雪山遭難?そーなんですよ!

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まさか、三月の半ばに熊本で雪山遭難するとは思いませんでした・・・
今日は大分に仕事へ行って、16時頃からぼちぼち熊本に帰ろうとしたところ、道路交通情報にアラートが出ているのをちらっと見かけました。たしかに大雨が降ってるし、どこか山道が通れなくなったかな~くらいの軽い考えで高速を使って鳥栖経由のルートを選択したのですが、別府=日出 が雪の為に通行止めになっていました。(ちなみに大分はとても雪が降るような気温ではなかったので、本当に何かの冗談だとおもっていました)
 仕方が無く、大分米良まで戻って10号線>57号線のルートで帰ろうとしたところ、竹田を抜けたあたりから路肩に雪が積もりはじめ、波野で完全に路面凍結。(この時点でやっと雪が冗談ではなかったことがわかりました)それでもチェーンをはめつつのろのろと西へ進んだのですが、57号線最大の難所である滝室坂が完全通行止め。そのあおりで10キロ以上の渋滞で行くも退くもできない状況になりさぁたいへん。
 念のために状況を上司に報告すると、市内では多少雨が降っただけの天候だったらしく雪山遭難の事実を何かの冗談だと勘違いする始末。まぁ・・・私も大分で降雪通行止めの案内を何かの冗談だと思ったわけですが。

 結局、滝室坂にはラッセル車と凍結防止剤散布車が投入され通れるようになったのが22時頃。その間、タイヤスタックした車を押したり、チェーンまで凍結して動けなくなったところを助けてもらったり、いろいろなトラブルがありました。
 なんとか乗り越えてやっとこさ滝室坂を突破したときは、自然に対する畏怖と理不尽な仕打ちに対する憤りでなんとも複雑な心境だったものの、それなりの満足感や達成感もありました。日々の生活の中で何度もこんな目に遭うのは勘弁ですが、たまにこんなプチ冒険があるのもそんなに悪くないかもしれません。無論、無事に帰ってこられたから言えることなのですけれども。

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このページは、が2007年3月15日 23:48に書いたブログ記事です。

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