つまみぐい

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海辺のカフカを呼んでいる途中だったのですが、成り行きで「皇国の守護者」を読むことに。現段階では9巻まで出版され、まだ完結はしていないそうです。
なんというか、主人公の新城直衛の歪みっぷりに感服しつつも妙な共感があり、なかなか楽しく読めています。架空戦史ものの1巻の多分に漏れず、1/3くらいはバックグラウンドの説明に充てられているため、本編はあまり進行していないのですが、これから読む2巻が楽しみです。
戦争と自国の権謀術数、そして家内の憎愛劇、なんというかすっごくドロドロとしているように思えるのですが、その中で新城が示す現実的狂気の直球勝負が一種の清涼剤となっているようで、テーマほど重い印象は受けません。

しばらくはカフカは外で、皇国は家でということになりそうです。

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で合ってますかね?

実はいまだにトラバのメンテをおこなっていなかったり・・・
なんか表示が変なふうになるんですよね~
というわけで、現在トラバは出来ないんですよ。申し訳ないです。

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このページは、が2005年7月31日 20:29に書いたブログ記事です。

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