ちはやふる 7~11巻まで読み進め

user-pic
0

110303.jpg

前回は6巻でとまっていたので、先週の日曜日に漫喫で最新の11巻まで読み進めました。
巻を重ねるごとに面白くなって行くこの作品、一般的な評価も極めて高いようで「このまんががすごい!」の2010年女性向けで前年の3位からナンバーワンとなるなど、作品の盛り上がりが反映されている証拠でしょう。
というわけで、未読部分を消化して一言。現在連載中のスポ根コミック(ジャイアントキリングはスポ根じゃないよ!)の中で、個人的には最高クラスの作品であると言って差し支えない作品と評価します。
ちはやふると同じクラスのスポ根コミックは、ぱっと思いつく中では月マガのCapetaくらいでしょうか。スポ根、友情、高校生の群像劇、そしてほんのり甘酸っぱい成分が含まれていたりして、それでいて読んでいて小っ恥ずかしくなるようなこともあまりない(すこしはあるw)絶妙なブレンド比は頭抜けたクオリティです。
特に駒野先生やかなでちゃんや肉まん君など、脇を固めるキャラクタがものすごく良い味を出していて、試験勉強を投げ出して太一の応援に行ってしまった千早をたしなめる駒野君のメールとか、新入部員の菫に対する接し方にあれこれ試行錯誤するかなでちゃんとか、できる子なのに巡り合わせの悪い太一をさりげなくフォローする肉まん君など、これぞ青春群像劇!と喝采を贈りたくなるほどです。競技はマイナーなれどストーリーは高校生の熱血スポ根の王道まっしぐら、今後ますます楽しみな作品であり、その期待に答えてくれる作品であることと思います。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2011年3月 3日 21:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「シグルイ 最終巻まで読み終わり」です。

次のブログ記事は「Nekostagram」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ