ヴィンランド・サガ  8~11巻まで

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ここのところ究極的な出不精で、仕事と生活必需品の買い出し以外にまるで外に出ない生活を続けていましたが、さすがにそろそろコミックの続きを読みに行かないと、すべて最初から読み直すハメになると思い(時間があるならソレはソレでOKなのですけれども)、本日は夜に漫喫行っていろいろ読んできました。で、最初に手に取ったのがヴィンランド・サガの11巻。新作コーナーにあったので、そのまま未読の8から読んでみました。

クヌートが最初に出てきたときとは完全に別人となって久しく経ちますが、いまじゃもう完全に支配者、為政者の立ち振る舞いとなり、身内に一服盛ったり、豪族から金銭を巻き上げたりするのもお手の物といったところでしょうか。一方のトルフィンは農奴の身分からようやく自分を買い上げて自由の身になれそうなのですが、戦士から農民にクラスチェンジしてまだ日も浅く、そしていまだアシェラッドの幻影を夢に見てはうなされるダメっぷり。それにも一区切りつけたような描写もありましたが、次のステージに行くにはまだ助走が足りてない、そんな印象でした。で、最後にトルフィンが農奴として働いている豪族の土地を接収するためにクヌートが押しかけて邂逅があるのかな?というところでおしまい。まだまだ先は長そうな作品です。少なくともプラネテスの5倍くらいは続きそうな印象を受けます。(つまり20巻近くまで続くんじゃない?という予想です)

間違いなく今後も面白いまま推移することうけあいのヴィンランド・サガですが、やはり問題は発刊ペースでしょうか。アフターヌーンは月刊誌だから多少遅いのは目を瞑るとして、それでも他の作品とくらべて、ちーとばかし(いや、かなり)おそいんじゃねーの?と思ってしまいますが、あのクオリティを維持するためには仕方がないのかも知れません。
アシェラッドが退場して今後どうなるか心配していたこの作品ではありますが、今度はクヌートがヘタレ>豪腕王として気骨をみせてくれそうなので一安心です。

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このページは、が2012年2月 6日 02:32に書いたブログ記事です。

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