内藤泰弘 "血界戦線" 1~5巻まで

user-pic
0

120804.jpg

前々から読みたいとおもっていた内藤泰弘の血界戦線。どこのコミック喫茶にも置いてなかったのに、ツタヤコミックレンタルに置いてあった(そして全巻貸し出し可能であった)ので、思わず借りてみました。
内藤泰弘の作品で、Wikipediaによると作品コンセプトは「技名を叫んでから殴る漫画」とのこと。これは期待せずにはいられないわけですが・・・ 実際読んでみるとなんだか期待していたほどではないかなぁと。
考えてみればトライガンも面白くなるまですこしかかったし、そこまで激ハマりするほどでもなかったのでこんなもんかなぁと思わないでもないのですが、些か期待しすぎたようです。

とはいえつまらないわけでもなく、たしかに「技名を叫んでから殴る漫画」というコンセプトはなかなか興味深いものでした。しかし、ストーリーが冗長なのと(特にライブラって何がしたいのかよくわからない)、設定がカオス過ぎて収拾がついてない感じを受けるのが大きなマイナス点でしょうか。ようするに、よく分らんけど「技名を叫んでドカーン!」というのが多すぎるんじゃないの?という印象が強く残りました。

とりあえず見かければ読みますが、積極的に追いかけることは多分無いかな?くらいの評価です。多分風呂敷を最初に広げ過ぎて収拾がつかなくなったところ(今ココ)でなんとか持たせようとてこ入れするけどそのうち打ち切りになるのではないかと予想します。正直あんまりおすすめじゃないです。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2012年8月 4日 19:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「鬼束ちひろ "FAMOUS MICROPHONE"」です。

次のブログ記事は「石川智晶 "この世界の誰にも語らせないように"」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ