ライフオブ デビット・ゲイル

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アメリカの死刑反対運動を題材としたサスペンス映画であるThe Life of David Galeを観てみました。重めのテーマと、映画批評サイトでの比較的高い評価が決め手となった訳ですが、ただのサスペンスとしてもかなり秀逸な出来だと思います。
死刑囚で冤罪を主張するデビット・ゲイルさんとジャーナリストのお姉さんとの対話が中心の現代シーンと、ゲイルさんが語る過去のシーンが交互にやってきて、最終的な真相が徐々に明らかになってくるような構成なのですが、これ以上突っ込むとネタバレしそうなので、後は観てのお楽しみにさせてもらいます。
日本ではあまりヒットしなかったようで、かなりマイナーな作品らしいのですが、大人向けでグロ無しサスペンスの中では無難に紹介できるだけの内容があります。

作品の紹介文では死刑反対運動がテーマなどというとなんだか近寄りがたいものがありますが、たまたま舞台がそうであっただけで、ごく秀逸なサスペンス映画だと思いました。一見の価値アリです。

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このページは、が2008年9月15日 22:39に書いたブログ記事です。

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