風よ龍に届いているか

user-pic
0
090802.jpg

Wiz好きとしてはいつかは読んでみたいと思っていた、私の中では伝説となっている本であるベニー松山の「風よ龍に届いているか」。ひょんなことから手に入ったので早速読んでみました。
この作品はWizの第3作「リルガミンの遺産」をベースにし、前作の「隣り合わせの灰と青春」のキャラクタの生まれ変わりという設定もそのままにうまいことまとめた作品で、前作を読まないと面白さ半減なわけですが・・・ さすが日本最狂Wiz野郎ベニー松山!期待していただけはありました!ツボを押さえた展開と、少なすぎず冗長過ぎず絶妙なボリューム、そして後味すっきりの読み応え。読み手のことを考えた構成はさすがとしかいいようがありません。

そもそも、この手の作品は読み手を選ぶ反面、ターゲットには「こうかばつぐん」になるよう造られていることから、当然ながらターゲットたる私は一撃でガツンとやられてしまったわけで、今すぐにでも旧ゲームボーイを引きずり出してWiz外伝IIをやりたくなってくるからもうダメダメです。先日はWiiもってるならモンハン3やろうぜ!と言われましたが、なんだかああいう採集ゲームは作業のような感覚に苛まれて長持ちしないくせに、Wizだけはなぜだか延々と確率と格闘してもまるで苦にならないから不思議です。(でも、モンハン3は衝動買いの可能性を否定しません)

なんだか訳解らなくなってきましたのですが、
Wiz好きなら「和風Wiz純情派」(無料のweb創作作品) 「隣り合わせの灰と青春」「風よ龍に届いているか」の3作品は読んでおいて損はありません。幸せになれます。読んだあとにまたWizやると、妄想パワーで面白さ4割増しです。

コメント(2)

| コメントする
user-pic

冒頭のマディの使い道とか、さすがベニー! と思いますよね。
『司星者セイン』シリーズとかも面白いですよ。
そういや和風Wizは『迷宮街クロニクル』としてソフトバンククリエイティブから出版されたそうで。

司星者セインも是非読みたいと思って
いたのに、すっかりタイトル忘れてま
した・・・ 思い出させてくれて謝謝デス!

書籍化した和風Wizは完結したら全部
買って読むつもりです。でも、まだまだ
先でしょうねぇ・・・ 全4巻くらいになり
そうな感じですし。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2009年8月 2日 23:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Rurutia 「R°」」です。

次のブログ記事は「ミント味?歯磨き粉の間違いだろ!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ