パッション

user-pic
0

080302.jpg
未読であったHellsingの8、9巻を読んだ後に、そういえばまだ観てなかったなぁと思い出し、話題作であり、問題作でもあり、興行収入も高かったということでいつかは観てみようと思っていたことからDiscas召還をかけました。

内容は、聖書のキリストの受難のシーンをなるべく忠実に再現を試みたものなのだそうですが・・・ ナザレのイエスがユダヤ教徒に連行されて、拷問されて小突き廻されて磔にされる。そして最後に復活するとしか言い様の無い映画でした。
宗教作品なので細かい言及は避けますが、作中のユダヤ教徒がかなり悪人として描かれており、ユダヤ系の方々が反発する理由が解らないでもありません。それくらい、ユダヤ教司祭の子飼いの兵士がナザレのイエスを薄ら笑いで拷問し小突き回すシーンは、ごく基本的な道徳に抵触し、強い嫌悪感を観るものに与える強烈なインパクトがあります。
少なくとも娯楽目的で観る映画ではありませんが、一般教養として観るには悪くないのではないかと思います。作中に一切の注釈が無いので、疑問に思ったシーンを調べるだけでもいい勉強になるのではないでしょうか。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2008年3月 2日 16:42に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「待ちに待った十二国記!」です。

次のブログ記事は「椅子が涅槃に旅立ちました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ