コンタクト 小説と映画を両方消化しました

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オススメされたそばから、Amazonで1円販売されているのを見かけて思わず買ってしまいました。あの商売は送料で稼いでいるとわかっていても、目当ての本が300円そこそこで手に入るなら使わない手はありません。

小説はけっこう厚め x 2とかなりボリュームがあり、これでつまらなかったら涙目だなとおもいつつ読み始めると、けっこーというか、かなりというか、王道SFテイストの中にもどういう形で宇宙人とコンタクトしちゃうの?という疑問から、その後の解読やら実践やら興味は尽きず、結局は睡眠時間を削りまくり3日くらいで読み上げてしまいました。正直なところ宗教がらみのところなどはかなり冗長で読むのが面倒な箇所も何カ所かありましたが、クライマックスが気になって最後まで一気に読むことができたあたりにこの作品の特徴があるように思えます。

で、次に映画版をみてみたわけですが・・・ 一応最後まで観たものの、監督がロバート・ゼメキス、主演がジョディー様じゃなかったら途中で投げてたかもしれません。とにかく、小説以上に展開がダラダラしていて、決してつまらないわけではないのではないのですが、途中何回かウトウトしてしまいました。小説より登場人物を大きく減らして展開を整理した形跡がみられるにもかかわらず、かえってわけわからんというか、このシーンにこんなに手間かけちゃうの?という作品に対する見解の相違を強く感じ、それでもやっぱりそこそこ盛り上がるのはロバート・ゼメキス監督の手腕なのかなぁなどとおもったりおもわなかったりです。
ただし、原作を先によんでしまった後に見る映画は、兎角評価が辛くなりがちなので、その点を考慮すればそんなに悪い作品ではないのかなぁと思わないでもありません。

小説は、SF好きならお薦めできます。映画に関しては小説を読まずに観るならアリなのかな?くらいです。でも、いきなり宇宙人探索の研究をしているという展開に対して、アカデミックな印象より変人チックな感想を抱いてしまうことが予想され、シリアスな展開とのギャップを感じてしまう可能性が考えられなくもないので、判断の難しいところです。

コメント(2)

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お勧めした作品中、初めて!?納得できるレベルの作品だったようだな、こちらは12国記を消化中であります。

十二国記は風の万里までガマンして、
ダメだったらスルーもやむなしかと。
それより、次のオススメアイテムを
所望!

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このページは、が2009年8月27日 21:58に書いたブログ記事です。

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