昨年のうちに完結していたスピカなのですが、私はとんと知らず読んだのは新年になってからです。ちょっと前に最終巻の16だけ読んで、さらに本日は16巻通しで読んだのですが、涙なしには語れない文句無しの感動巨編として完走させた作者様の偉業をまずは称えたい、そんな気分になりました。
最終巻はいろいろ覚悟していた割には穏やかなクロージングとなりましたが、ライオンさんとの別れは作者もクライマックスの象徴として描いたと語っているように、とても綺麗で感慨深いものです。(前回の投稿ではライオンさんはいらない子などと暴言を吐きましたが、この場で撤回させていただきます)
ふたつのスピカはスポコンではない青春物語の傑作としてその名いつまでも残すことでしょう。
それこそ一晩でも語れるくらい感想がありますが短くはまとめられない、ただ未読の人には「読んでみれ!」としか言いようがない、心を揺さぶり深く残る作品です。やるせない気持ちになったとき、行く先を見失ったとき、凹んだときはこの物語を読んで青春成分を存分に吸収すると良いでしょう。
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このページは、が2010年1月16日 20:48に書いたブログ記事です。
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