Civ4 Btsの所感など

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今週末は久々にゲームを堪能しました。こんなにまとまった時間遊ぶのは実に久々です。歳のせいか以前ほど趣味に熱中できない自分に不安を覚えたりすることもあるのですが、時間の価値が自分の中で年々重みを増してきていることから、その重みと比して時間を費やす価値の有無に思い至ってしまうのが最たる原因であり、その価値があると判断すれば以前と変わらず意識のすべてを注ぎ込むことができる。その事にこそ大きな喜びを感じます。

さて、通しで2回ほど貴族レベルで遊んでみたわけですが、新要素についてはアタリハズレが大きいように思えます。
1回目はルーズベルトにて文化勝ち。2回目はエリザベスにて宇宙勝ち。という結果なのですが、1回目のルーズベルトはガチ勝負。2回目のエリザベスは展開的に圧勝だったのであえて宇宙まで引っ張りました。その中で感じたのは新要素の中でも、教皇庁、スパイ、攻城兵器の仕様変更、新テクノロジー、改良AIは良い追加要素だということで、特にスパイと教皇庁は序盤の展開をより幅広く複雑にする素晴らしいものです。以前は無用の長物だった万里の長城は一気に大人気Wonderと化し(序盤で大スパイを狙えることから)、教皇庁のおかげで、序盤の宣教師攻勢による軍事によらない力学がAI相手にプレイするときにとても面白く感じます。
逆に駄目な追加要素は企業でしょうか。文化勝利に貢献する要素ということで無論悪くはないのですが、企業争いを楽しむには些か登場する年代が遅すぎるようです。もっとも、企業のメカニズムをまだ完全には理解していない点も含めての評価ですが。(食料企業による人口ブーストは理論が確立されればおもしろそう)

1回目のプレイにWL以前ではあまり使わなかったルーズベルトを使ったのは、スパイという要素から今回は組織志向が強いのではないか?ということの実証と、新しいWonderを試すために勤労志向で建設を加速させるためなのですが、組織志向が強いというのはほぼ確実という実感があります。以前より社会制度維持コスト半額という利点は軽視ならざる志向だったのですが、今回はにかく裁判所コスト半額というのが極めつけにオイシイ要素であり、序盤のスパイポイントの蓄積に大きな役割を果たします。
新しい不思議は教皇庁とコルコバードのキリスト像(擬似宗教志向)が強力、マウソロス霊廟(黄金時代の継続期間UP)とゼウス像(戦争相手の厭戦感情2倍)がそこそこといったところで、シュエダゴン・パゴダは宗教荒稼ぎ+信教の自由コンボで八方美人を目指すのが面白そうです。

今まで2回のプレイではスパイをパッシブにしか使っていなかったので、次は積極的にテクノロジー奪取、施設破壊工作などにつかってみようと思っています。いろいろデータを見た限りでは、皇子レベルくらいまでならペルシャのダレイオス1世(金融、組織)が馬をGetできること前提でかなり強そうなので、次はコイツで遊んでみます。
ちなみにギルは・・・ 遊ぶ気がまるで起こらない駄指導者です(笑)

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このページは、が2007年12月17日 21:48に書いたブログ記事です。

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