ると腰を抜かす可能性すらあるので(衝撃的なシーンもすくなからずあります)お気をつけください。

コメント(4)

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なかなかおもしろかったと思います。
元々キングの作品って、神さまネタ多いし、クトゥルーネタも多いし、結局人間が怖いよね?ってのも多い気がするので王道かなぁと思ってみました。
下手なゾンビものより怖いのは事実ですねw

触手といいワラワラ具合といい、モロにクトゥルフなクリーチャーなところに原作の古典的要素を感じますが、私はああいう異形にはあまり恐怖心を煽られないので、どちらかと言えばイカれたおばちゃんの方が恐かったです。あとは・・・背中が割れてわさわさわさ~ってのはちょっと、いやだいぶ嫌悪感があります(笑)

これ私も以前見ました。
グロシーン以上に、ラストのやるせなさや皮肉感が印象に残った作品でした。この辺同じキングのペットセメタリーなんかと通じる物がある気がしますね~。

個人的な感想としてはラストシーンはいまいちというか、そこで諦めちゃうの?最後まで足掻くのが人間ってもんでしょ!と説教したくなりました。
ペットセメタリーはなんだか恐そうですが、恐怖成分がどうしても欲しくなったら観てみますね!でも恐そうだ・・・

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このページは、が2009年9月23日 23:08に書いたブログ記事です。

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