星界の戦旗 Ⅴ

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まさか星界の戦旗の続編を読むことができるとは・・・ 完全にあきらめていた星界シリーズ最新作が8年ぶりにリリースされたのでマッハで読みました。
8年ぶりの発刊ということで内容に関してはそりゃもう復習は必須というか、事前に既存の戦旗4冊はざっと読み直したのですが、その上で最新刊のⅤは8年というブランク期間がありながらも紛うこと無く立派な星界シリーズの最新巻であり、諦めかけていた物語の続きが読めたことに大きな喜びを覚えます。

今作で戦旗の第一部が完結し、第二部は作者曰く
『第二部からはいよいよ、歴史と向かい合わねばなりません。こんなことを書くと、永遠に第二部は始まらないだろうと思われるでしょうし、それもまったくもって無理からぬことなのですが、なるべく早く読んでいただけるようにしたい、と考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします』

とのことであり、8年も待たされた身としては森岡氏の「なるべく早く」は2020年頃かな?などと漠然と、そして諦観を多分に含んだ感想を持ったのですが、何かの間違いでも構わないので、出来れば来年くらいにはなんとか出てくれないかななどと淡い期待を持っていたりもします。

内容についてはもう、まぁこうなるだろうなという展開そのまんまであり、いままで星界シリーズを最初から読んできた人たちにとっては容易に想像し得る結末でしたが、それはなにも期待はずれというわけではなく、これからの展開に思いを馳せるに十分な終わり方であったと言えるでしょう。
もっとも、まだ第一部が終わっただけであり、この先どれくらい続くのか想像もできませんが、今後は早いスパンで新刊がリリースされ、完結に至ることをただ祈り願うのみです。正直、望みは物凄く薄いと思いますが。

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このページは、が2013年3月25日 22:18に書いたブログ記事です。

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