最近アニメ化されたり、コミック書評で強プッシュされていたりと勢いのある「ちはやふる」ですが、最新の15巻までようやく追いつきました。
相変わらず熱血青春スポコン成分ドカ盛りなのですが、それでいて暑苦しさがあまり無く、清々しい作風のこの作品、今回消化分も十分に面白かったです。1年生が入ってきてすぐのあたりはちょっと停滞したかな?という感じもしましたが、さすがスポコン漫画は大会に入ってから際限なしに熱くなってゆきます。13~15巻あたりの団体戦準決と決勝あたりはスポコンの王道でありながら、最後まで勝ち負けが予測できない(この作品はかなりよく負ける)手に汗握る展開が続き、確かにこれなら万人向けでオススメできるというのも納得です。
特に今回消化した12~15巻は駒野くんと肉まんくんの活躍が光る場面で上手に瑞沢のチームの結束を描いたところが秀逸でした。
メインメンバーが全員2年生なので、このままでゆくとあと1年分、巻数にして10冊ちょっとくらいは続いてくれそうな感じですが、今後もますます楽しませてくれることでしょう。
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