真の英雄の集う場所

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ヤン・ウェンリー曰く、

英雄など、酒場に行けばいくらでもいる。その反対に、歯医者の治療台にはひとりもいない
という名台詞があります。この言葉は英雄というものの安っぽさを皮肉ったものでありますが、一方で歯科の治療というものがいかに倦厭されているかという事実もまた表しています。歯科の治療台にいる人が真の勇者というわけではありませんが・・・ すくなくとも歯科の治療に赴くということは、多くの人にとってそれなりの覚悟を要する行為であるということに異存は無いかと思います。
では、なぜ歯科の治療がそれほどまでに倦厭されているのでしょうか。理由を考えてみたのですが・・・

A. そんなの痛いからに決まってるぢゃねーか!

というわけで、ワインに良く合うプリッツをげっ歯動物の如くカリカリかじっていたら、歯の詰め物が取れてしまい、泣く泣く歯医者に行ってきました。
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(最近のヒットおやつです!)
そういえば最近、冷たい食べ物を食べると歯にしみるなぁとか、右奥で噛むとたまーに激痛が走ることがあるなぁとか、いろいろとネガティブなことを考えながら初診を受けたところ・・・長期通院確定なほど、色々みつかったそうです(涙)
虫歯自体は軽度なものが何箇所か見つかっただけなのですが、会社勤めをはじめてから一度も歯科に通院していないだけあって、治療済みの歯のメンテナンスや歯石の除去、そして親知らずの処置など、よくもまぁこれだけあったものだというほど、いろいろ説明されました。
良い機会なので、全部やってください!と先生にお願いしたところ、じゃぁ、さっそく今日から始めましょうとニッコリ微笑まれてしまい、治療台と言う名の拘束台に固定され、あとはもぉまな板の鯉になったつもりでずっと口をあけていたわけですが・・・

先生が「痛かったら手を上げてください」って言っても、既に開幕からすんげぇ痛い訳で、削る前の高圧水やら唾液吸引ノズルですら痛い訳で、いちいち手を上げていたら治療にならない訳で・・・ そりゃ我慢しましたよ。でも、足はパタパタ手はプルプル、みっともないから止めようともっても、あればっかりは本当にどうしようもありません。それでも、痛みに耐えて大きく口をあけ、少しでも先生が治療しやすいように協力し、一瞬でも早く治療がおわるようにするのがもっとも合理的であることから、痛いですか?と聞かれても、絶対に肯定しないと心に誓い、無事1回目の治療を終えました。
今回は取れた詰め物の詰めなおしと上前歯の歯石除去をしてもらったのですが、痛いのを耐えた甲斐があり、前歯が綺麗になってかなり嬉しいです。そう、歯科は治療しないと治らない代わりに、治療すれば効果をすぐに実感できる点は魅力的です。というか、これくらいのご褒美が無いとなかなかあの痛みには耐えられないことでしょう。
あえてのこり何回か質問はせずに、次回の予約だけを入れてきましたが、歯科通院は途中で挫折する確率が最も高い医療機関であり、重要なのは最後まで通院し、定期健診もちゃんとうけるようにすること、今回はなんとしてでも最後までやり遂げる所存です。

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僕のいってる歯医者さんは、治療前に必ず入念な麻酔をしてくれるので、痛みを感じたことがありません。なんで他の歯医者さんも同じことしないんだろうかと思います。necoさんも探してみられては?

最近歯医者行きましたが開幕数秒で手挙げてその後はひたすら麻酔でした。
あんな強烈な痛みは我慢するものじゃないです

歯医者ほど治療内容に差が出る医者もない気もしますね。完全に技術職です。
あと、最新の設備と最新の理論でやってるところも全然内容が違いますね。
自分の行き着けもほとんど痛みを感じさせないし、必要以上の治療や削りは絶対にしない主義みたいです。

私の良く行く歯医者は、半年に一度定期健診のはがきを出してくれますよ。
そして、毎回レントゲンを撮るため、値段は高めです。
定期健診のおかげか、虫歯になったとしても浅いもので麻酔などなく突く程度で終了。
歯科衛生士のおねえさんが美人なのもポイントです。

私の行きつけの歯医者さんも痛そうな治療のときは塗る麻酔をしてくれるので痛みはないですよ~。
おかげで歯医者に行くのは怖くないです。
というか不精して行かなくなることが多…あ、いやいや;;
私もそろそろ歯のメンテに行かねば~と思い至りましたですよ。
美味しいものずっと食べたいなら歯のメンテは欠かせません!
はやくすっきり綺麗になるといいですね^^

なんだか我慢するのはNGなんですね
今度の治療では即ギブアップして麻酔漬けにしてもらいます!
設備はみるからに最新鋭の機器なので、頼めば痛く無いようにしてもらえるのかもしれません。
一方で、私は麻酔が効きづらい体質だという話を医者から聞いたことがあるので、そのあたりも関係してるかもしれません。

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このブログ記事について

このページは、が2007年11月20日 20:37に書いたブログ記事です。

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