Fate/Zero Vol.3 散りゆく者たち

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やっとこさ手に入ったので、睡眠時間を削ってその日のうちに消化しました。むしろ残しておくと、取るもの手につかずになってしまいます。提督には万感の謝意を!

以下ネタバレ含みDeath!

すでに本編のクオリティを超えているという評価をいまさら繰り返すつもりはありませんが、ともかくZeroはギルが熱い!
この物語は聖杯「戦争」であることから戦いは不可避だとはおもうのですが、戦いそのものが半ば目的と化しているセイバーやランサーと比べると、享楽と愉悦にとっぷり浸かったギルの方が何倍も魅力的に思えます。そう、戦いなどは余興でやるものだという姿勢に共感を覚えますし、高いところから人の業を愛でる傲慢な部分など、こうでなくちゃ!という要素がぎうぎう詰めになってます。本編だとギルは完全なデークになっていてめっさカッコワルイのですが、Zeroでは本編でちっとも出番のなかったギルの魅力が存分に発露していて爽快です。そしてなにより、戦闘だとマヌケなあたりが凄くイイ!(笑)
今回はアレクさんの見せ場がすくなかったものの、小憎たらしいソラウがさっくりと狩られたり、龍之介君が狙撃であっさりリタイアしたりと、切嗣の胸の空く活躍ばかり目だった感がありますが、そろそろマスター直狩りで死にそうな人たちもいなくなってきたので(ウェイバー君は直狩りされなさそう)、いよいよサーヴァント同士の宝具の打ち合いになってゆくのでしょう。でも私は、宝具の打ち合いよりもギルの説教のほうがずっとおもしろいと思います。

それにしても、この話は本当にあと1冊でおわるのでしょうか。私の心配はその一点に尽きます。

コメント(4)

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あと残っているのはセイバー、バーサーカー、イスカ、慢心王ですからね~。確かに次の一巻で終わるか怪しい・・・

個人的にはバーサーカーの何でも有りな戦闘法がかっこいい。

バーサーカーはまだ真名が出てませんのでなんともいえませんが、マスターが動機も実力もへっぽこな野郎なので私の中では低評価です。
慢心・・・いいじゃないですか!彼の御仁には戦い以外のところでがんばっていただきたいものです(笑)

普通にキリツグ好きな俺が来ましたよ。

個人的にはリュウノスケとキャスターの会話シーンが凄い良かった。
なんか高揚感があってグッと来てしまいましたぜ。戦闘はしょぼかったが……
あと4巻ではウェイバーの成長に期待します。

>とらふぃ~
キリツグはまぁ、おおかたの予想通りな方だったので、蓋を開けてみると意外なほどインパクトが無かったというのが私の印象です。
ウェイバーはともかく、インパクトで言うならばイスカに勝るものは無いでしょう。やられるのは判っているとはいえ、私は断然イスカを支持します!

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このページは、が2007年8月 6日 23:01に書いたブログ記事です。

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