遠い世界の出来事だとおもっていたのですが、どうやら母におれおれ詐欺師から電話があったようで、声が違うと言ったら風邪をひいて微熱があるとのたまったそうです。
怪しく感じてすぐにメールで確認をしてきたので事無きを得たのですが、個人情報が漏れていたようで私の名前を名乗ったそうです。騙られた身としてはこんなに腹立たしいものだとは思いませんでした。
そして普段はニュースで詐欺の報道を見ても別世界の出来事のように感じていたのですが、身内に手を出されるとこれほどまでに憤りを感じるとは思いませんでした。連中は救いの無い人間です。
その気の毒にも思えない連中に自分だけではなく、身内もだまされないようにするためには、やはり普段からの危機管理が大切なのでしょう。つまり、ニュースの報道を別の世界の話ではなく隣人の出来事であると認識し、いつ自分が巻き込まれてもおかしくないという心構えの有無が重要に思えます。だまされていることに気が付かないというのが考えられる最悪の事態ではありますが、それらの殆どを避ける為にはわずかな意識改革と一手間の労力で事足りるわけで、今回の件を想定外の予防接種として有効利用できればと思います。
詐欺師は救いがありませんが、その連中からでも学べるものはあります。
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