ゼクシィのCMソングで久々にヒットを飛ばしたカエラさんのアルバムを借りてみました。ざっと曲の解説をみてみると、ほとんどの曲が何かしらのタイアップ作品になっていて、実際に聴いてみるとなんかどっかで聴いたことあるフレーズだなぁという作品ばかり。
耳慣れているという点を差し引いても最初からとても取っ付きやすい曲が多く、ちょっとタイプは違うもののカエラさんに期待しているのは元Judy&MaryのYUKIさんのような重さを感じさせない作風ということもあり、かなり良い感触のアルバムでした。
こうしてみると、かなり良いペースで作品を発表し、そこそこ露出もあって一線級じゃなくても歌手としては悪くないという点などを鑑みると、もっと評価されてもいいんじゃないかなぁと思わないでもないアーティストのひとりではあるのですが、音楽活動一辺倒ではない点で逆にちょっと損をしてるのかなぁなどとも思います。今日日、5年も6年も本出さない作家やアルバムをリリースしないアーティストが闊歩している中で、年1枚アルバムのペースを維持しているカエラさんはとても好感度が高いです。
コメントする