インサイド・マン

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凹んでいてもTUTAYAからはDVDが送られてくるわけで・・・
引きこもり週末に観た作品なのですが、これはもう、万人にオススメできる名作(という雰囲気ではないのですが)映画です。

完璧な銀行強盗を計画した犯人と、その解決に望む警察官の間に、様々な視点から横槍が入るストーリーで、ネタがばれるとおもしろさ80%減なので多くは(というかほとんど)語れないのが残念です。

とにかくこの映画の良いところは、つまらないご都合主義的な突っ込みをあまり入れなくて済むところで、過剰な演出に「観てて痛いなぁ・・・」というシーンがまるでありません。(とはいえ、映画なので適度に過剰ではあるのですが)
基本的には知的な戦いでありながら、時に感情にながされ、時にこんなお馬鹿なトリックにひっかかっちゃうの?という展開あり、警察と強盗犯のどちらが追い詰められているのか最後の最後まで判断がつかない、それでいて淡々と進む展開にある種の爽快感さえ覚えます。

まず犯罪ありきのお話なのでクライムアクションが嫌いというのでは仕方がありませんが、「なにかおもしろい映画教えて」という漠然として困った問いかけに対して、安心してオススメできる作品です。

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このページは、が2008年10月29日 21:57に書いたブログ記事です。

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